離職票のマイナポータルで送付へ！令和7年1月開始

　　　　　　　　　　
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「あの人はすごい！」と社長や上司がいわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし！大企業20年、中小企業13年　
人事労務畑一筋で現場を駆け回った人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者：中川清徳 　2025年1月3日 Vol.5828
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明治時代の「消防出初式」開始

（続きは編集後記で）

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離職票のマイナポータルで送付へ！令和7年1月開始
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離職票のマイナポータル送付サービスが令和7年1月から
スタートします。

令和7年1月より、離職者への離職票をマイナポータルを通じて
直接送付される新たなサービスが開始されます。このサービス
により、これまで紙媒体でのやり取りが主流であった離職票の
送付プロセスがデジタル化され、利便性が大きく向上します。

離職票とは？

離職票は、雇用保険被保険者が失業給付を受けるために必要な
書類です。離職後、事業主から発行され、本人に届けられる
のが通常の流れでした。しかし、従来の手続きでは紙媒体での
郵送が一般的であり、書類の到着が遅れるケースや紛失リスク
などが課題とされていました。

新サービスの概要

この新サービスでは、以下の仕組みが導入されます

マイナポータルでの確認
離職者は、自身のマイナポータルにログインすることで、
発行された離職票を即座に確認できるようになります。

郵送との併用
デジタル送付に同意しない場合やマイナポータルが利用できない
離職者には、従来どおり紙媒体での送付も選択可能です。

セキュリティとプライバシー保護
マイナポータルを活用することで、不正アクセスや紛失の
リスクが低減され、より安全な方法で離職票が送付されます。

事業主の対応

事業主においても、離職票発行時の手続きが一部変更されます。
具体的には：
1．従業員からの同意確認
離職票をマイナポータル経由で送付するためには、対象となる
離職者から事前に同意を得る必要があります。

2．システム対応
雇用保険関連の手続きシステムが更新されるため、最新の
システム利用環境を整えることが推奨されます。
具体的には、電子申請システムの最新バージョンを導入し、
対応するブラウザやオペレーティングシステムの確認、
必要に応じてアップデートを行うことが求められます。
また、システム利用者のアカウント管理や適切な権限設定も
重要です。

利用者のメリット

迅速な手続き
デジタルで即座に離職票を受け取れるため、失業給付の
申請がスムーズに進みます。

利便性の向上
郵送の手間や時間が省略され、場所や時間を問わず手続きが
完了します。

エコフレンドリー
紙の使用量を削減することで、環境への負荷が軽減できます。


[中川のコメント]
令和7年1月から始まる「離職票のマイナポータル送付
サービス」は、デジタル技術を活用した行政手続きの効率化
と利便性向上を目指す重要な取り組みです。事業主や労働者
にとっても、新たな手続きに適応することで、よりスムーズ
な運用が期待されます。詳細については、厚生労働省の公式
ウェブサイト（https://www.mhlw.go.jp/）や各自治体の
案内をご確認ください。また、具体的な問い合わせは
最寄りのハローワークでも受け付けています。

スマホ決済、セルフレジが当たり前になりつつあります。
離職票のサービスも当たり前になることでしょう。
この新サービスを活用し、より便利で効率的な雇用保険
手続きを進めましょう！

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編集後記 　　　　　
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明治時代の「消防出初式」開始

1月3日は、江戸時代に発祥した消防の「出初式」は、
明治時代以降、新年の恒例行事として定着しました。
現在でも、全国各地で消防士や消防団が新年の安全を祈る
行事として行っています。

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ご注意 　　　　　
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