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令和8年4月5日 平成進化論
(8206日(22年間)連続配信、累計9569号)
■金沢のからくり人形が教えてくれた
世界を支配する「仕組み」の正体
有限会社セカンドステージ代表取締役
鮒谷周史(ふなたにしゅうじ)
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■こんばんは、鮒谷です。
引き続き、第二創業モード。
現時点で勝ち確には違いないけれど、
さらなる
「盤石必勝モード」
まで持っていくべく、
より一層のチューニング中。
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<今日のピークパフォーマンス方程式>
■金沢のからくり人形が教えてくれた
世界を支配する「仕組み」の正体
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■昨年、金沢を訪れた際、
「石川県金沢港大野からくり記念館」
へ足を運ぶ機会があった。
そこには、江戸時代の技術の粋を集めた
精巧な人形たちが数多く、展示されている。
■「お茶運び人形」や「舞台からくり」が見せる、
滑らかで不可思議な挙動。
その精妙な動きを目前にしたとき、
人の視線はどこへ向かうだろう。
■大半の者は、華やかに舞う人形の姿や、
その意匠に目を奪われる。
しかし、ごく少数の者は、その動きを司る
箱の中の歯車やゼンマイに思いを馳せるだろう。
■両者の視点の差は、ビジネスや人生において、
巨大な断絶を生む。
世の中には、
目に見える「現象」ばかりを追う者と、
その裏側で稼働している「構造(からくり)」を
注視する者の二通りしか存在しない。
■そして両者いずれの側に立つかが、
その後の運命を決定づける。
現象とは「具体」であり、
誰の目にも捉えやすい。
対して、現象を生み出してい
る裏側のシステムは「抽象」であり、
意識的に覗き込まない限り
姿を現さない。
■したがって多くの者は、
手軽で分かりやすい現象に飛びつき、
裏に隠された仕掛けを見落としてしまう。
卑近な例を挙げれば、
時代にあっても姿を変えて現れる
「月利2パーセント確約の金融商品」
といった、非現実的な投資話。
■それに群がる人々は、
毎月振り込まれるという表面的な数字、
主催者が誇示するタワマンや高級車、
ラグジュアリーホテルでの説明会、
といった「見え透いた記号」に
心を奪われる。
■彼らは、そのカネがどこから湧き、
なぜ自分のような人間にまで
その話が降りてきたのかという、
背後の「からくり」に
思いを巡らせることはない。
■現象しか見えぬ者は、
甘言の裏に隠された罠に
自ら足を踏み入れ、
資産を収奪される
悲劇の主人公となる。
■では、巧妙な罠を回避し、物事の真の姿を
捉えるにはどうすればよいのか。
鍵は、私たちが日常的に
無意識で使っている「言葉」にある。
■見えないものを見る力は、
天賦の才ではない。
使用する「語彙」によって
後天的に鍛え上げられるもの。
■「構造」「本質」「骨格」「メカニズム」
「システム」「からくり」
こういった抽象度の高い言葉を、
意識して脳内で回し続けるといい。
■これらの言葉を意識的に用いることで、
事象をそのまま鵜呑みにするのではなく、
「なぜこの現象が起きているのか」
「この裏で何が駆動しているのか」
と問いを立てる思考の回路が育っていく。
■言葉の選択は、そのまま
認識の枠組みとして機能する。
現象を表す「具体の言葉」に
終始していれば、
一生、他者が用意した舞台の上で
踊らされるだけの観客に終わる。
■しかし、からくりを問う
「抽象の言葉」を手にしたとき、
人は初めて舞台の裏側に回り、
仕掛けの全貌を俯瞰する視座を獲得する。
■目先の華やかさや甘い言辞に
惑わされることなく、
その奥で稼働するシステムを
洞察すること。
■見えている現象に振り回される
生き方を捨て、
見えないものを
透視する力を養うこと。
■これこそが、
罠に満ちた社会から身を守り、
したたかに生き抜くための堅牢な盾となる。
さらにはキャリア形成や
ビジネス立ち上げの際には、
鋭利な剣ともなるだろう。
■ちなみに、ある人が具象と抽象、
どちら側の言葉を多用しているか
(現象)をチェックすれば、
その人物の認知システム(本質)が
透けて見えるのも、
ここまでの話の延長線上にある。
今日も人生とビジネスを
楽しみましょう。
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