2021年3月30日火曜日

【相馬一進】女性性の時代

カテゴリー:心理学
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こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。


先日もお伝えしたとおり、
私が本の詳細が、次のように決まりました!



■タイトル

『ぼくたちに、もう社員は必要ない。
ひとり社長のビジネス拡大戦略』


■著者

相馬一進


■内容

社員ゼロでも年商1億円超は可能!!
「全員がフリーランス」
「メンバーが自発的に動く」「苦手な仕事がゼロ」

──うまく運営すると、こんな理想的な状態に
もっていくことができる「グラデーション組織」。

本書でそのノウハウを知り、
ご自身のビジネスにお役立ていただければ幸いです。


(出版社公式の書籍紹介から引用しています。)


■発売日

2021年4月30日


■アマゾンの書籍ページ

https://pp4.jp/sp/u/TpvR/0/


※予約特典を用意するまで、まだ予約しないでください。



さて、先日もお伝えしたとおり、この本のタイトルは
ベストセラー『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』
のオマージュです。


私の著者としての知名度は低いので、
タイトルをベストセラーに似せて、
多くの人に手に取ってもらいやすくしています。


ただ、次のような質問もいただきました。


「相馬さんの一人称は『私』なのに、
どうして『ぼく』にしたんですか?」と。


たしかに、普段の私は「私」と言っているので、
不思議に思った人もいるでしょう。


なぜ、タイトルに「ぼく」を使ったのか?


この理由は、
女性性の強い今の時代には「ぼく」が合っていて、
多くの人に読まれやすいと考えたからです。


難しい話なので、詳しく説明していきますね。



まず、今の日本は
男性性よりも女性性が強い社会になっています。


ここで言う男性性と女性性とは、
精神的な「男らしさ」「女らしさ」のことです。


※誤解のないように釘を差しておきますが、
これはLGBTQへの偏見ではありません、念の為。


たとえば、次のような性質を
それぞれ男性性と女性性に分類します。


・男性性……論理性や、攻撃性、積極性、決断力など

・女性性……感情、やさしさ、包容力、柔軟性、共感性など


これは「男性/女性とはこうあるべき」といった、
差別的な意味ではありません。


大まかな傾向を表しているだけで、
男性にも女性性はありますし、逆も然りです。


すべての人間には両面があるのですが、
そのどちらが強いかという話です。


それで、日本をはじめとする先進国の多くは、
女性性が強い社会になっています。


つまり、「論理」や「攻撃」といった男性性よりも
「感情」や「やさしさ」といった女性性を
大切にする社会になっているのです。



これは『文化的進化論』の著者
ロナルド・イングルハートも述べていますが、
こうした価値観の変化は、社会の貧富と関係があります。


戦時中の日本のように社会が貧しいとき、
人間は生理的欲求を満たすために行動します。


衣服や食料を手に入れて土地を守るといった、
文字通り「食べていくため」の生活になるのです。


そして、こうした生理的欲求が中心の社会では、
男性性が強いほうが生きやすくなります。


「他人を蹴落としてでも、食べ物を手に入れる」
「敵を打ち負かして土地を奪う」といった生き方には、
男性性のほうがマッチしているからです。


そのため、貧しい社会や国や時代ほど
男性性の強い価値観になっていきます。


結果として、貧しいほど人間が対立しやすく、
戦争もよく起こります。



一方、社会が豊かになると、
こうした価値観が大きく変わります。


ほとんどの人は衣食住が満たされているので、
生理的欲求のために必死にはなりません。


「自分はこうなりたいなあ」といった
自己実現欲求で行動するようになっていきます。


こうした余裕のある環境では、
社会全体の女性性が強くなって、
「感情」や「やさしさ」を大切にするのです。



さて、第二次大戦以降、
先進国では大きな戦争が起きていません。


これは社会が豊かになり、
女性性が強くなったと言えるでしょう。


長くなりましたが、冒頭の話に戻ります。


こうした社会の変化を踏まえると、
女性性を感じるタイトルのほうが
今は本がより広まりやすいと考えられます。


男性性の強いタイトルにしてしまうと、
多くの人の感覚とズレるからです。


だからこそ、私はタイトルに
「ぼく」を使うことにしました。


これは私の感覚なのですが、
ビジネスの文脈では「ぼく」を使うと
女性性が強いニュアンスになると感じます。


「私」という言葉自体は、女性も使いますが、
男性が使った場合は女性性は感じません。


この感覚、わかりますか?


たとえば、男性のビジネスマンが
「私は〜」と言っていると、
むしろ堅苦しくて男性性を感じますよね?


一方、ひらがなの「ぼく」は優しそうな印象になり、
女性性のあるイメージでしょう。


このような考えがあって、オマージュ元の
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』と同様に、
「ぼく」をタイトルに入れました。


本文ではいつも通り「私」と書いているのですが、
タイトルでは"引き"が重要なので、
あえて「ぼく」を選んだのです。


社会の価値観にマッチするかどうかで、
本の売れ行きが大きく変わるので、
こうした点を踏まえたタイトルにしています。


あなたが出版を考えている場合は、参考にしてみてください。



相馬一進



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