■おはようございます、鮒谷です。
今日は
「思考のピラミッド音源」
をお聴き下さったHさんより
学び多きご感想を頂戴したので、
まず、こちらをお読み下さい。
(ここから)
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遅きに失した感が否めませんが、
ピラミッド音源の感想を。
「当たり前のことを
当たり前に示すことは尊い」、
というのは私の言葉ですが、
まさにピラミッド音源は、
「あなたが変わりたくても〜」音源、
「目標設定」音源において、
鮒谷さんが「当たり前」としていたであろう
重要な前提を示されたもので、
その限りにおいて尊いと思われます。
目標、目標と言われると、
北極星だとか、山頂だとか、灯台だとか、
そうしたものを想定しがちで、
特に「どうあるか(being)」が
重要だと強調されれば、
そこにのみ意識を
飛ばしてしまうかもしれない。
その態度はきっと一面の正しさを
持っているのです。
特に、心理的な支えとなる
目標・理由(why)がなければ、
何をするとか、
何を持つとかはあまり意味を持たない、
というのは納得のいきやすい論理であって、
この点が盲点になっている人は
多いのかもしれないから、
強調すべきであるというのは
よく分かる気はします。
しかしその副作用として、
「じゃあ
どうありたいかを考えよう!」
となり、
そこにばかり意識が向いて、
結局はふわふわとしたbeing目標を掲げて、
ふわふわと
どこかに飛び去ってしまう、
ということがある。
ヘリウムをパンパンにつめた
風船のように、
心という大地から
離れて見えなくなってしまう。
見えていても、
まるで手の届かないところに
引っかかって呆然としてしまう。
……もちろん、
目標は常に見定めていなくては
ならないし、
そこにたどり着くための
具体的な方策を練りつづけて、
実践しつづける必要があるのですが、
その点を言ってはいても、
はっきり・強く意識されない可能性があった
(し、実際にそういうケースがあった)、
だからこその今回の音源なのかな、
と思います。
思えば、
being目標だけ掲げていても
どうにもならん、
というのは当然のことです。
大きな目標があるなら、その背後に
いくつもの方策があるのは当然です。
しかしどうして(ある種の人々に)
この事実が見えてこなかったのかと言えば、
それはやはり、
「一回的な言語には限界がある」
からなのでしょう。
なんであれ話題というものは、
重要なものであればなおさら
多くの側面を持っていて、
ひとつの表現によって全ての側面を
贖うことはできない。
無理からぬことです。
そもそも人間は複数のことを
同時に処理することは
(ほとんど)できないから、
ある場面において、
その場の目的に即して
限られた数の表現を与える、
というのは、全く適切です。
その点を今回は補完した、
ということなのでしょう。
実際、「ピラミッド」音源が
言っていることは極めて抽象的に言えば
(強調しますが、
本当に極論すれば、です)
過去の音源と同じだとも言えるのです。
本当の本当に抽象化してしまえば、
「目標設定」音源も、
今回の「ピラミッド」音源も、
「大目標を置いて
そのために積み上げましょうね」
ということだと言えるでしょう。
よく考えてみれば、
「ピラミッド」音源の内容は、
鮒谷さんが少なくともメルマガを
毎日送るというかたちで
部分的に、
パフォーマティヴに示されていた、
というか実践されていたことだな、
とも思うのです。
「なんでメルマガで
こんなに売りにかかるのかしら」
とか、
「なんでこんなに
防災しているのかしら」
という問いは
──このままでは鮒谷さんは
核シェルターを買うのではないかしら、
などと思われました──、
これまでの音源も踏まえてみれば、
本当は(違うことばで)回答しうるもの
だったような気もします。
勿論これは後付けの解釈ですし、
本当に極論すればひとつのメルマガには
書き手の全てが詰まっていると
言えなくもない面があるので、
仮説めいた妄想ではあります。……
しかしきっと、学ぶ過程においては
(とりわけ、知識というよりも
行動の原理を学ぶ過程においては)、
多角的な表現で説明を尽くすことが
重要なのでしょう(実感しつつあります)。
そのときに用いられるものこそ、
もう読者には馴染み深いと思われる、
比喩であり、物語であり、
具体例です。
今回の音源で導入される戦争の比喩や、
それこそピラミッドの組み上げの比喩は
「大目標と現状を繋げること」
にかかっている点で、
これまでの音源で触れてきたものの
見過ごされがちだった(?)
