2022年3月24日木曜日

【進化論】「卒啄同時」の機会獲得に全力を尽くすことこそが真の学び

■「共通言語」を持ちたいご友人等への
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令和4年3月24日 平成進化論 6771号

■「卒啄同時」の機会獲得に
 全力を尽くすことこそが真の学び

 有限会社セカンドステージ代表取締役
 株式会社ことば未来研究所代表取締役
 京都大学大学院在籍

     鮒谷周史(ふなたにしゅうじ)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


本メールマガジン(平成進化論)は、

複数の会社を経営し、IT、人材、環境、飲食、
ホテル、海外事業など20社以上のベンチャー企業に
出資する投資家としても活動する筆者が、

--------------------------------
骨太かつ卓越した<本物の教育サービス>を
通して「変容の喜び」を提供し続ける
--------------------------------

ことを目的とし、

6700日以上に渡って毎日お届けしている、
個人発行として日本最大級のメルマガです。

熟読するも読み流すも、
自由な形でご活用下さい。


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<鮒谷の活動ダイジェスト>

■「内容は、どうかお察し下さい」

───────────────────


■こんばんは、鮒谷です。

 
 時折、当社がご案内している
 音源一覧について尋ねられるので、

 以下にご紹介しておきます。

 【当社よりご案内している
  各種音源について】

 https://ssdlfiles.s3.amazonaws.com/list_ongen.pdf



■当社のご提供する「年間プログラム」で
 お伝えした内容において、

 外販できるコンテンツに限り
 上記のように外販しておりますが、


 実は外部に販売できない
 (大人の事情により、表には出せない汗)

 コンテンツ、ならびにQ&Aにこそ
 真の価値があると思っております。



■内容が内容だけに、

 そこをお見せできない、
 お聴きいただない、、

 それゆえ、内容が分からない方に
 サービス案内をするのは心苦しいですが

 「内容は、どうかお察し下さい」

 ということで、、、
 

 
■それでは、

 「今日のピークパフォーマンス方程式」

 (ビジネスにおいて、
  最高の結果を発揮するための方程式)

 をどうぞ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<今日のピークパフォーマンス方程式>

■「卒啄同時」の機会獲得に
 全力を尽くすことこそが真の学び

───────────────────


■ときとして

 「何気なく放たれた
  ほんの一言」

 で人生が大転換することが
 あるものです。



■これまでにも
 しばしば記してきましたが、

 私(鮒谷)は人生の一時期、
 かなり濃密に、

 弁護士の高井伸夫先生と
 ご一緒するご縁を頂きました。



■今は第一線を退かれましたが、

 高井先生の現役時代は
 人事労務分野の弁護士として、

 知らぬものがいたら"もぐり"だと
 言われるくらいの実績を挙げ、


 『日経ビジネス』の弁護士ランキング
 でも常にトップクラスに位置し続け、

 活躍されてこられた方。



■それ以外にも、
 累計で50冊以上の書籍を出され、

 その中には

 『朝10時までに仕事は片づける』
 『3分以内で話はまとめなさい』

 等のベストセラーも含まれる、

 ベストセラー作家としての顔も
 お持ちです。



■今から20年ほど前、

 かんき出版の境健一郎社長(当時)から
 お引き合わせ頂き、

 それ以来、

 高井先生を師と仰ぎ、当時、
 主催されていた月イチの勉強会に、

 毎回「最前列で」参加しているうちに
 いろんな場に誘われるようになりました。



■当時は(今もですが)

 猛烈に勉強したかったし、
 成長したかったというのもあって、


 お声掛けに対しては
 なにがあってもつねに

 「ハイか、イエスか、喜んで!」

 の3択(実質一択)で
 答えておりました。



■やがて二階堂進の

 「趣味は田中角栄」

 の言葉に触発されて、

 「趣味は高井伸夫」

 と公言するようになり、

 それこそあらゆることを徹底的に
 学び(真似び)させて頂いてきました。



■当時、既に私(鮒谷)は
 経営者でしたが、

 自社のビジネスそっちのけで
 やがて週のうち4、5日間、

 付き人というのか、
 かばん持ちというのか、

 の形でご一緒することように
 なっていきました。



■おそらく

 「ハイか、イエスか、喜んで!」

 しか言わず、

 どれだけの日数、
 どれほどの遠隔地でも、

 喜んでついていったので

 (名古屋で開かれた小学校同窓会にまで
  なぜか同席させられたことも汗)

 どんどん声をかけて
 回数が増えていくこととなったのです。



■高井先生は、

 とにもかくにも
 とてつもなく顔の広い方なので、


 数多くの著名な経営者や投資家、
 政治家、外交官、法曹界その他専門家、
 芸術家、アスリート、マスコミ関係者、、、

 などとの会食を共にし、
 ご紹介を頂いたり、

 国内外の出張、
 長期の視察をご一緒することも、

 珍しくはありませんでした。


 ※海外出張の際、
  各国の大使館を訪れると、

  毎度、大使が出てこられることにも
  驚かされたものです。

 (こうして今も若い!ですが、
  今以上に、もっと若かった時分に、

  当時の私にとって
  非日常の世界を見せて頂き、
  認識が180度、書き換わりました)



