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Professional-Teacher
〜できない子からできる子へ〜
中学生向け講座
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第289号
毎週1回発行
＝ご挨拶＝
こんにちは。Professional-Teacherです。
インフルエンザが流行り始めています。
今の時期、受験生にとっては、1日1日が大切な日ですからね。
受験生をお持ちの方は、是非、何よりも「精一杯やれた受験だった」と言えるような
戦いをさせてあげてください。
後悔するような戦いはしない。
それが何よりも大切です。
やはり、今の時期についた癖は、その後、大人になっても続きます。
もちろん、変えることは可能ですが、最初につけないことに越したことはありませんからね。
精一杯やる。
そういう癖。
是非、つけさせてあげてください。
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◆今回のテーマ=「勉強で学ぶ、もっと大切なこととは？」
◆今回のポイント！
●編集後記
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今回は、勉強というものが何を学び、何のためにやっているの？という話題。
よく言います。
「数学の公式なんて、大人になっても役にたたないでしょ。」
「日本史なんて覚えたって、別に知らなくても生きていけるし。」
みなさんの周りもいらっしゃいませんか？
Professional-Teacherから見ると、中学生の勉強は、どれも世の中で生きていくには
必須のもの、知識であると思えます。
もちろん、その知識内容や数学の公式でさえも・・・。
なぜでしょうか？
それは、実際に勉強している内容（数学の公式や歴史知識など）、そればかりが
重要なのではなく、それらを通して学ぶ様々な事が重要だからなのです。
つまり、それらを通して学ぶもの。
たとえば、数学。
「公式なんて、覚えたって使わない・・」
いえいえ。
ココで学んでいるのは、公式を覚え、それを使って問題を解ける、というやり方なんです。
「何かのルールがあり、そのルールを当てはめてみて、問題を解決する。」
そういう考え方を学びます。
（難しい言葉で言うと、これを論理的思考力と言い、世の中でもっとも求められる
基礎能力です。大学受験でも必須となりますが、考えてみてください？
法律を世の中で自分のやることに当てはめる。これも似たようなものですよね。）
たとえば、歴史。
「歴史知識なんて、知らなくても生きていける」
いえいえ。
ココで学んでいるのは、「人の歴史」。つまり、「過去の人が何をどのように考えて
どういう風に生きたのか？という教訓から、これから私たちが何をどのように
解決していくのか？という糸口を見つけるのに役立ちます」
（これは、今騒がれている「問題解決能力」これからの人に求められる能力かも
しれません）
たとえば、理科。
「理科のOが酸素とかの元素記号？そんなの知らなくてもOK。」
いえいえ。
ココで学んでいるのは、「世の中にすでにあり、使われている最低限の物質。
身近にあり、知らなければ自分の身が危険になってしまう必要知識です」
（「混ぜると危険！」なんて張り紙は、書いてなくて知らなくて、事故に
あってしまう人がいたから、できた張り紙です。
知らないって、怖いんです）
なんでもそうですが、中学の段階の勉強は、全部、世の中で生きていくのに必要な
事につながっている。
確かに、学校の先生によっては、数学の先生でさえ、このこと・目的を知らない
先生もいらっしゃるようで、質は確かに下がっているのかもしれません。
しかし、重要なことを学び、覚えていくのは先生次第ではなく、自分次第。
お子さんには、しっかりと伝えてあげてください。
「勉強をするのは、未来の自分のためなんだよ。
今やっている○○は、将来、こんなことにつながっているんだよ。」
どうなるのか？が見えれば、「今」やることの意味とやる気も、きっと、
わいてくると思います。
やっぱり、ただ「ヤレ！」だけでは難しいですものね。
お子さんのこれから進む道の先を、ほんの少しだけでかまいません。
照らしてみてあげてください。
そこから始まる「可能性」も、きっとあると思いますよ。
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●編集後記
がんばれる子、がんばれない子
みなさんは、その差は何だと思いますか？
中学生の段階では、なかなか自分で意識し考えることは難しいですが、その差の原因
の一つに、やはり「何のためにやっているの？」という動機付けがあると思います。
「将来、宇宙パイロットになりたいんだ！」
「高校で、こういう高校に行きたい！」
・・・・・
やはりその時の「強い想い」。これがその差を生みます。
今回のメルマガの内容に関しても、もちろん、何のためにやるのか？という事は
勉強内容をがんばれるための動機付けにほかなりません。
みなさんのお子さんに、動機はありますか？強い想いはありますか？
人は、目指す目的があると、強くなれます。
ぜひ、一緒に探してみてください。
この強い想い。いったい、どこから出てくるのか？
それは、いろいろなことを見・経験し・遊ぶ中から出てくるものです。
いろいろなものに触れさせて、引き出してみてください。
きっと、輝く子になれると思います。
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