2026年10月28日水曜日

■社員の隣にAI弁護士?会社の労務管理が変わる■

☆★☆────────────────────── 中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報 「労務管理は王道こそ最善」 大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ 人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る! 発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳 2026年10月28日 Vol.6348 ────────────────────── ■法人保険、解約返戻金が減る前にどうする?■ 解約か、払済か、それとも乗り換えか。 https://nakagawa-consul.com/seminar/150.html ──────────────────────────── ■「知らない子ども」が身近にいる■ (続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ) ──────────────────────────── ■社員の隣にAI弁護士?会社の労務管理が変わる■ ──────────────────────────── 「社員から突然、長文の抗議文が届きました。 法律の問題点まで細かく指摘されています」 「退職する社員から、未払い残業代について 詳しい計算書が送られてきたのですが……」 こんな経験はありませんか? 実は、生成AIの普及によって、 社員と会社の労務トラブルが 新しい時代を迎えようとしています。 これまで法律に詳しくなかった社員でも、 AIを使えば、会社の問題点を調べたり、 申入書を作成したりできるようになりました。 ■生成AIの利用者は急増している 全国の15歳から69歳を対象とした調査では、 生成AIの利用率は2025年2月の27%から、 2026年2月には51%へと増加しました。 つまり、生成AIは一部の専門家だけの 道具ではなくなったのです。 社員が自分の労働条件について、 AIに相談することも珍しくなくなるでしょう。 例えば、こんな質問です。 「この残業代の計算は正しいですか?」 「会社から解雇すると言われました。 問題はありませんか?」 「上司の発言はパワハラになりますか?」 AIは、こうした質問にも、 あっという間に回答してくれます。 ■会社が気づかなかった問題も見つかる Q.社員がAIで調べた内容は正しいのですか? A.必ずしも正しいとは限りません。 生成AIは、実際には存在しない法律上の判断や、 不正確な情報を示すことがあります。 もっともらしい回答だからといって、 そのまま正しいとは限らないのです。 ただし、会社側も 「AIが言っているだけだから」 と軽く扱わないことが大切です。 指摘された内容に問題がないか、 事実を確認する姿勢が求められます。 Q.特に注意すべき労務問題は何ですか? A.代表的なのは、解雇、残業代、 ハラスメントの3つです。 例えば、勤務成績が悪い社員を解雇した場合、 AIは会社の説明について、 次のような疑問を示すことがあります。 「改善する機会を十分に与えたのか?」 「勤務成績が悪いことを示す記録はあるのか?」 「配置転換なども検討したのか?」 会社が当然だと思っていた対応についても、 別の角度から問題点を指摘されるわけです。 ■これからは説明できる労務管理が重要 Q.会社は何から始めればよいのでしょうか? A.まずは就業規則や労働条件通知書などを 点検することから始めるとよいでしょう。 法律が改正されたのに、 昔の書式を使い続けていませんか? 固定残業代の内容は、 社員にわかるように説明されていますか? また、社員への注意や指導についても、 いつ、何を伝えたのか、 記録を残しておくことが大切です。 ただし、記録は量よりも質です。 適切な指導を行い、その経緯を きちんと説明できることが重要なのです。 ■ワンポイントアドバイス 今月の給与明細と労働条件通知書を、 社員の立場になって眺めてみましょう。 そして、こんな質問をしてみてください。 「この内容をAIに相談されたら、 会社はきちんと説明できるだろうか?」 少しでも気になる点があれば、 そこが見直しの出発点になります。 もちろん、会社自身がAIを使って 規則や書類の問題点を洗い出すことも、 一つの方法です。 ただし、AIの回答は必ず確認し、 個人情報や会社の秘密情報の入力にも 注意したいものです。 ■AI時代でも変わらないこと 生成AIによって、 社員が問題を指摘することは 以前より容易になるでしょう。 しかし、会社が行うべきことの基本は、 昔も今も変わりません。 適切な制度を整え、 社員に丁寧に説明し、 公平な運用を心がけることです。 AIは便利な道具ですが、 社員の気持ちや職場の事情まで 十分に理解できるとは限りません。 最後は、人と人との信頼関係です。 AIを恐れる必要はありません。 これを機会に、 「うちの会社の労務管理は大丈夫かな?」 と、一度見直してみませんか。 ──────────────────────── ■短期間で実行できる賃金制度づくり■ ──────────────────────── 制度を見直したいと思いながら、 手を付けられずにいる企業は少なくありません。 中小企業の実情に合わせ、 3〜6か月で形にする賃金制度づくりを支援しています。 まずは概要だけ知りたい、という段階でも大丈夫です。 https://nakagawa-consul.com/inquiry/index.html ────────────────────── 【本からの気づきメモ】 ────────────────────── ■「知らない子ども」が身近にいる■ 同じ地域に暮らしていても、 大人には見えていない 子どもたちの世界があります。 家庭や学校など、 大人から見れば日常的な場所でも、 子ども自身が感じていることは 必ずしも同じではありません。 大人は自分の経験から、 「子どもとはこういうものだ」と 考えてしまうことがあります。 しかし、時代が変われば、 子どもを取り巻く環境も変わります。 身近にいるからこそ、 分かっているつもりになりやすい。 子どもに限らず、 「知っているつもり」の相手ほど、 実は知らない一面を持っているものです。 ────────────────────── 免責事項 ────────────────────── このメルマガでは、わかりやすさを重視し、 法律や判例も簡潔にご紹介しています。 内容に基づくトラブル等については、責任を負いかねます。 ご了承ください。 ────────────────────── メールマガジン 社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報 ☆発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳 ☆公式サイト:https://nakagawa-consul.com ☆問い合わせ:info@nakagawa-consul.com ☆バックナンバー:https://nakagawa-consul.com/blog ☆登録・解除:https://www.mag2.com/m/0000283000.html ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎社長、上司があの人はすごいといわれるピカイチ情報 の配信停止(unsubscribe)はこちら ⇒ https://regist.mag2.com/reader/Magrddel?reg=unsubscribe_direct_footer&id=283000&e=kasasagi777%40gmail.com&l=hbp03fe602

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