■他にも、

 社長対象の勉強会の幹事を
 務めさせていただいたり、

 人前で話をすることが極端に苦手だった
 私を表舞台に引きずり出し、

 話をする場を無理矢理
 作ってくださったり、

 ということもありました。



■本づくりにおいても、

 私(鮒谷)も何冊か、
 (売れない)本を出しましたが、

 自分の本づくりより、

 高井先生の書籍づくりに関わった
 時間のほうがはるかに多いくらいには、

 関わらせて頂きました。



■他の方を交えての会食にご一緒した
 回数は累計で数百回は下りませんし、

 各種打ち合わせに同席したことも
 数え切れず。



■国内外の出張や旅行にも
 いくたびとなく同行いたしました。


 コロナがこんな風になる直前まで、

 2020年の1月には深セン、
 2月にはシリコンバレー、

 にもご一緒いたしました。



■おそらく、

 のべで関わらせていただいた
 時間は、

 すくなく見積もっても
 何千時間かはあるはずです。



■その間、いろんなことを
 直接、間接に教えて頂きましたが、

 正直に告白しますが、

 「99.9パーセントは覚えていない」

 んですよね(汗)



■いや、さすがに99.9パーセントは
 言いすぎかもしれません。


 でもどれだけ多めに見積もっても

 「やっぱり
  99パーセントは忘れている」

 のは間違いありません。



■でも、言い訳するわけでは
 ありませんが、

 人間って、案外そんなものじゃ
 ないでしょうか。

 「趣味は高井伸夫」

 を公言し、
 長時間ご一緒し、


 毎月の勉強会や都度都度の
 講演会等にも通って、

 一生懸命、メモやら日記やら
 記述して、

 なお、この程度の歩留まり、、、



■でも、それが無駄だったか、
 というと決してそうではありません。


 幸いにも忘却されなかった、
 つまり

 そのとき、
 その場所での一言だったから

 「私(鮒谷)の心に突き刺さった」


 そんな、残りの0.1パーセント、

 (あるいは多めに見積もったとして)
 1パーセントに

 「己の生き様に大きく影響を与える
  学びが凝縮されていた」

 ように思われます。



■たとえば私(鮒谷)は

 「社長フォーラム」

 という勉強会で
 高井先生が話をされた


 「リーダーは背中(実績)で
  語れなくてはいけない」

 「オールマイティーでなくてもいいが、
  決して誰にも負けないという強みを
  一つは持つべきだ」


 といった言葉は、

 それから十数年経った今でも
 指針として毎日を生きています。



■あるいは何気なく語られた

 「他人には気を入れて
  接するんだよ」

 という一言など、

 おそらくはご本人も話をした
 記憶がないのではないか、

 という言葉が、


 たまたま受け手側(この場合は私)の
 状況にピッタリとハマって、

 「心に残り続ける」

 そんなことがあるのです。



■反対に、同じような言葉に触れても
 タイミングがずれていて

 「聞いて聞かず」

 となることもよくありますよね。



■ところで、

 私(鮒谷)が話をする立場においても
 似たようなことがあって、


 たとえば私(鮒谷)は、

 会食やセミナー、コンサル、各種音源で、
 あるいはこのメルマガにおいて

 「大量の言葉を発信し続けてきた」

 わけですが、


 正直に告白すると、

 いちいち、いつ、どこで、どなたに、
 何を話したかなんて、

 ほとんど何も覚えていません。
 (スミマセン)



■その認知能力を残すくらいなら、
 次の瞬間には全てリセットして

 「目の前のことに集中したい」

 と思っているからです。


 そう思うと、本当にその通りに
 なる(つまり忘れる)んですよね。 

 良いか悪いかはともかくとして。



■だから、私(鮒谷)の記憶力は

 「三歩歩いたら忘れる、
  ニワトリ以下」

 だと思われているわけですが、


 それでも細かな記憶を保持するために
 貴重な認知能力を用いるくらいなら、

 本質的ではないことに
 対する記憶力を犠牲にしても、

 「より大きな価値をもたらすであろう
  ポイント」

 に集中力を全投入しようと
 思っています。



■そんな背景があっての

 「いちいち、いつ、どこで、どなたに、
  何を話したかなんて、
  ほとんど何も覚えていない」

 という話になるわけですが、


 こうしてお渡ししている
 (私(鮒谷)が完全に忘却していた)

