2023年3月2日木曜日

★高い査定額にはウラがある?【 首都圏不動産インサイドニュース 】

「勝てる投資家」を目指して!
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 株式会社コン・パス 村上
 ☆首都圏不動産インサイドニュース
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村上です。

「時短」という言葉、
みなさんもよくご存知ですよね?

ネット辞書のweblioによると、
時間短縮の略であり、

・労働時間の短縮
・作業時間の短縮

など、主に働く時間を短縮する
意味で使われるようです。

また、最近では

タイパ(Time Performance)

という言葉も流行っているそうで、
これはどちらかと言うと、
Z世代を中心とした若い人達が、

・映画や動画などの視聴
・漫画や小説などの読書

といった、主に
娯楽に掛ける時間の効率性を、
パフォーマンスの良し悪しとして、
評価する際の言葉なのだそう。

しかし、私自身は
ある程度歳を重ねたせいか、
これら効率主義的な言葉に、
どうも違和感を覚えるんです。

例えば、不動産に関係する
ネットの記事などを読むたび、

あまりにも情報の質が悪い

ということを、つくづく感じます。

恐らくこれは、
記者やライターの質だけでなく、

・締切までの日数が足りない
・取材で裏を取る時間がない

といった面も、
大いにあると思うのです。

現代のネット社会では、
情報が大量消費されていますから、
質より量が優先される傾向は、
ある程度止むを得ないこと。

しかし、そんな
大量消費型のコンテンツに対し、
クライアントは、時間やコストを
最大限に圧縮したいわけで、
結果的にそのシワ寄せは、
コンテンツを制作する記者やライターに、
大きな負担を強いているのではないか
と思うのです。

バブルが弾け、ネットが普及した
1990年代以降の日本では長らく、
良いものを安く提供するという、

コスパ至上主義

は、デフレ経済と共に、
20年以上も台頭して来ました。

高い効率性だけを求めて、
無駄な部分は徹底的にカットする

そんなマインドが皮肉にも、
薄っぺらいネットコンテンツを、
大量供給しているのでは?

読むに堪えない記事を見るたび、
私にはそう思えてならないのです。

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高い査定額にはウラがある?
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さて、本題です。

先日、以下のような
ご相談をいただきました。

*****

一棟アパートを売却しようと、
付き合いのあるA業者と、
そこそこのB業者2社に対し、
売却の査定依頼をしました。

その結果、A業者の査定額は
私の予想と大きな差はなく、
一方のB業者からは、
予想から約1千万円プラスの
高い額を提示されています。

私は最終的に、
A業者と話を進める予定ですが、
査定額を高く吊り上げる業者は、
良くいるものなのでしょうか?

*****

とのこと。

実を言うと、
このように査定額を吊り上げて、
専属媒介契約を取ろうとする話は、
世の中に数多く存在します。

しかし、査定を出す業者が、
本当にそんな高い額で
物件を売る自信があるのかというと、
全くそうじゃないのです。

今回はそんな、
高すぎる査定のカラクリについて、
改めて解説したいと思います。

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