2020年8月28日金曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 分かってできてもそれだけじゃ・・・

9月13日にスペシャル編パート2セミナーを、名古屋で開催します。こちらは受講資格が必
要な限定セミナーです。


9月12日に名古屋で、10月3日に大阪で、11月1日に東京で基本編セミナーを開催します。
このセミナーはどなたでも受講できます。

基本編セミナーの詳細はこちらからどうぞ。

https://mypage.mag2.com/htmlMagazine.do?issueId=162386882



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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3521号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

先日東京でセミナーをやった際に、2次会で受講生と麻雀の話になりました。なんと、受
講生に若い頃に雀ボーイ(フリーの雀荘でメンツが足りない時に麻雀を打つことでサラ
リーをもらう人たち)をやっていた人がいて、久しぶりに麻雀をしたいねという話になっ
たんですよ。

そうしたら今は、オンライン麻雀ってのがあるみたいで(その存在は知っていたんですが、
てっきり知らない人たちとの他流試合だけだと思っていました)、これだと4人でひとつ
の卓をオンライン上で囲むことができるみたいです。これにZoomで音声を共有したら、そ
れぞれ異なる場所から、バーチャルで同じ卓を囲んでいる状態になるんですね。

これならリアルで集まる必要がなくて、時間さえ合えば簡単に麻雀ができるわけです。ス
ゴいね、この文明(こういうのも文明って言うの?)の進化は。これじゃフリーの雀荘は
潰れますよ。

ま、どこまでリアルに近づけるのかは、一度やってみないと分かりませんが、近々スケジ
ュールしようと思います。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/08/3521_0828.jpg



☆ 分かっていることと説明できることは別のこと

自分の感覚として分かっている、理解していることと、それを知らない分からない人に、
相手に理解できる形で説明できることは全く別の概念です。ビジネスに於いては、自分が
分かっている、出来るということが最初に求められますが、すぐ次にはそれを他者に説明
することが求められます。

これが一人でやっている個人事業ならその必要はないんです。会社という組織でやる場合
には、生産性を高めるためにひとつのフレームワークの中で同じことを行う必要があるこ
とから、どこかの段階で他者に説明するという行為が要求されるんです。

私は単純繰り返し作業の仕事が長かった(フリーターがやる仕事なんてほとんどがこれで
す)から、自分の受け持ち範囲の作業をやる人が同僚に多かったわけですね。その中には、
惚れ惚れするくらい、作業スキルが高い人がいたものです。紙一重のギリギリを縫うかの
ようなことを、緊張もせず、汗一つかかずに、あたかもボールペンで自分の名前を書くか
のような気軽さで、サクッとやってしまう名人みたいな人が、どの会社にもいたものです。

ところがそういう人に、どうやっているのかとか、同じようにやるにはどうしたら良いの
か?みたいなことを訊くと、こういう職人って本当に説明が下手くそなんですね。初めは
イジワルして教えたくないから、こんな説明をしているのかと思いましたが左に非ず。作
業のレベルは名人芸でも、説明能力は幼稚園児レベルだったなんてことが良くあったもの
です。

これが古き良き職人の世界なら、それでも通用するんです。仕事は観て覚えやがれ!が通
用する世界なんですから。名人のやることを眺めて、それを自分なりに創意工夫して真似
てみる、それを何年かやって、なんとなく形になった頃には、名人の語る意味不明の物言
いの真意が理解できるようになるんです。今でも伝統芸能に近い職人の世界って、こうや
って技術を継承していくんですから。


ところが我々サラリーマンはそうはいかないんです。言葉で、文章で、筋道を立てて相手
に分かるように説明しなきゃならないんですから。


そしてこれが不得意なために、いつまで経っても職級が上がらない先輩たちを何人も見て
来ました。その状態に納得しているのならまだ良いんですけど、多くの人はその状態にふ
て腐れて、自分がリスペクトされていないと考えているんですよね。その手の愚痴もたく
さん聞かされました。


でもね、そうなった原因をいくら説明しても、それは虚しいんですよ。そもそもの言語化
能力に問題があるんですから。もっと上手に説明したら出世しますよ、と言ったってそん
なことができるわけがないんです。

で、そういう人がどんな日常生活をしているのかと言ったら、文字とはほとんど接点のな
い生き方をしているわけです。


これは極めてローレベルの例だったんですが、コンサルみたいな仕事でも似たようなこと
は起こるんです。自分は客先の問題点やその解決策は感覚として分かるんですが、それを
顧客に言語で説明できない人がいるんです。手を動かすことをやらせたらちゃんとできる
のに、報告書が書けないとか、提案書が書けないなんて人がいるんです。これも実は同類
項なんです。

社歴が長くて、歳もそれなりになっていて、場数も踏んでいるから、現場に行けば何がど
う問題なのかは肌感覚で分かるんですが、それを他の人に分かるように説明ができないん
です。過去何度も、


  ■ 一緒に現場に行けばすぐに分かるから!


とだけ言われて連れ回されたことがあります。こういう人も、腕が良くても出世させられ
ないんです。能力のバランスが悪すぎて、使い勝手が悪いんですよね。ピンチヒッターで
スポット対応をしてもらう以外の出番が作りにくいんですから。


文字に馴染まない、文章を読まない書かないの根底にあるのは、読書力なんですよ。この
問題のほとんどは読書習慣を身に付けることで解決するんです。ここから先は、今さら何
度も言わなくても耳タコですよね。

サラリーマン時代のそんな人が夢に出てきまして、あの頃のことを強烈に思い出したので、
メルマガのネタにしてみました。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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サラリーマンで年収1000万円を目指せ
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