2026年9月15日火曜日

■AIで仕事が消えたら、社員を解雇できるのか?■

☆★☆────────────────────── 中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報 「労務管理は王道こそ最善」 大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ 人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る! 発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳 2026年9月15日 Vol.6555 ────────────────────── ■資格手当、何となく決めていませんか■ 頑張りを認めたい気持ちと、制度としての整理は別物。 https://nakagawa-consul.com/seminar/141_web.html ──────────────────────────── ■結婚しない人が初めて2割を超える■ (続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ) ──────────────────────────── ■AIで仕事が消えたら、社員を解雇できるのか?■ ──────────────────────────── 「AIを導入したら、 データ入力の仕事がほとんどなくなりました」 「余った人員を、そのまま雇い続けるのは 難しいのですが、解雇できますか?」 こうした悩みは、これから多くの会社で 増えていくのではないでしょうか。 AIによって仕事そのものがなくなった場合、 会社が人員の見直しを考えることは 不自然ではありません。 しかし、 「AIに仕事が代わったから」 という理由だけで、直ちに解雇や雇止めが できるわけではありません。 経営上の理由で社員を解雇する場合は、 一般に次の4つの視点から 慎重に考える必要があります。 1つ目は、人員を減らす必要性です。 2つ目は、解雇を避けるための努力です。 3つ目は、対象者の選び方の合理性です。 4つ目は、社員への説明や話し合いなど、 手続きの進め方です。 AI導入によって仕事が減った場合も、 これまでの機械化やデジタル化による 人員整理と同じように考えるのが基本です。 Q 仕事が完全になくなれば、 解雇してもよいのでしょうか? A 仕事がなくなったことは、 人員削減の必要性を判断する材料になります。 ただし、それだけで決まるものではありません。 配置転換、教育、希望退職の募集など、 解雇を避ける方法をどこまで検討したかという 視点が大切です。 では、現場ではどう考えるか。 まずは「仕事がなくなった人」と考えず、 「別の仕事を担える可能性がある人」として 見直してみることです。 現在の能力だけでなく、 教育後にできる仕事も検討してみましょう。 Q 能力や実績の低い社員から 対象にしてもよいのでしょうか? A 能力や実績を考慮すること自体が、 直ちに不適切になるわけではありません。 ただし、「将来性がない」 「会社への貢献が少ない」など、 曖昧な基準だけで決めるのは危険です。 人事考課の結果、保有資格、経験、 担当できる業務など、 客観的に説明できる基準が必要です。 数字にしてあれば安心とも限りません。 何を、どのように評価した数字なのかを 社員に説明できることが重要です。 Q 有期契約社員なら、契約期間の満了時に 雇止めをしても問題ありませんか? A まずは契約更新の回数や勤務年数、 これまでの説明内容を確認するとよいでしょう。 更新を何度も続けており、 本人が今後も働けると期待する事情がある場合は、 無期契約の社員に近い慎重な対応が求められます。 契約期間が決まっているという理由だけで、 簡単に判断しないことが大切です。 ワンポイントアドバイス AIを導入するときは、 次の3つを簡単な記録に残しておきましょう。 「どの業務が、どれだけ減ったか」 「配置転換や教育を、どこまで検討したか」 「対象者を、どのような基準で選んだか」 説明会や個別面談で話した内容も、 日付とともに残しておくと安心です。 ある会社では、AI導入後に余った人員を すぐに整理するのではなく、 別部門で必要な技能を学ぶ機会を設けました。 すべての人を配置転換できるとは限りませんが、 会社が可能な方法を真剣に検討したことは、 社員の納得にもつながります。 AIは会社の競争力を高める便利な道具です。 一方で、長く働いてきた社員にとって、 仕事がなくなることは大きな不安です。 効率化と雇用を対立させるのではなく、 新しい仕事へ移るための教育も含めて 考えてみてはいかがでしょうか。 AIを導入する前に、 「仕事が減った後、人をどう生かすか」を 一度立ち止まって考えてみましょう。 ──────────────────────── ■就業規則、そろそろ整えておきませんか■ ──────────────────────── 今の規則を活かしながら、無理なく整理するお手伝いをします。 https://nakagawa-consul.com/service/work_regulations/ ────────────────────── 【本からの気づきメモ】 ────────────────────── ■結婚しない人が初めて2割を超える■ 18歳から34歳までの未婚者のうち、 「一生結婚するつもりはない」と答えた人が、 男性24.0%、女性21.5%となりました。 男女とも、調査開始以来初めて2割を超えています。 一方、結婚を望まない人の4割から5割は、 よい相手との出会いや収入・貯蓄の増加によって、 結婚を望む可能性があると答えています。 子どもを持つ希望も小さくなっています。 夫婦が理想とする子どもの数は平均2.18人、 実際に予定する人数は1.95人となり、 初めて2人を下回りました。 理想の人数の子どもを持たない最大の理由は、 「子育てや教育にお金がかかりすぎる」で、 52.9%に達しています。 結婚や出産を望む気持ちは、本人の考えだけでなく、 出会いや収入、子育ての負担とも深く結びついています。 ────────────────────── 免責事項 ────────────────────── このメルマガでは、 わかりやすさを重視し、 法律や判例も簡潔に ご紹介しています。 本内容に基づくトラブル等については、 責任を負いかねます。 あらかじめご了承ください。 ────────────────────── メールマガジン 社長、上司が「あの人はすごい!」と いわれるピカイチ情報 ☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳 ☆公式サイト https://nakagawa-consul.com ☆問い合わせ info@nakagawa-consul.com ☆バックナンバー https://nakagawa-consul.com/blog ☆登録・解除 https://www.mag2.com/m/0000283000.html ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎社長、上司があの人はすごいといわれるピカイチ情報 の配信停止(unsubscribe)はこちら ⇒ https://regist.mag2.com/reader/Magrddel?reg=unsubscribe_direct_footer&id=283000&e=kasasagi777%40gmail.com&l=hbp03fe602

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