☆★☆────────────────────── 中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報 「労務管理は王道こそ最善」 大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ 人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る! 発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳 2026年10月10日Vol.6380 ────────────────────── ■法人保険、解約返戻金が減る前にどうする?■ 解約か、払済か、それとも乗り換えか。 元外資系生保30年の講師が、出口対策を本音で解説します。 10月16日(金)東京・銀座開催、定員10名です。 【詳細・お申し込み】 https://nakagawa-consul.com/seminar/150.html ──────────────────────────── ■世界のEV電池、7割以上が中国メーカー■ (続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ) ──────────────────────────── ■育休を取りやすい会社は、仕事の減らし方が上手!■ ──────────────────────────── 「育児休業を取りたいと言われたけれど、 その間の仕事を誰に任せればいいのだろう」 「人手が足りないのに、これ以上休まれると 現場が回らなくなってしまう」 中小企業の経営者や管理職の皆さんには、 こんな悩みがありますよね。 育児休業を応援したい気持ちはあっても、 現実には人員に余裕がない。 実は、育児休業を取得しやすい職場づくりには、 意外なほど大切なポイントがあります。 それは「誰に仕事を任せるか」よりも、 「仕事そのものを減らせないか」と考えることです。 ■男性の育休取得率は50%を超えた■ 令和7年度の調査では、育児休業取得率は 女性88.3%、男性50.9%となりました。 男性の取得率は前年より10.4ポイント上昇し、 育児休業は特別なことではなくなりつつあります。 しかし、制度があっても安心して休めるとは 限りません。 本人は「同僚に迷惑をかけるのでは」と心配し、 周囲は「また自分の仕事が増える」と感じる。 こうした状況では、制度が整っていても、 なかなか利用しやすい職場にはなりません。 ■Q1 育休中の仕事は誰に任せればいい?■ A まずは仕事の中身を整理するとよいでしょう。 よく見られるケースです。 休業する社員の仕事を、そのまま同僚に 振り分けてしまうことがあります。 しかし、これでは周囲の負担が増えるだけです。 例えば、毎週の会議を月2回にする。 報告書を簡素化する。 紙とパソコンへの二重入力をやめる。 休業期間中だけ、一部の仕事を延期することも 考えられます。 仕事を減らしてから担当者を決める。 この順番が大切なのです。 ■Q2 育休を申し出た社員に何と言えばいい?■ A まずは希望を前向きに受け止めましょう。 「忙しい時期だから困る」 「もう少し短くできないかな」 つい言いたくなる気持ちもわかります。 しかし、こうした言葉は、本人に取得を ためらわせる原因になりかねません。 まず希望する時期や期間を確認し、 業務の調整は会社として考えると伝えましょう。 本人に代わりの担当者を探させるのではなく、 管理職、総務、経営者が協力して対応します。 また、育休を取得したことを理由に、 不利益な評価をしない姿勢も大切です。 ■Q3 残された社員の不満にはどう対応する?■ A 支える側の負担にも目を向けましょう。 育休を取得する社員だけを大切にしても、 職場全体の納得は得られません。 仕事を引き受ける社員にも事情があります。 業務量や残業時間を定期的に確認し、 負担が偏っていれば分担を見直しましょう。 他部署からの応援や外部委託も選択肢です。 最近は、育休取得者の仕事を支える社員に 手当を支給する会社もあります。 ただし、手当を支給すれば問題が解決する わけではありません。 まず仕事の負担を減らし、そのうえで 協力した社員の貢献を評価することが大切です。 ■ワンポイントアドバイス■ 社員が育休を申し出たら、担当業務を 次の5項目で整理してみましょう。 ・どんな仕事をしているか ・毎日、毎週、毎月のどの頻度か ・本当に続ける必要があるか ・ほかの社員でも対応できるか ・一時的に休止や簡素化ができないか これだけでも、引継ぎの進め方が ずいぶん考えやすくなります。 特に管理職の仕事は、判断や情報が 一人に集中しやすいものです。 日頃から情報を共有しておくことが、 管理職自身の育休取得にも役立ちます。 ■育休対策は会社を強くするチャンス■ ここで経営者の皆さんに考えていただきたい ことがあります。 育児休業だけでなく、病気や介護などで 社員が長期間休むこともあります。 そのたびに仕事が回らなくなる会社では、 経営上の不安も大きくなります。 反対に、誰かが休んでも仕事が回る会社なら、 社員も安心して働き続けられます。 育休への対応は、単なる福利厚生ではありません。 仕事の無駄を減らし、人材の定着にもつながる 大切な経営課題なのです。 皆さんの会社でも、まずは一つ、 減らせる仕事がないか確認してみませんか。 ──────────────────────── ■就業規則、そろそろ整えておきませんか■ ──────────────────────── 今の規則を活かしながら、無理なく整理するお手伝いをします。 https://nakagawa-consul.com/service/work_regulations/ ────────────────────── 【本からの気づきメモ】 ────────────────────── ■AIだけより「人の伴走」で年収が上がる?■ 転職支援の世界では、AIによる求人紹介が広がっています。 ところが、興味深い結果も出てきました。 異業種へ転職する場合、キャリアアドバイザーが介在した ほうが、AIだけの支援より転職後の初年度年収が 100万から150万円高くなったケースがあったのです。 AIは過去の採用データをもとに、経歴や希望条件に合う 求人を素早く探すことを得意としています。 一方、人は対話から本人の本音や強みを引き出し、 本人が考えていなかった仕事まで提案できます。 難しそうな求人でも、なぜ自分に向いているのかを説明し、 応募や面接で迷ったときには背中を押すこともできます。 別の転職支援サービスでも、人が提案した求人で転職し、 年収が1割以上増えた人の割合は、AIによる推薦より 8ポイント高いという結果が出ています。 AIか人かではなく、AIの速さと人の対話力をどう組み合わせるか。 転職支援は、そんな段階に入っています。 ────────────────────── 免責事項 ────────────────────── このメルマガでは、 わかりやすさを重視し、 法律や判例も簡潔に ご紹介しています。 本内容に基づくトラブル等については、 責任を負いかねます。 あらかじめご了承ください。 ────────────────────── メールマガジン 社長、上司が「あの人はすごい!」と いわれるピカイチ情報 ☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳 ☆公式サイト https://nakagawa-consul.com ☆問い合わせ info@nakagawa-consul.com ☆バックナンバー https://nakagawa-consul.com/blog ☆登録・解除 https://www.mag2.com/m/0000283000.html ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎社長、上司があの人はすごいといわれるピカイチ情報 の配信停止(unsubscribe)はこちら ⇒ https://regist.mag2.com/reader/Magrddel?reg=unsubscribe_direct_footer&id=283000&e=kasasagi777%40gmail.com&l=hbp03fe602
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