2021年10月27日水曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 苦みが美味しくなるまでは。

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           願望実現に補助線を引こう

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         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3803号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から13年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

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成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今の日本では若者たちがガミを食って、年寄りたちが甘い汁を吸っているという構図にな
っています。これは事実として否定できないことでして、なぜそうなったのかというと年
寄りの方が人口が多く、おまけに投票率が高いからです。

政治家ってのは自分に投票してくれる人たちのために働くというモチベーションがあるわ
けで、自分の当選にどれくらい影響を与えるのかを常に注意深く思慮しているわけです。

そうなるとこれから先、さらにこのバイアスは亢進するわけで、その結果若者たちはさら
に食い物にされることになると思われます。これを是正するためには、若者に配慮した政
策を政治家がやりたくなるように、制度を変更したら良いんです。

一番簡単なのは、年齢別の人口比に応じた国会議員のクォータを付けるということ。例え
ば20代は610万人いるんですけど、これを20才以上の人口比にしたら、6%程度になるわけ。
それなら国会議員定数710人を掛けて42人は20代でないとフェアな政策は作れないわけで
す。法律でそういう縛りを各政党に課せたら良いんですよね。

それができないのであれば、若者の投票権にゲタを履かせたら良いんだけです。つまり20
代の人の投票は1票あたりの力を3倍にし、30代の人の投票は2倍にする。40代、50代は掛
け目を付けず、逆に60代からは0.8倍、70代は0.7倍、80代以上は0.5倍にすれば、今の人
口の歪みを修正できると思うんですよ。

1票の格差って良く言われますけど、全人口に対する年代別の人口構成を考えると、若者
の1票と、ジジババの1票は全く重みが違いますからね。若者の方が圧倒的に人口が少ない
んだから、それを是正するために重み付けを変えるのはフェアだと思います。

そもそも都会と地方で、参議院では3倍程度の格差があって、これが許容されているんで
すから、年齢別に格差を作ることも許容されてしかるべきだと思いますよ。

こういうことをすると何が起こるのかというと、若者の1票に大きな価値が生まれますか
ら、政治家は彼らの利益になるような政策も考えなきゃならなくなるわけです。

ちなみに、これに都会と地方の格差を合わせると、地方に住む若者が一番価値を持つとい
うことになり、政治に関心を持つ若い層が都会から地方に移住することも考えられます。

そうすると必然的に、若者を中心とした政党を作ろうという機運が生まれるはずなんです
よ。だって若者が結束したら、1票の力が強いんですから当選しやすくなるでしょ。こう
やって若者を政治に強制的に参加させ、ジジババだけで決めている法律を変えさせるんで
す。

この制度の利点は、加齢に合わせてその特権が消滅するということです。つまりあくまで
も時限措置であって、最後は全員が(長生きをすれば)0.5倍の価値に下がっていくとい
うことです。つまりこれはフェアなんですよ。


そもそも80才のジイさんと、20才の若者で、20年後、30年後のための政策をどちらが真剣
に考えるか、そしてその結果責任を負うかといえば、それは20才の若者に決まっているわ
けです。政治の結果責任を一番長時間負う世代が、一番発言力を持つべきだというのは、
私は極めて健全な発想だと思いますよ。

ですから常に、若者がこれからの政治に最も強い発言力を持つべきで、そうすることで若
者が政治に関心を持つようになるわけです。さらにいえば、そんな若者の発想が新しい時
代を作るんです。80代のジジババが新しい時代を作るなんてことを期待したらアカンので
すよ。

とはいえ、こんな制度変更を今の政治家がやるわけがないので、完全に夢物語なんですけ
ど、思考実験として理想の世界はどうあるべきか、それをどうやったら実現できるのかを
考えることは、ビジネスの世界でも非常に有効な訓練なんですよ。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/10/3803_1028.jpg



☆ 苦みを味わう楽しさ

ちょっと前に、素読をすると頭が良くなるよと書きまして、素読の題材として易経の卦辞
をまとめたモノをプレゼントしたんですが、これをやっている塾生の方から


  ■ 意味が分からない状態で読み続けるべきなんですか?


という質問を頂きました。つまり、ある程度の回数を繰り返してなんとなくリズムが身体
に焼き付いたら、易経の入門書とかを買って勉強をした方が良いんですかね?という意味
の質問です。

たぶんにこれは、意味が分からない状態で音読するのに飽きたというか、イヤになったと
いうか、ホントにこんなやり方で効果があるのか?って思ったということなんですね。


その程度じゃまだまだ量稽古が足りません。


意味が分からない状態での素読を続けることで、その苦みを味わえるようになるまで続け
るべきなんです。意味が分からない状態で素読をするというのは、譬えて言えば子供が初
めて苦みのある食材を口にするようなモノなんですよ。苦いから最初はマズいわけ。やっ
ぱり甘いモノの方が美味しいですし、そちらを食べたくなるんです。

ところがこの苦い味を繰り返して摂取していると、段々とこの苦みを味わえるようになる
んです。つまり、苦いのが美味しいと感じるようになるんです。人間ではそうなった人を
オトナと呼ぶわけですが、勉強も同じでして、意味が分からず音読をするという苦みを味
わい、そこに何とも言えない滋味を感じられるまで続けなきゃならないんです。

そうすると、この苦みが美味しいって感じられる日が来るんですよ。そのレベルになった
人は、


  ■ いつまで続けたら良いんですか?


みたいな質問を発することはありません。だって苦みが美味しくなったんですから、いつ
まででも味わっていられるでしょ。

私の場合は、それは意味の分からない日本語の音のリズムが楽しくなってきた時ですね。
これは百人一首を暗記した時も同じだったんですが、音楽でリズムを楽しむような感覚に
なれる時が来るんです。


意味の理解をするための勉強は、このレベルに入ってからなのです。苦みが美味しいと思
えないウチは、まだまだ量稽古が足りないの。そんな段階で甘いモノ(つまり意味を理解
するということ)を欲しがってはいけないのです。

ほとんど意味が分からないけど、64卦の卦辞をほとんど全部覚えちゃいました、となった
ら、これはもう十分に苦みを味わえる味覚を手に入れたと言えますから、そこから入門書
を手に取って意味の勉強を始めることができます。

このレベルになるまで待ってから、中身の勉強を始めると、無機質だった点の塊が、一気
に意味を伴ってあなたの脳みそに飛び込んで来ます。見たことも使ったこともない見知ら
ぬ単語の意味を理解した途端に、次の日からその単語を適切な場面で使えるようになるん
です。

なぜならば、その単語を取り巻く環境すべてをパッケージとして、あなたの頭にインス
トールし終わっているからです。単語を単語というパーツで理解、記憶するのではなく、
その単語が使われている文章や、その文章が表す情景や背景に至るまでの全体が一気に有
機的な結びつき、完全なる理解として脳みそに固定化されるのです。

この時の充実、充足した理解の感覚を人間は一度は体験するべきなんですよ。分からない
けど分かる、身体感覚として理解、吸収できている感じがするという悦びを、一度でも体
験すると


  ● 素読こそが学習の王道なのだ


ということが分かりますから。

そうなったら、苦みが甘露の味に置き換わるんですよ。つまり苦くない味は全然美味しく
ないって思えるようになるんです。学ぶということは、どこかに苦みの要素が存在しない
と歯ごたえを感じないというか、滋味がないというか、楽しくないって感覚になるんです。

この感覚を身に付けると、新しい領域の勉強が苦でなくなりますから。

多くの人にこの感覚を体験して欲しいと思っています。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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