2020年9月28日月曜日

半日版 就業規則の作り方 セミナー

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2020年9月28日
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どうしたら子供たちが掃除をするようになるのか?

(続きは編集後記で)

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[Webセミナー]全国どこでもあなたの席がセミナー会場!
[題名] 半日版 就業規則の作り方 セミナー
[配布] レジメ89ページ 資料120ページ
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[料金] 24,000円(税別) 人数不問
[日時] 10月 9日(金) 13時30分〜16時30分(3時間) 
 11月11日(水) 13時30分〜16時30分(3時間)   
 12月11日(金) 13時30分〜16時30分(3時間)   
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/005_web.html
  Webセミナーはご希望により日程調整が可能です。
   メールでご相談ください。
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最新の法律に準拠した内容です。

セミナーでお話する内容の一部を紹介致します

1.先手必勝、最初が肝心、採用前に提出させる3点セット
2.見込み違いの中途採用の賃金を下げることが可能な雇用契約書の作り方
3.年次有給休暇をちゃっかりとってやめる、
 引継ぎをろくにしないでやめる、
 急に出社してこなくなってやめるなどの
 けしからん退職者をどうしたらよいか
4.問題社員に対する始末書の書かせ方、やめさせ方
5.解雇でもめないための具体的な方法
6.セクハラ、パワハラに対応するひな形
7.個人情報保護法に対応した就業規則の作り方 マイナンバーにも対応
8.反社会的勢力、携帯電話の取り扱い、顧客名簿、IDの管理、
 企業秘密漏洩防止を就業規則に盛り込む方法。


ある経営者は「このセミナーを受けたことは私の財産だ!」と語りました
あなたの会社は時代の変化に対応できていますか?
ひょっとして平成初期、あるいは昭和に作ったまま?
そのまま放置していると訴訟となり会社が負けます。

時代の変化事例です。
1.情報環境の変化
  ブログ、ツイッター、フェイスブック、スマートフォン、iPadなど
  情報の環境がめまぐるしく変わっています。
  便利の裏側に会社のリスクがずいぶんと高くなっています。
  それらに的確に対応しなければ倒産の仲間入りをするかもしれません。
2.個人情報管理の厳格化
3.企業防衛をしなければならない企業秘密
4.パワハラ、セクハラなどのハラスメント(いじめ)
5.反社会的勢力への対応
労務管理が求められる水準が格段に高まっています。
このように難しい時代にしっかりと対応した就業規則が必要です。
御社の就業規則は時代の変化に対応できていますか?

まじめな社員があほらしくならないため、特別な遵守事項を入れましょう。
 ・無断遅刻をする
 ・無断欠勤をする
 ・会社のルールを守らない、
 ・突然退職する
 ・セクハラ、パワハラを平気でする
 ・会社の悪口を実名でネットに流す
などの問題社員、けしからん社員にたいして毅然と対応するのが労務管理の
基本です。

そのカギを握っているのは管理監督者です。
問題社員、けしからん社員に見て見ぬふりをする、自ら率先してセクハラ、
パワハラをするような管理者の部下として働くまじめな社員はあほらしく
なります。
重要なカギを握っている管理職がしっかりしてもらうために、管理監督者に
対する特別な遵守事項が必要です。

法律は毎年、次から次へと改正されています。
・反社会的勢力条例
・65歳までの雇用義務化
・パートタイム労働法
・労働契約法
など。
御社の就業規則はそれに対応していますか?
最新の法律改正に対応することは当然のことです。

これ以外にもお伝えしたいことが多くあります。
セミナーに参加してご確認いただくのが良いかと思います。


お申し込みは下記から
https://nakagawa-consul.com/seminar/005.html

また、下記にご記入いただきそのまま返信でも申込みができます。

*********** 就業規則セミナー申込み書******************
社名
役職名
氏名
郵便番号
所在地
電話
参加日
******************************************************

注意事項 秘匿性が高いため、社会保険労務士、経営コンサルタント、
     税理士等、同業者のお申し込みはご遠慮ください。


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    編集後記      
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どうしたら子供たちが掃除をするようになるのか?

◆花咲か先生の学級日誌(第1話)西村 徹
「しくじり掃除日記」(前編)

どうしたら子供たちが掃除をするようになるのか?

