2024年6月15日土曜日

あなたの給料、上がってる?

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こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。


前回までのメールで「老後4,000万円問題」や
「政府はインフレを解決してくれない」
といった社会構造について解説しました。


これらについて、返信を呼びかけたところ
いつも以上に多くのメールをいただきました!

「経済に苦手意識がありましたが、
知らないとヤバいとわかった気がします」

「相馬さんの解説たすかります」

などなどの返信をいただきました!


ありがとうございます!


反響が多いようなので、
引き続き資産形成について解説していきますね。



さて、これまで話してきた老後4,000万円などの問題を
どのようにしたら解決できると思いますか?


もしかすると、世の中には
次のように考えている人が多いかもしれません。


「物価が上がるなら、その分だけ給料を増やせばいい」
「インフレになるなら稼げる金額も増えるだろう」と。


たしかに、もし給料を増やすことで65歳までに
4,000万円を貯められるなら問題はないかもしれません。


ところが、こうした見立ては甘いと言わざるを得ません。


なぜなら、現在の日本では
実質賃金が減ってしまっているからです。


この実質賃金という意味、わかりますか?


経済学に詳しくない人の場合、
いつも自分の収入にしか着目しないようですが、
もっと重要なのは実質賃金です。


ここで言う実質賃金とは、
「働いた人が実際にもらう給料」から
「インフレによる物価上昇分」を引いたものを指します。


平たく言えば、実際に買い物に使えるお金ですね。



たとえば、去年に比べてあなたの給料が
2%増えていたらどう感じますか?


「やった! 給料が増えた!」なんて思っていたら、
お金についてかなりの情報弱者です(笑)。


というのも、ここ数年はインフレと言われるとおり、
モノの値段が上がっていますよね?


インフレ率が3.8%なら、世の中の商品やサービスは
3.8%くらい値上がりしているわけです。


モノの値段が3.8%値上がりしているのに、
あなたの給料が2%しか上がっていなければ、
どういうことになりますか?


昇給2% - インフレ率3.8%= -1.8%


ということで、あなたの実質賃金は1.8%減っています。


給料は2%増えたように見えても
生活費は3.8%上がっているので、
むしろ家計は苦しくなるでしょう。


(これは給料が2%上がった例なので、
もし給料が全く変わらなかった場合は、
そのまま実質賃金が3.8%下がった計算になります。)


こうした数%ずつの実質賃金の低下であっても
5年、10年、15年…と続くと馬鹿になりません。


くわえて、仮に貯金していたとしても
下りエスカレーターのように日本円の価値が下がるのは
前回までのメールで解説したとおりです。


こうなると、老後までに4,000万円を用意するのは
ほとんどの人には無理ではないでしょうか?



実際、2024年の2月にNHKが発表したデータでは、
実質賃金が前年比マイナス2.5%でした。


これは、インフレ率が3.8%と高いことが原因です。


つまり、モノの値段が3.8%上がったものの、
給料は1.3%しか上がっていないので
差し引きで2.5%貧しくなっています。


残念ながら解決の兆しもなく、
実質賃金は「24か月連続」で前年比マイナスです。


この先も日本はどんどん貧しくなるでしょう。


すると老後に備えて貯金するどころか
貯金を切り崩して生活する場面も増えるはずです。


この状態で、あなたは65歳までに
4,000万円を貯めることができますか?


ぜひ胸に手を当てて考えてほしいと思います。



さて、その解決のヒントをお伝えするためにも、

「将来のお金の不安がある人のための
ストレスなし・節約なしの資産のつくり方」

の講座をまた募集することにしました。


価値が下がってしまう日本円以外で
資産形成をする方法をお伝えしたいからです。


また、過去に開催したときには
「隠れ資金」の発掘についても好評でした。


※「隠れ資金」とは、生活費の見直しや
 節税などの知識で発掘できるお金です。


「そもそも収入が十分にないから
資産形成を始められない」という場合も
「隠れ資金」の発掘から手をつけられます。


実際、講座の参加者から次のような声をいただきました。


・「隠れ資金の発掘をして、
 年あたり134,563円ほど浮かせることができ、
 これだけで参加費をペイできました!」


・「教育資金や老後資金を準備できるか不安がありました。
 月に約2万円の隠れ資金ができることがわかり、
 その分を資産形成に回して安心して老後を
 迎えられることがわかりました」


・「今後のお金の計算をしても明らかに足りなくなるなぁ
 と思っていましたが、職業柄頑張っても
 天井が見えてるし、どうしようと考えてばかりでした。
 余計な出費がなくなり、月々の支払いが減りました」


・「仕事は好きですが自分が働けなくなった時、
 どのように収入を得ていこうか悩んでいましたが、
 500万円の隠れ資産を発掘できました。
 まさか自分に資産形成ができるとは思いませんでした」


・「年金をまともに貰えるとは思えず、
 老後の資金が確保できるか不安を感じていました。
 講座参加後は、隠れ資金として220,507円と、
 月額8,000円程度を確保できました」


・「参加前はどうやって資金を作ればいいのかわからず、
 固定費を減らすなどを我流でやっていました。
 参加後に年5万円弱が浮き、
 発掘したお金を資産運用に回せた事が大きいです」


このように「隠れ資金」の発掘だけでも
参加費の元を取るだけではなく、
将来の不安がだいぶ軽減できると思います。


数日後に登録フォームを公開しますので、
「前回は参加できなかった」といった場合も
ぜひ楽しみにしていてくださいね。



相馬一進


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