カテゴリー:ビジネス
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こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
前回から、「なぜ退職者2万人も…?
マイクロソフトの老害CEOによる暗黒時代」
というシリーズ形式のメールをお送りしています。
第1回目の前回は、マイクロソフトの元CEOである
スティーブ・バルマーの愚かなエピソードと
失敗から得られる教訓を解説しました。
もし、まだ第1回目を読んでいない場合は
ぜひ読んでみてください。
今回は、前回に続き
さらにひどくなっていくバルマーのエピソードを、
教訓とともにお伝えします。
バルマーのズレた経営判断は、
実は知らず知らずのうちに
多くの経営者がやってしまっていることです。
あなたも同じ行動をとってしまわないよう、
このメールを必ず最後まで読んでください。
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『 なぜ退職者2万人も…? マイクロソフトの
老害CEOによる暗黒時代(第2回目)』
マイクロソフト 2万人退職の真相
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さて、前回はスティーブ・バルマーの
以下3つの大きな失敗についてご紹介しました。
1.iPodをナメて携帯音楽プレーヤー市場に乗り遅れた
2.iPhoneをナメてスマホ市場に乗り遅れた
3.iPadをナメてタブレット市場に乗り遅れた
しかし、バルマーはさらに大きな2つの失敗をしています。
それぞれ、教訓とともに解説しますね。
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4.グーグルをナメていた
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少し時間が前後するのですが、
スティーブ・バルマーがナメていた
他の市場についてもご紹介します。
その代表例が、検索エンジンの市場です。
今では検索エンジンの市場は
後発のグーグルがほぼ独占していますよね。
しかし、実はマイクロソフトは
グーグルよりも一か月先に、
検索エンジンのサービスを開始しているんです。
MSNサーチ(現在の名称はBing)
という検索エンジンです。
なぜマイクロソフトがグーグルに負けたのか、
あなたは予想できますか?
それは、スティーブ・バルマーが
「検索エンジン市場はどれくらいの
ビッグウェーブなのか」を見誤ったからです。
「ここでもか!」って感じですよね?(笑)
初期投資が不十分だったマイクロソフトは、
グーグルの検索エンジンの技術に対抗できませんでした。
そして、バルマーはアップルだけでなく
グーグルに対しても競争心を燃やすようになったんです。
競争に負けた彼の苛立ちを、
象徴するエピソードをご紹介しましょう。
あるとき、マイクロソフトのエンジニアの1人が
グーグルに移籍することになりました。
そのエンジニアに、なんとバルマーは
「いまいましい最低野郎だ!」と言い放ったそうです。
さらに、「グーグルを殺すぞ!」と
叫び声をあげながら、
退社する社員に椅子を投げつけたんです!
めちゃくちゃですよね?
「え、嘘でしょ?」
と思うかもしれませんが、真実です。
この一件は、公的な裁判になり
記録が残っているからです。
やばいですよね?
ちなみに、マイクロソフトが
ビッグウェーブに乗り遅れた市場は他にもあります。
クラウドコンピューティングの市場では
アマゾンに遅れをとり、SNSの市場でも
フェイスブックなどに遅れをとっています。
もう連戦連敗で、悲しくなってきますよね?
さて、ここでも
スティーブ・バルマーを反面教師にして、
私たちが学べる教訓があります。
それは、「新しい市場の見積もりが甘いと、
遅れを取ってしまう」ということです。
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5.大企業の買収戦略に出た
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数々のビッグウェーブに乗り損ね、
追い詰められたスティーブ・バルマーは、
最後の手段として買収戦略に出ます。
彼は、2007年にフェイスブック、
2008年にヤフー、2010年には
セールスフォース・ドットコムに対して
買収の提案を行いました。
結果はどうだったと思いますか?
残念ながら、すべて断られてしまいました。
しかし、バルマーは諦めず
2013年に人生最大の賭けに出ます。
そして、ついに「ノキア」という
フィンランドの携帯電話会社を
71億ドルという破格の金額で買収したのです。
しかし、この賭けは
老害最後の自滅ダイブになってしまいました(笑)
携帯電話の開発は軌道に乗らず、
ノキアはわずか2年後に72億ドルの減損処理を行いました。
事実上、ノキアの価値は
ほぼゼロになったということです。
早すぎですよね?
その結果、マイクロソフトは
携帯電話事業から完全に撤退し、
18,000人もの社員をリストラすることになりました。
リーマンショック時にも、
5,000人をリストラしていたので
合計23,000人の解雇です。
もし、あなたがマイクロソフトの社員だったら
ブチ切れるよね?(笑)
スティーブ・バルマーがCEOを退き、
後任のサティア・ナデラに代わると、
マイクロソフトの業績は良くなり、株価も上がっています。
「もっと早く変われば良かったのに」
と思いますよね?(笑)
スティーブ・バルマーは多くの間違いを犯しました。
ですが、その中でも最大の成功は、
「CEOの座を退いて、サティア・ナデラを
自分の後継者にしたこと」と言えそうです。
ここまで、スティーブ・バルマーのエピソードを
紹介してきました。
それぞれのエピソードから、
私たちが学べる教訓をまとめておきます。
1.過去の自分の判断が間違っていても、
誰かを攻撃してはいけない。
それは単なる自己正当化でありビジネスは改善しない
2.新しいトレンドが生まれたら、すぐに乗る必要がある
3.未来を読むことは難しいので、
最初の段階で決めつけてはいけない
4.新しい市場の見積もりが甘いと、遅れを取ってしまう
並べてみるとスティーブ・バルマーの老害っぷりが
いかにひどいかわかりますね。
彼がこれほどまでに判断ミスを重ねた
根本原因が何か、あなたにはわかりますか?
その答えには、
さらに重要な2つの教訓が隠れています。
次回、詳しく解説しますね。
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以上、「なぜ退職者2万人も…?
マイクロソフトの老害CEOによる暗黒時代」の
第2回目でした。
このシリーズは、次回で最後です。
次回がもっとも重要なので
ぜひ見逃さないようにしてください。
相馬一進
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