2021年4月23日金曜日

[労務管理] ふてくされる場合の注意の仕方

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2021年4月23日号 VOL.4836
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大会社の部長さんや課長さんがお見えになり、
いろいろと指導していただけるわけです。

(続きは編集後記で)

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[労務管理] ふてくされる場合の注意の仕方
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   A君のことで相談します。

中川:はい、なんでしょう?

社長:A君は上司の指示にたいしてときどきふてくされるのです。
   思いあまった上司が「ふてくされた態度はしないように」と
   注意しました。

中川:はい。

社長:そうしたら、A君は「ふてくされていませんよ。何を
   根拠に言うのですか」と言い返してきたそうです。
   上司は「そのような態度がふてくされているというのだ」と
   やり返しましたが、A君は「そんのつもりはありません」と
   言い、気まずい雰囲気になって困ったそうです。

中川:社長から見てA君はどうですか?

社長:上司の方に軍配を上げます。
   A君は態度が悪いのです。
   A君は気に入らないことがあったら返事をしないことも
   あるようです。

中川:それは困ったA君ですね。

社長:どうしらいいですかね?

中川:業務規則集を作成したらどうでしょう?

社長:就業規則なら作っていますよ。

中川:業務規則集の方が良いですが…。

社長:なんですかそれ?

中川:従業員の行動規範を定めたものです。
   それに書いて従業員に示すのです。

社長:たとえばどんなことを定めるのですか?

中川:「外出するときは上司に報告する」
   「帰社したら上司の報告する」
   「電話応対ではメモを取りながら行う」
   というったようなものです。

社長:それは常識でしょう。

中川:それは社長がそう思うだけかもしれませんよ。
   現にA君にようにふてくされた態度をされて困っていますよね。

社長:なるほど。
   では、「ふてくされるな」と定めたらいいでしょうか?

中川:ふてくされるというのは基準があいまいです。
   次のように定めたらどうでしょうか?

   「業務命令を受けたら、指示をした上司に向き合い、しっかり聞く」
   「業務命令を受けて理解できたら『わかりました』とはっきりと答える」

社長:なるほど。
   ふてくされるなという表現よりこの方が具体的で伝わりやすいですね。
   で、定めたらどうするのですか?

中川:小冊子にして従業員に配布するか、イントラネットで閲覧できるようにし
   朝礼のときに1日一件ずつ確認すると徹底できるでしょう。

社長:もし、それでもA君がふてくされたら?

中川:この業務規則集を示して、違反を質すことです。
   それでも従わない場合は懲戒処分をすることです。

社長:なるほど。


(中川コメント)

 従業員の態度が悪い場合はそれを指摘することです。
指摘すると嫌われるのではないかと恐れて指摘しない上司が少なくありません。
業務規則集を作成し例示することで上司が指摘しやすくなるように
することがいいでしょう。


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編集後記      
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大会社の部長さんや課長さんがお見えになり、
いろいろと指導していただけるわけです。

本書は全体として5ゲン主義によっていかに5Sを徹底していくか
という事を述べているわけですが、時々注意を喚起しませんと、
5ゲン主義離れの5Sになってしまうのではないかと危倶している
のです。

そこで、ここでは原則について注意を喚起したいと思うのです。
京三電機は従業員1500人、売上は220億円の会社です。
ここへ親会社である売上高2兆円の大会社の部長さんや課長さんが
お見えになり、いろいろと指導していただけるわけです。
整理・整頓の規則を作れとか、あの規則がない、この規則がない
などといろいろ目に付く事を指導していただく。

しかしこれを真に受けてそのまま規則を作っていたりしたら
駄目なわけです。これは原則に反するのです。

原則というのは、環境によって異なるのです。企業風土も違い、
会社の規模も違う。土地柄も社員の気風も随分と差があるのです。
この一端は『人を育てる』において「人をやる気にさせるのは
大変だ」として書きました。

名古屋と関東の違いと同じく京コ一には京三電機なりの風土があり、
会社と同じ規則を機械的に適用していてはうまく行くはずが
ないのです。原則を考えないで大会社の真似をしていては
潰れます。原則が大切な所以です。

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