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令和2年7月4日 平成進化論 6141号
■飛行機は落ちる前提で設計されている
有限会社セカンドステージ代表取締役
株式会社ことば未来研究所代表取締役
鮒谷周史(ふなたにしゅうじ)
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本メールマガジン(平成進化論)は、
複数の会社を経営し、IT、人材、環境、飲食、
ホテル、海外事業など20社以上のベンチャー企業に
出資する投資家としても活動する筆者が、
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骨太かつ卓越した<本物の教育サービス>を
通して「変容の喜び」を提供し続ける
--------------------------------
ことを目的とし、
6000日以上に渡って毎日お届けしている、
個人発行として日本最大級のメルマガです。
熟読するも読み流すも、
自由な形でご活用下さい。
★鮒谷周史プロフィール
http://www.2nd-stage.jp/profile/
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<鮒谷の活動ダイジェスト>
■今日はこれから『天平の甍』
───────────────────
■こんばんは、鮒谷です。
今日のメルマガは
「飛行機は落ちる前提で設計されている」
というテーマでお届けいたします。
詳細は本文にて。
■昨日、
『晩節の研究』という本を読み、
ご存知、井上靖の『天平の甍』を
久しぶりに猛烈に再読したくなりました。
ということで、メルマガ配信後、
早速、読み始めます。
■それでは、
「今日のピークパフォーマンス方程式」
(ビジネスにおいて、
最高の結果を発揮するための方程式)
をどうぞ。
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<今日のピークパフォーマンス方程式>
■飛行機は落ちる前提で設計されている
───────────────────
■私(鮒谷)は
「フィードバックループ」
という言葉が大好きです。
つねにこの言葉を意識しながら
(人生や生活、ビジネスにおける)
システム設計を心がけている、
くらいには。
■この言葉の意味は
「フィードバックを繰り返すことで、
結果が増幅されていくこと
(コトバンク)」
というものです。
例を挙げると、
-----------------------
温暖化が加速する
→暑いから冷房を利用
→電力消費量の増大
→CO2排出量の増大
→温暖化が加速
-----------------------
というサイクルが
止められなくなったとき
「(正の)フィードバックループ」
が発動したといえるでしょう。
■ある現象が起こったとき、
そこから生じる結果が
さらにその現象を促進し、
一方向への流れが
止まらなくなったときに
「(正の)フィードバックループ」
が回っていると
いわれるわけですが、
こうした例はそこそこの頻度で
見つけられるもの。
■温暖化は困りますが、
できることならば
私たちのモチベーションには
「(正の)フィードバックループ
=自己強化型ループ」
を起こしたいところです。
■なかなかエンジンがかからない、
かかってもすぐに止まってしまう、
そんなあなたこそ、
人生や生活、ビジネスや仕事に
「フィードバックループ」
の概念を組み込むべき。
■私(鮒谷)は、
いちいち、やる気を出しては
みたけれども続かない、
ふたたび、やる気を出しては
みたものの、やっぱり続かない、
そんな経験を幾多も繰り返し、
いい加減
「二度あることを三度起こさない」
ために、あるとき、
人生システムの抜本的な見直しを
図ろうと立ち上がりました。
■すなわち
「一旦、やる気スイッチが入ったら
できる限り長く、持続する仕組み」
つまり
「(正の)フィードバックループ
=自己強化型ループ」
を自分の生活にインストールする、
そんな挑戦を行った、
ということです。
■合わせて、
こうしたシステムを
単一回路で構築するのではなく、
(単一回路だと回路が落ちたとき、
そのまま転落していくから)
そうなっても困らぬよう、
意図的にバックアップ回路を
幾重にも張り巡らせることに腐心して、
設計&実装してきました。
■こうすることによって、
一つや二つの回路が使用不能になっても
別システムで制御できる
(制御不能状態にならない
=致命傷を負わない)
そんな仕組みが作り上げられる
こととなります。
■以上のような設計思想のもと、
営々と築き上げてきたシステムによって
ちょっとやそっとのことでは
「モチベーションが上らない」
「モチベーションが続かない」
などといったことは
起こらなくなりました。
※だからいつも元気です。
■モチベーションが上らない、
モチベーションが下がる、
などと言っている人は
そもそも人間理解の浅い人。
「もともと私たちには
そんなものを持ち合わせていない」
「あったとしても
持続はさせられない」
という認識からスタートして、
「そんな私でも動かずには
いられなくなるシステムを作る」
という思想で生きたほうが
はるかに生きやすくなる、
と考えたからこその
システム設計でありました。
■以下は飛躍した話かもしれませんが、
飛行機もまた
「飛ぶかもしれないけれども、
そもそもは『落ちるもの』である」
という前提での設計が採用されている
のではないでしょうか。
■それゆえ、
エンジンは複数基、搭載され、
故障しても、他のエンジンのみで
飛行継続できるようになっているし、
それ以外の、電力系統、空気圧系統、