いち側面に光を当てたものだと
言えるのかもしれません。
ピラミッドの比喩が
如何なる意味で有用か、
ということをもう少し肯定的な仕方で
述べるなら、
この比喩の長所は、石を積むタイプの
建築物を前提としていると言えるでしょう。
このことで、組み上げるという比喩、
組み変えるという比喩が可能になっている。
この2つの細かい比喩で得られる果実は
人によって異なるかもしれませんが、
まずは目標へとダイレクトに結ばれる
小さなタスクを全てつぶしていくという
発想が得られ、
ついで自分の目標を少しずつすり替え・
また規模を拡大していくことに関する
抽象的な見通しが立つようになる、
ということが肝要かな、と思います。
私が今、直接活かし切ることが
できるかどうかはともかく、
遅効性の薬として効くのではないか、
効くように生きたいものだ、
と感じるものです。
ともかく、
陳腐極まる、抽象的な言い方が
許されるのであれば、
一人の作者という宝石が持つ、
当たり前にそこにある、
しかし見過ごされてきた、
重要な一個のきらめきが、
この音源にはあるかもしれない、
と言えると思われます。
(R.H さま)
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(ここまで)
■Hさん、長文の、示唆に富むご感想、
ありがとうございました!
私(鮒谷)がお伝えしたいのに、
うまく言葉にできなかった数々の思いを、
見事に言語化して頂き、
胸のすく思いがいたしました。
■とくに以下の部分など
(長くなりますが引用させて下さい)。
(ここから)
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思えば、
being目標だけ掲げていても
どうにもならん、
というのは当然のことです。
大きな目標があるなら、その背後に
いくつもの方策があるのは当然です。
しかしどうして(ある種の人々に)
この事実が見えてこなかったのかと言えば、
それはやはり、
「一回的な言語には限界がある」
からなのでしょう。
なんであれ話題というものは、
重要なものであればなおさら
多くの側面を持っていて、
ひとつの表現によって全ての側面を
贖うことはできない。
無理からぬことです。
そもそも人間は複数のことを
同時に処理することは
(ほとんど)できないから、
ある場面において、
その場の目的に即して
限られた数の表現を与える、
というのは、全く適切です。
その点を今回は補完した、
ということなのでしょう。
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きっと、学ぶ過程においては
(とりわけ、知識というよりも
行動の原理を学ぶ過程においては)、
多角的な表現で説明を尽くすことが
重要なのでしょう(実感しつつあります)。
そのときに用いられるものこそ、
もう読者には馴染み深いと思われる、
比喩であり、物語であり、
具体例です。
今回の音源で導入される戦争の比喩や、
それこそピラミッドの組み上げの比喩は
「大目標と現状を繋げること」
にかかっている点で、
これまでの音源で触れてきたものの
見過ごされがちだった(?)
いち側面に光を当てたものだと
言えるのかもしれません。
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この2つの細かい比喩で得られる果実は
人によって異なるかもしれませんが、
まずは目標へとダイレクトに結ばれる
小さなタスクを全てつぶしていくという
発想が得られ、
ついで自分の目標を少しずつすり替え・
また規模を拡大していくことに関する
抽象的な見通しが立つようになる、
ということが肝要かな、と思います。
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(ここまで)
、、、かなりの部分の
引用になってしまいましたね(汗)
■でも、
もう、この音源で
お伝えしたかったことは、
上に引用させてもらった部分に
尽きますし、
これ以上、私(鮒谷)が
下手に(無駄に)説明するよりも、
こうした内容にピン!と来た方のみ、
お聴ききただければ、
ということで
ご案内を終了いたします。
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※繰り返し、お伝えしておりますが
当音源は
「目標設定放談会音源
&日記放談会音源」
をお聴き頂いていることを
前提として収録されている音源ですので、
まずはそちらを先にお聴き下さい。
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※合わせて皆さまから頂戴した
ご感想もご参考までに。
https://ssdlfiles.s3.amazonaws.com/testimonials_pyramid_of_thought_1.pdf
鮒谷周史拝
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