 「言語セット」

 について、

 「あのときの、あの言葉によって
  人生が変わった」

 「あのときの話が神回であった」

 などと言われることがあることに
 驚かされることがしばしばです。



■繰り返しますが、当の本人(私)は
 なにも覚えていいのです。

 「そんな話、言ってたっけ?」

 みたいな。


 でも、考えてみれば、

 「高井先生 → 私」

 においても
 同じことが起こっており、


 私が大量に浴びてきた高井先生の
 「言語セット」の中で、

 特に後々まで影響を及ぼすことと
 なった言葉について、

 おそらく高井先生は「何も」
 覚えていらっしゃらないと思うのです。



■これが「教育」の面白いところであり、
 本質であるように思います。


 当人も覚えていない
 何気ない一言が、

 長きに渡って、
 漢方薬のように効き続ける、

 むしろこんなことのほうが
 多いのではないか、と思います。



■禅の世界で

 「卒啄同時」

 という言葉がありますが、
 その意味するところは


 --------------------------------

 またとない好機のこと。

 また、学ぼうとする者と教え導く者の
 息が合って、相通じること。

 鳥の雛ひなが卵から出ようと鳴く声と
 母鳥が外から殻をつつくのが
 同時であるという意から。


 注記:

 禅宗で、師匠と弟子の呼吸が一致するときに、
 悟りが得られるということから。

 「卒」は、鳥の雛ひなが孵化するときに
 殻の中から鳴くこと。

 「啄」は、母鳥が外から殻をつつくこと。

        (goo辞書より)

 --------------------------------


 といったものです。



■そしてこれは

 「高井先生 → 私」
 「私 → なにかをお伝えした方」

 いずれの立場においても

 かなりの時間を用いてきた
 個人的な経験からですが、


 大量に時間を共有する中で、
 伝える側と受け取る側の間において

 「遅からず、早からずの
  絶妙のタイミングでのみ、
  真の学びは発動する」

 と思わずにはいられないのです。

 本当にまれに生じる、一瞬間。



■そしてこれは、あながち
 間違っているとは思えません。


 であるならば伝える側は、

 伝える価値があると思われることを
 ありとあらゆる機会を捉えて、

 ひたすらに
 お伝えし続けるべきであるし、


 受け取る側は、

 受け取る価値があると思われることを
 ありとあらゆる機会を捉えて、

 受け取り続けるべきである、

 という結論になりそうです。



■これを繰り返すことで
 おそらく99.9パーセントは

 「卒啄"異"時
  (という言葉はありませんが)」

 になる、


 つまり、

 せっかくの学びであっても

 「時期尚早」

 あるいは

 「時既に遅し」

 的な状況になってしまうことが
 ほとんどとなるけれども、


 ほんの一瞬間、
 理想的なタイミングで

 【心のカップにホールインワン、
  的な形で言葉が入り、残り続ける】

 ことがあるのです。



■当時は言語化できませんでしたが、

 今から考えてみると
 この瞬間を頂戴するために


 「いつでもどこでも
  (仕事を後回ししてさえ)
  呼ばれたら必ず伺う」


 という修行を行っていたのだと
 思います。



■つまり

 「必要なときに、
  必要な学びをピンポイントで」

 という姿勢の学びは、


 (態度、姿勢の変容につながる)
 真の学びではなく、

 単なる知識のインプットに過ぎぬ
 (本質的ではない)学習である、

 ということです。



■あるときから、
 こうした原理を理解するようになり、


 それゆえ、広義の教育産業に属する
 私(鮒谷)の基本スタンスとしては

 「どのコンテンツをお渡ししよう」

 ではなく、


 「持てるコンテンツの全てをお渡しし、
  その上でどれを受け取られるかは、

  発信者たる私(鮒谷)と
  受信者たるお客さまとの間の

  『(コントロールできない
   卒啄同時』

  のタイミングで決定され、

  そこには介入できないし、
  するつもりもない」


 そんな教育の形態を
 選択することといたしました。



■こうした考えから

 「土曜日の朝10時から夜6時と、
  平日夜の8時半から11時くらいまで、
  毎月二回、開催の年間プログラム」

 を開催しつつ、

 かなりのボリュームのメルマガを
 徹底的に打ち込み続ける、

 というストロング発信スタイルへと
 繋がっていくことになったのです。



■そのようなわけで、

 私(鮒谷)と縁があり、

 私が高井先生に対して、限界まで
 学びを頂戴しようと思ったのと同じく

 「卒啄同時」

 の機会の最大化を求めて下さる方が
 もしいらっしゃるようでしたら、

 ぜひ、この機会に年間プログラムへの
 ご参加を検討くださいませ。

 

■年間プログラムへのお申込みは
 以下よりお手続き下さい。


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 【年間プログラムのご案内】


 <オンライン受講版>詳細&参加申し込み
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 ※参加者からお寄せいただいたご感想
 (419ページありますが、それでもごく一部)
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┃【今日のピークパフォーマンス方程式】   ┃
┃                     ┃
┃ ■学んだことの99.9%は忘れるもの。   ┃
┃                     ┃
┃ ■ただし、適切なタイミングで      ┃
┃  残りの0.1%が             ┃
┃                     ┃
┃  「ホールインワン」          ┃
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┃ ■そう考えると、学ぶことは       ┃
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┃  「ハイか、イエスか、喜んで!」    ┃
┃                     ┃
┃  を繰り返し、卒啄同時、的な奇跡の機会を┃
┃  獲得することに全力を尽くすこと、   ┃
┃                     ┃
┃  と言い換えられるのではなかろうか。  ┃
┃                     ┃
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