掃除をしてくれない子どもたち

 私の教員生活がスタートしたのは、今から三十八年前、山間の小さな
小学校でした。
 はじめて教室に入ると、十四人 …二十八の瞳が私の方をじっと、にこ
やかに見つめていたことが今でも思い出されます。
 学校の近くの山に落ちている栗の実を拾ったり、雪投げ合戦をしたり、
素直な子どもたちと楽しくのんびりとした日々を過ごしました。
 しかし、子どもたちの指導でわからないこともいっぱいありました。
特に、掃除の指導が上手くいきませんでした。
 今でも覚えていることがあります。教室で掃除をしていた時のこと。
男の子が遊んで掃除をしていません。
 「おい、掃除をしようで」と声をかけました。すると、その子は掃除を
するどころか、プイと横を向き遊びを続けます。
 新米教師の私は、どうしたらいいのか迷い、その子のところに行き、
わざと正面に立って威圧するように「ちゃんと掃除をしないと、アカン
だろう」と低い声で、しかもにらみながら言ったのです。
 先生から、にらまれると怖いものです。これで掃除をするだろうと
思いきや、その子は、私をぐっとにらみ返したのです。たじろいだのは
私の方。勝負ありです。その子は、面白くなさそうな顔をして、その場を
離れ、別の遊びをし始めました。

 周りにいた子どもたちが、様子をうかがっています。抜いた刀を納める
わけにもいかず、さらに強く言いましたが、結局、掃除はしませんでした。


他のクラスの先生のマネをしてみる

 「子どもって、素直だと思っていたけれど、案外やっかいだな。
掃除をさせるには、どうしたらいいんだろう」
 掃除の終わりのチャイムを聞きながら、その子の後ろ姿を見ていました。
 それから、別の学校に転勤しても、掃除中に遊ぶ子どもはいました。
「どこの学校でも同じような子はいるもんだな。どうしたものか…」そう
思いながらも放っておけません。
 遊ぶ子を見つけては掃除をするように話す、注意をする、叱る、といった
ワンパターンの指導が続きます。
 そんなある日、驚いたことがありました。ある教室では子どもたちが
一生懸命に掃除をしています。「どうしたら、こんなに一生懸命に掃除を
がんばれるのだろう」と不思議に思って教室中を注意深く見回しました。
 理由はすぐにわかりました。その教室の先生の影響です。
 その先生は厳しいことで有名で、掃除の時間も手綱を緩めることは
ありませんでした。厳しい顔で子どもたちを見ているというよりも見張って
います。「あなたの掃き方ではほこりが舞うでしょう。箒の穂先をゆっくり
動かすのよ」「汚れは頑固なの。もっと力を入れて拭かないと駄目でしょう」
声かけも的確、厳しいです。

 「そうか、そうか。こうして指導するんだな。やっぱり子どもは厳しく
指導するに限るな」
 そう思った私は、次の日から、厳しい顔で指導をすることにしました。
子どもの掃除の様子を見て、アドバイス …いや厳しくケチをつけました。
そんな私の変化に比例するように私の顔をのぞきながら子どもたちは
掃除をするようになりました。
 「この方法は効果がある。やっと私も掃除指導ができるようになった」
 そうして、次の日も、また、次の日も怖い顔で厳しく掃除をしていました。


ふたたび、掃除の迷路へ

 しかし、そんな付け焼き刃のような方法が続くわけもなく、
しばらくすると、また、しまりのない自分の顔に戻るのでした。
子どもたちの掃除へのケチの言葉も、同じ事しか言えずにマンネリ化して
いきました。
 しっかりとした六年生の子が掃除にきてくれると、私よりも下級生を上手に
指導することもありました。教師として恥ずかしい限りですが、教員としての
経験を何年積んでも掃除指導はうまくいきませんでした。
 私が子どもの頃、先生方はどうやって掃除を指導してくれたのかな…
そこで、一つ、思い出したことがあります。
 私が小学校の時、東井義雄校長先生が、全校集会で掃除の話をされたことを
思い出したのです。
 東井義雄先生は、多くの本も書き、数々の賞ももらっておられた希代の
教育者でした。その教育を見ようと、毎日のように全国から参観者が集まって
いました。
 その東井先生は、次のように話されていました。
 「掃除が終わった後、掃除道具入れの前を通ると、掃除道具がきちんと
片付けられていました。そこを掃除した人の掃除の様子がわかるようでした」
 東井先生は決して「掃除をしましょう」とはお話しにならなかったのに、
その頃、私たち子どもは一生懸命に掃除をしていました。
 「なんでだろう?」
 東井先生のお話を思い出しながらも掃除の時間になると、子どもに
口やかましく注意したり、時には怖い顔を作ったりする私でした。
 そんな時、私にとって忘れられない気づきがありました。  