燃料系統といった系についても、
多重化されていることによって
安全運行が実現されているわけです。
■そのための具体的な
システム実装の思想として
-----------------------
「フールプルーフ」
※フールプルーフとは、
機器の設計などについての
考え方の一つで、
利用者が操作や取り扱い方を
誤っても危険が生じない、
あるいは、そもそも誤った操作や
危険な使い方ができないような
構造や仕掛けを設計段階で組み込むこと。
また、そのような仕組みや構造。
( IT用語辞典 e-Words より)
-----------------------
や
-----------------------
「フェイルセーフ」
※フェイルセーフとは、
機器やシステムの設計などに
ついての考え方の一つで、
部品の故障や破損、操作ミス、
誤作動などが発生した際に、
なるべく安全な状態に移行するような
仕組みにしておくこと。
( IT用語辞典 e-Words より)
-----------------------
あるいは
-----------------------
「フォールトトレランス」
※フォールトトレランスとは、
機器やシステムの設計などについての
考え方の一つで、
構成要素の一部が故障、停止などしても
予備の系統に切り替えるなどして機能を保ち、
正常に稼動させ続けること。
( IT用語辞典 e-Words より)
-----------------------
といった概念に基づいて、
設計、開発なされているのだろうと
思います。
■飛行機の他にも、特に、
大規模かつ、止まると
致命的な損害が生じる可能性のある、
電力システム、交通システム、
通信システム、金融システムなど、
みな、こうした思想で設計されて
いるに違いありません。
(専門外なので
違っていたら教えて下さい)
■ここまでの話をまとめると
私たちは
-----------------------
1、「フールプルーフ」や「フェイルセーフ」
「フォールトトレランス」、
といった思想で設計されたシステムを
運用し、生活や仕事を行いつつ
-----------------------
同時に
-----------------------
2、一定以上のモチベーションが
正のフィードバックループの駆動によって
保証されているシステムを保守する
-----------------------
ことを意識してみてはどうでしょう。
■飛行機が
「落ちる前提で設計されている」
ように、
私たちの人生や生活も
「モチベーションが存在しない、あるいは
あっても続かない前提で設計する」
ことを心がけることが大事です。
■(本当は、むしろ、ここからの話が
面白く、役に立つのですが)
今日は長くなったので
これ以上、詳細は語りませんが、
私(鮒谷)は上に記したような
設計思想を掲げて、
実際に人生やビジネスにおける
システムを組み上げてきました。
■実際に長い間、
そのシステムを保守、運用しながら
毎日の生活や仕事を行ってきましたが、
おかげさまで至って快適です。
それゆえ、しつこいですが、
いつも元気なのです。
■この仕組みの概要を
お伝えするだけでも、
3日くらいのお時間を頂戴する必要が
あるくらいのボリュームがあります。
(また機会があれば、どこかで
「新・3日間セミナー」
として話ができればとは
思っていますが)
今日、お話ししたいのは、
その中身の詳細ではなく
まずはこうした
【人生や生活、ビジネスや仕事を
一個のシステムと見立てる】
ところから始めてみられては、
というご提案。
■こうした「見立て」なくして、
細かな部分をどれだけ一生懸命になって
ちょこちょこといじってみたところで
「価値をもたらし、かつ、冗長で強靭な
システムが生まれるはずがない」
わけですし、
仮に現在、たまたま(原始的な)
システムが稼働していたとしても
「適当に触っていたら
システムが劇的に進化した」
なんてことが
起こるはずもありません。
■いつもいう
「第一ボタンを正しく留める重要性
(ここをきちんと行うから、
第二ボタン以下も正しく留められる)」
という法則はここでも有効です。
■人生やビジネス、仕事においても
細かな改善なんかよりも
「根本的なパラダイム、認識、思想、
原理、原則に対する理解」
のほうが100倍重要、
ということですね。
■もしあなたが、
モチベーションが上らない、
続かない、
それゆえ、長い間、
こんなはずではないのにと
くすぶり続けている、
と思われるのであるならば、
あるいは、
それなりに高いモチベーションがあり、
ある程度、持続させられているけれども、
もっと改善、向上する余地があるのでは、
と思われる方であるならば、
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┃ ┃
┃【今日のピークパフォーマンス方程式】 ┃
┃ ┃
┃ ■飛行機が落ちる前提で設計されているのと┃
┃ 同じように、 ┃
┃ ┃
┃ モチベーションも落ちる前提で ┃
┃ 設計すると良いだろう。 ┃
┃ ┃
┃ ■人生、生活、ビジネス、仕事を一つの ┃
┃ システムと見立てて ┃
┃ ┃
┃ 「フィードバックループ、フールプルーフ ┃
┃ フェイルセーフ、フォールトトレランス」┃
┃ ┃
┃ といった概念を自分自身に ┃
┃ 適用することによって、 ┃
┃ ┃
┃ 抜本的な改革、改善を図ることができる ┃
┃ ようになるだろう。 ┃
┃ ┃
┃ ■ちょろちょろとツギハギだらけの仕組みを┃
┃ 作る前に根本の設計思想を固めるべき、 ┃
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