2026年10月9日金曜日

■問題社員なら、定年後の再雇用を断れる?■

☆★☆────────────────────── 中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報 「労務管理は王道こそ最善」 大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ 人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る! 発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳 2026年10月9日Vol.6379 ────────────────────── ■社員に説明できる人事考課、できていますか?■ 評価制度を否定せず、「どこを整理すれば説明できるか」を落ち着いて見直します。 https://nakagawa-consul.com/seminar/149_web.html ──────────────────────────── ■世界のEV電池、7割以上が中国メーカー■ (続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ) ──────────────────────────── ■問題社員なら、定年後の再雇用を断れる?■ ──────────────────────────── 「もうすぐ60歳で定年になる社員がいます。 以前から周囲とのトラブルが多く、 何度注意してもなかなか改善されません。 できれば再雇用したくないのですが、 会社が断ってもよいのでしょうか?」 こんな悩みを抱える会社はありますよね。 特に困るのは、仕事の能力だけではなく、 職場で何度もトラブルを起こす社員です。 周囲の社員から、 「また一緒に働くのですか」 という声が出ることもあるでしょう。 では、定年を機会に会社の判断だけで、 再雇用を断ることができるのでしょうか。 現在、65歳までの継続雇用制度では、 希望者全員を対象とすることが原則です。 以前は一定の基準を設けて、 対象者を限定できる仕組みがありましたが、 現在はその基準を使うことはできません。 したがって、 「勤務成績が悪いから」 「周囲から評判が悪いから」 というだけで、簡単に再雇用を断るのは 慎重に考えたほうがよいでしょう。 一方で、就業規則に定められた 退職や解雇に相当する事情がある場合には、 再雇用しない余地があります。 ここで大切なのは、 定年直前になって突然判断しないことです。 Q 何度も同僚とトラブルを起こす社員なら、 再雇用を断ってもよいのでしょうか? A トラブルがあるというだけではなく、 その内容や程度、これまでの注意や指導、 改善状況などを整理することが大切です。 まずは就業規則の退職や解雇に関する定めと 照らして考えるとよいでしょう。 こんなケースがあります。 顧客への電話対応で何度も問題を起こし、 会社のルールにも従わない社員がいました。 会社は繰り返し注意や指導をしましたが、 本人は自分の対応が正しいと主張し続け、 改善しようとする姿勢が見られませんでした。 このように、問題行動そのものだけでなく、 会社が改善の機会を与えたかどうかも 重要なポイントになります。 Q 定年直前に注意すれば十分でしょうか? A それでは遅い場合があります。 問題が起きたときから具体的に注意し、 何を直してほしいのかを本人に伝え、 改善する機会を与えることが大切です。 「これまで我慢してきたけれど、 定年だから再雇用しません」 という対応では、会社としての説明が 難しくなってしまいます。 【ワンポイントアドバイス】 問題社員への注意は、口頭だけで終わらせず、 できるだけ記録を残しておきましょう。 いつ、どのような問題があり、 会社が何を注意し、本人がどう対応したのか。 必要に応じて注意指導を書面で行い、 改善されなければ再雇用が難しくなる 可能性も伝えておくとよいでしょう。 業務への支障が生じている場合には、 メールや記録なども整理しておきます。 Q では、現場ではどう考えればよいですか? A 「再雇用を断れるか」から考えるより、 まず「会社は改善のために何をしたか」 という視点で考えるとよいでしょう。 問題行動があるなら早い段階で伝える。 改善してほしい内容を具体的に示す。 そして、本人にも改善の機会を与える。 これは再雇用の問題だけではなく、 日頃の労務管理としても大切なことです。 60歳の定年が近づいてから慌てるのではなく、 50代後半の社員について、勤務状況や これまでの指導記録を確認してみる。 そんな小さな点検から始めてみては いかがでしょうか。 「うちの会社は大丈夫だろうか」と、 一度立ち止まって確認することが、 将来のトラブルを防ぐ第一歩になります。 ──────────────────────── ■退職金制度を今の実情に合わせて整える■ ──────────────────────── 制度を否定せず、運用しやすい形へ整理します https://nakagawa-consul.com/inquiry/index.html ────────────────────── 【本からの気づきメモ】 ────────────────────── ■世界のEV電池、7割以上が中国メーカー■ 電気自動車、EVの性能や価格を左右する重要な部品が、 大量の電気を蓄えることができるリチウムイオン電池です。 世界のEVに搭載された電池の上位10社を見ると、 7社が中国メーカーで、搭載量の73.3%を占めています。 中国勢が力を入れているのが、高価なコバルトを使わない リン酸鉄リチウムイオン、いわゆるLFP電池です。 2025年には、中国EVの電池の8割をLFPが占めました。 LFPは従来、蓄えられる電気の量で弱点があるとされましたが、 技術改良が進み、性能面でも競争力が高まっています。 さらに大手メーカーは、電池を製造するだけではありません。 原料となる電池材料の鉱山にも自ら出資しています。 原料から電池まで一貫して関わることでコストを抑え、 価格競争力を高めてきました。 その結果、欧州メーカーだけでなく、日本メーカーにも 中国製の車載電池を採用する動きが広がっています。 ────────────────────── 免責事項 ────────────────────── このメルマガでは、 わかりやすさを重視し、 法律や判例も簡潔に ご紹介しています。 本内容に基づくトラブル等については、 責任を負いかねます。 あらかじめご了承ください。 ────────────────────── メールマガジン 社長、上司が「あの人はすごい!」と いわれるピカイチ情報 ☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳 ☆公式サイト https://nakagawa-consul.com ☆問い合わせ info@nakagawa-consul.com ☆バックナンバー https://nakagawa-consul.com/blog ☆登録・解除 https://www.mag2.com/m/0000283000.html ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎社長、上司があの人はすごいといわれるピカイチ情報 の配信停止(unsubscribe)はこちら ⇒ https://regist.mag2.com/reader/Magrddel?reg=unsubscribe_direct_footer&id=283000&e=kasasagi777%40gmail.com&l=hbp03fe602

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