2024年11月18日月曜日

【相馬一進】地方創生の不発の元凶

カテゴリー:社会構造
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相馬一進(そうまかずゆき)です。


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さて、さて、今回のタイトルは
「地方創生の不発の元凶」です。


あなたも知ってのとおり、
現在、地方では急速な過疎化が進んでいます。


地方の過疎化は、
その地域に住む人だけの問題ではありません。


なぜなら、農林水産業などの一次産業は地方に多く
地方が衰退すれば、食料や木材などの生活必需品が
手に入りにくくなってしまうからです。


ただでさえ、日本の食料自給率は低いのに
これ以上低くなるなんてヤバいですよね?


今年の夏、米不足が大きな話題になりましたが
あのような状態が日常化するかもしれません。


さらに、都市圏に人口がますます集中すれば
環境問題や交通渋滞、災害時の被害増大など
いろいろな問題も出てきます。


そこで、政府は2014年から
地方創生の取り組みを本格的に始めました。


さて、10年が経った今
地方は活気づいてきているのでしょうか?


地域創生の取り組みについて、
政府がまとめた報告書にはこう書かれています。


「人口減少や東京圏への一極集中などの大きな流れを
変えるには至っておらず、地方が厳しい状況に
あることを重く受け止める必要がある」と。


事実、総務省の2023年の統計では
東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の日本人の人口は
28年連続で転入者数が転出者数を上回っています。


多額の公費をつぎ込んだ地方創生の取り組みが、
うまくいかない原因は、いったい何なのでしょうか?


今回は、そういった
「地方創生の不発の元凶」について解説します。


この問題は、地方に限らず
会社や地域などあなたの身近なコミュニティにも
当てはまる話です。


問題の根本原因がわかれば、
仕事や人間関係の中でも役立ちますので
ぜひ読んでみてください。


※EICの有料記事の一部、ここから


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地方に住むおじさんが、
「地方創生をしたい。若者はなぜ地方を去るのか」
と嘆いているのをテレビなどでたびたび目にします。


おそらくあなたも、地方創生をしたいと言っている
おじさんを見たことがあるでしょう。


私は、そのたびに「お前が原因だよ、老害が!」と
心の中で毒づきます。


ただ、彼らも自分たちなりに
あれこれと仮説を立てるわけです。


「箱物(しっかりとした図書館のような公共スペース)
がない」とか「若者に対しての経済的な支援がない」
とか「お祭りなど魅力的なイベントがない」とか。


こういった理由で、地方創生ができないと考えます。


そして、愚かにも箱物を作ったり、
経済的な支援をしたり、
お祭りをしたりしているわけです。


その結果はどうでしょうか。


それで地方創生が
うまくいったところはあるでしょうか。


ないですよね?


私は声を大にして言いたい。


「全部違うんだよ、老害!」と。


「答えは、お前らが老害として、
伝統的な価値観を若者に押しつけるからだ。

老害のせいで、若者にとっては閉塞感があるんだよ。

だから地方を、自分が生まれ育った場所を捨てて、
わざわざ都会に出てくるんだよ」と。


数か月前、この「地方創生の不発問題」を
NHKが『クローズアップ現代』という番組で
取り上げていました。


この『クローズアップ現代』をまだ見ていない人は、
内容をそのまま文字起こしした以下の記事を
ぜひ読んでいただきたい。


地方を去る女性たち・・・なぜ?本音を聞いてみた
(NHK)
https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic101.html


本当によくNHKがこれを報道してくれたと、
万感の思いです。


この『クローズアップ現代』では、
まさにこの老害が悩んでいる姿がテレビに出てきて、
心の底から「ざまぁ」という感情が湧いてきました。


箱物を作ったり、
経済的な支援をしているにもかかわらず、
「若者がいない」と悩んでいる
地方都市の老害たちがいました。


本当に、何もわかっていないなと感じました。


若者の声を聞かず、自分たちが
「こうしたら良さそうだ」と思う支援を、
ほとんどマスターベーションのような形で
やっているのです。


本当に改善する必要があるのは、
地方に住む「老害たちの価値観そのもの」なのに、
そこから目を背けています。


そして税金を垂れ流しにして箱物を作ったり、
経済的な支援をしてきた結果、
ますます地方の過疎化が進んでいます。


実際、『クローズアップ現代』で紹介された市町村も
「消滅可能性自治体」と認定されていました。


覚えておいてほしいのは、
「老害をのさばらせることは罪であり、
街ごと消滅するという罰を受ける」ということです。


重要なので繰り返します。


「老害をのさばらせることは罪であり、
街ごと消滅するという罰を受ける」ことになります。


老害が重んじている伝統が強ければ強いほど、
若者がそれを嫌って都会に出てきてしまう。


そのため、子どもが生まれなくなって
消滅してしまうのです。


『クローズアップ現代』の中で、
ある女性が言っていたことが非常に秀逸でした。


それは「東京が令和時代を生きているのであれば、
この地方はまるで江戸時代です」という言葉です。


明治でも大正でも昭和でも平成でもなく
「江戸」というところで笑ってしまいました。


けれどもそういうことなのでしょう。


ようは地方都市というのは、
老害の姥捨山だということですね。


もし地方創生をしたいのであれば、
まず50歳以下の若者を市長に選ぶことです。


なぜ50歳かというと、
今日本人の平均年齢はおよそ50歳で、
50歳がだいたい人生の折り返し地点だからです。


私はこのままだと、
日本も韓国のようになるだろうと考えています。


詳しくはこの記事を見てみてください。


ご参考:
韓国男性との結婚を真剣に検討されている
日本人女性に、韓国のいわゆる由緒正しいお家出身の
私から事前に確認してほしいと思うこと
https://togetter.com/li/2392049


先進諸国において、日本が最も
少子化が進んでいると考えるかもしれませんが、
その日本以上に少子化が進んでいる国があります。


それが韓国で、現在の出生率は0.72です。


日本の出生率は1.26なので、
日本よりもさらに低いのです。


この記事からわかるように、
伝統を重んじれば重んじるほど、若者がそれを避けて
子どもが生まれなくなっていきます。


韓国はまるで、日本の地方都市の未来を
表しているようです。


言い換えると、もうほとんどの日本の地方都市は、
終わっているということです。


箱物を作ったり、経済的な支援をしたりするだけで、
若者が戻ってくるのであれば簡単です。


お金さえ使えばいいからです。


しかし、若者が地方を離れて都心に出てくる
一番の理由は、老害の価値観です。


残念ながら、地方にはそういう老害的な価値観を
持っている人がたくさんいます。


ですので、老害の価値観が変わらない限り、
若者の都心への流出は止まらないでしょう。



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※EICの有料記事の一部、ここまで。


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