2025年2月28日金曜日

病気休暇を悪用し海外旅行

          
☆★☆─────────────────────────

中小企業の人事労務管理に役立つピカイチ情報

「労務管理に奇策なし」
大企業で20年、中小企業13年の経験を持つ人事労務のプロが
中小企業経営者・労務担当者のために語る!

発行者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳  
2025年2月28日 Vol.5884
────────────────────────────

会社は自己承認の重要な場

(編集後記へ)

────────────────────────────
[PR]
[Web双方向セミナー]全国どこでも参加可能
[題名] ビシッ!と業績責任を明確化
    従業員役員の処遇決定セミナー
[対象] 経営者、総務人事部長、課長、人事担当者
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[配布] 1.レジュメ 31ページ
    2.役員退職慰労金規程 5ページ 
    3.超レアな従業員役員報酬の実態データ 4ページ
[料金] 20,000円(税別)/ 22,000円(税込) 人数不問
    ※メール顧問契約者様は半額です。
     https://onl.tw/wMkqbdL
[日時]
・3月25日(火)13時30分〜15時00分(1.5時間)
・4月2日(水)13時30分〜15時00分(1.5時間)
[申込方法] 
https://nakagawa-consul.com/seminar/138_web.html
または、下記に記入し、返信してください。

[従業員役員の処遇決定セミナー 申込書]
社 名
役職名
氏 名
電 話
所在地
ご希望日時
**********************************************************

────────────────────────────
病気休暇を悪用し海外旅行
────────────────────────────

Q
病気休暇中に海外旅行をしていたことが発覚しました。
懲戒解雇はできるでしょうか?

A
[結論]
事情によりますが、懲戒解雇は慎重に。

1. 懲戒処分の妥当性と考慮すべきポイント

病気休暇の不正利用は、「職務専念義務違反」「信用失墜
行為」として懲戒処分の対象となる可能性があります。
しかし、処分を決定する際には、以下の点を慎重に検討
する必要があります。

不正の程度:完全な詐称であるのか、部分的に体調が回復
していたが報告せずに旅行に行ったのか。

会社への影響:休職期間中に業務へどの程度の支障が生じたか。

過去の類似事例との公平性:同様のケースにおける会社の
対応と整合性が取れているか。

本人の反省の有無:事情聴取の際に虚偽説明を続けたのか、
素直に認めたのか。

2. 具体的な懲戒処分のレベル

不正の重大性に応じて、次のような処分が考えられます。

(1)戒告・減給処分(比較的軽度なケース)
 → 短期間の旅行であり、勤務復帰に大きな影響が
  なかった場合。

(2)出勤停止(中程度のケース)→ 計画的に長期の海外旅行を
 していたが、重大な業務影響がなかった場合。

(3)懲戒解雇(重大なケース)→ 完全な詐称のもと長期間の
 旅行を実施し、会社に多大な損害を与えた場合。


[中川コメント]
訓戒・譴責処分:40.6%
減給処分:32.0%
出勤停止:25.4%
懲戒解雇:11.2%

上記の出典 労政時報4062号

──[PR]────────────────────────
[題名] 
貴社に最適な賃金制度の構築をサポートします

[担当]
中川清徳
中川式賃金研究所所長
[期間] 
3か月〜6か月程度(最短1か月、最長2年の実績あり)
[見積] 
税別 45万円〜90万円程度
※メール顧問契約企業には特別価格をご案内(別途見積もり)
[申込方法]
https://nakagawa-consul.com/inquiry/index.html
または、以下の賃金制度コンサルティング申込書に
ご記入のうえ、ご返信ください。

*********賃金制度コンサルティング申込書************
社 名
役職名
氏 名
電 話
所在地

以下から( )内に○を記入し、ご返信ください。
( ) コンサルティングを申し込む
( ) コンサルティングの内容を知りたいので確認したい
( ) コンサルティングの見積りをして欲しい
*********************************************************

────────────────────────────
編集後記   
────────────────────────────

会社は自己承認の重要な場

日本人にとって、会社は自己承認の重要な場であり、特に
ビジネス界では社外より社内の人間関係が重視される傾向が
ある。『日本経済新聞』の「交遊抄」からも、成功した
企業人の多くが学生時代の友人を交友相手として挙げ、
社会に出てからの交流は限られることがわかる。
さらに、住友生命の調査では、日本のビジネスパーソンの
ネットワークは主に社内に偏り、社外との関係は希薄化して
いることが明らかになった。

出典
日本人の承認欲求 太田肇著 新潮新書

────────────────────────────
ご注意      
────────────────────────────
このメルマガでは、わかりやすさを重視しています。
難解な法律条文や判例をわかりやすくするために、
簡潔な表現を用いる場合があります。
このメルマガ記事に基づく損害やトラブルについて、一切の
責任を負いかねます。

────────────────────────────
メールマガジン
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト 
https://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ 
info@nakagawa-consul.com
☆バックナンバー 
https://nakagawa-consul.com/blog
☆登録・解除 
https://www.mag2.com/m/0000283000.html

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎社長、上司があの人はすごいといわれるピカイチ情報
の配信停止(unsubscribe)はこちら
https://regist.mag2.com/reader/Magrddel?reg=unsubscribe_direct_footer&id=283000&e=kasasagi777%40gmail.com&l=hbp03fe602

0 件のコメント:

コメントを投稿