2023年9月24日日曜日

★住宅ローンの不正利用【 首都圏不動産インサイドニュース 】

「勝てる投資家」を目指して!
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 株式会社コン・パス 村上
 ☆首都圏不動産インサイドニュース
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村上です。

以前、NHKのニュースで、
個人の保有する預金や株式などの
金融資産が2023年3月末の時点で、

2,043兆円となり過去最高を更新した

という報道がありました。

このところの株価上昇などが、
資産を増加させた主な要因であり、
ある意味、当然の結果だと思います。

2,043兆円もの資産があるなんて!

と思う人がいるかも知れませんが、
日本の人口1,257億人で均等に割れば、

一人当たり1,625万円程度

まぁ、有るところには有るという
イメージではないでしょうか。

もちろん、この数字に
不動産は算入されていませんから、
個人保有の不動産まで含めれば、

個人の資産評価額は大幅に増える

ことは、間違いありません。

一方、そんな資産と無縁どころか、
日々の生活だけで精一杯という貧困層も、

日本国民の15.7%に達している

という調査結果が出ています。

ここ数年のインフレによって、

富める人はさらに富を蓄え
貧しい人はさらに困窮する

という二極化が、かつて無いほどの
勢いで加速しているのですが、
そんな二極化も考えようでは、
正常な資本主義国家の姿と言えるはず。

少なくともこれまでの日本は、

世界で最も成功した社会主義国家

と揶揄されるぐらい、
貧しい人にも平等に権利が与えられる、
恵まれた国の1つでした。

例えば、他の先進国と比べて

・高い教育水準
・安価な医療や福祉
・失業給付や生活保護

の充実など、たとえ貧しくても、
日々の生活を破綻させることなく、
誰もが再起出来るチャンスが
与えられていたのです。

そういう意味で現代の日本は、

頑張る人がきちんと報われ、
そうで無い人は相応に暮らす

という真っ当な二極化が、
やっと訪れたとも言えるのです。

もちろん、身体や精神を病むなど、
頑張りたくても頑張れない人を、
置き去りにするわけじゃありません。

一定のセーフティーネットは維持しつつ、
チャンスがあればいつでも再起出来る
制度を構築することで、

世の中の頑張る人がもっと増える

そんな好循環が加速することを
期待して止みません。

そういう意味で、
日本人の個人資産は今後も、
着実に増えてもらいたいですね。

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住宅ローンの不正利用
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さて、本題です。

以前、大手不動産業者の
複数の営業マンが顧客に対し、

住宅ローンを組んで
購入した住宅を
賃貸に出すよう助言し、
自社の新築物件を
購入するよう勧誘している

という記事を、
一部の週刊誌が報じました。

これまで、
自宅を購入するために
利用する住宅ローンを、

最初から賃貸目的で借りる

という契約違反行為は、
小規模な業者において、
少なからず存在していましたが、

東証一部の上場企業グループ

ともなれば、
話は大きく変わって来ます。

今回はそんな、

住宅ローンを賃貸目的で借りる

という不正利用について、
解説してみたいと思います。

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