◆花咲か先生の学級日誌(第1話)西村 徹
「しくじり掃除日記」(後編)

わたしが間違いに気づくまで

ある日、本末転倒だったと気づく
 子どもたちへの掃除の指導がうまくできず、ほとほと困っていた私。
そんな私にとって、忘れられない気づきがありました。担任していた
男の子が何度注意しても宿題を忘れてきます。ついに私は、その子を厳しく
叱りました。
 しかし、結局、翌日も宿題はしてきませんでした。
 注意したり、厳しく叱ることが指導だと思っていた私にとって、それが
効果がないとわかると冷静に考えざるをえませんでした。
 すると、一つのことに気づいたのです。それは「誰のために宿題忘れを
厳しく叱ったのだろうか」ということです。
 宿題ができないのは原因があるはずです。その原因を取り除けるように
するのが私の仕事のはずです。
 また、原因を取り除くことが難しいのなら、宿題をしなくても、きちんと
学力がつく方法を考えるのが私の仕事のはずです。
 それをせずに、ただ叱っている私。
 「ああ、そうか。私は、その子のためを思って叱っていると思って
いたが、どうやら違った。『私の指示したことに素直に従っていないこと』に
対して叱っていたのだ」と気づいたのです。

 今まで私がしていたこと。子どもに学習を強いてテストで満足する点を
取らせる事や絵を描かせて入選させることなども、子どものためだと
言いながら、自分の気持ちを満足させるためにしていたことではなかった
のだろうか…。どうも、本末転倒の私であることに気づき始めたのです。

 「掃除も同じで、教室を美しくするとか、掃除によって心を磨こうとか
言っていたけれど、きちんと掃除をしている子どもの姿を見て満足した
かったのではないのだろうか…」

私自身が掃除をがんばれていないじゃないか
 そう気づいたものの、どうしたらいいのかわかりません。
 その答えを探すかのように、本棚の本を読み直しました。すると、
東井義雄先生の本がありました。
 その中に一つの詩を見つけたのです。その詩は、私が小学生の時に、
東井義雄先生が教えてくださった「小さい勇気をこそ」という詩でした。

 紙くずがおちているのを見つけた時は
 気づかなかったというふりをして
 さっさといっちまえよ
 かぜひきの鼻紙かもしれないよ
 不潔じゃないかと呼びかける
 小さい悪魔を
 すぐやっつけてしまえるくらいの
 小さい勇気こそわたしはほしい
 
 子どもに掃除をするように言っていても、掃除の時間が来ると「掃除かぁ、
面倒だな」と思ったり、掃除の時間が終わりそうになると「早く終わらない
かな」と、チラチラ時計を見たりする私の姿がそこにありました。
 「私自身が掃除をがんばれていないじゃないか。そんな私が子どもに
いくら言っても伝わりはしない。掃除は子どもの問題ではなかったんだ。
私の問題だったのだ。よし、東井先生の言われるように、掃除に対して
小さい勇気をもって向き合ってみよう」

 そこで、掃除開始のチャイムが鳴ったらバケツに水を入れ、一番に
掃除場所に行き拭き掃除を始めることにしました。
 床に顔を近づけて拭いていると立っていては見えなかったほこりが
見つかります。給食の汁が落ちて黒い染みになっていることも
分かりました。
 汚れを取ろうと何回も拭くと頑固な汚れも取れます。きれいになって
いくと「もっときれいにしよう」という気持ちになり、さらに力が入ります。
一生懸命に掃除をした後は何とも言えない清々しい気持ちになりました。

実は、自分自身の問題だった
 私が一生懸命に掃除をするようになると子どもに対する見方も変わって
いきました。
 今までは掃除を怠けている子ばかりが目につきましたが、掃除を
がんばっている子が見え始めたのです。
 掃除が終わった後、子どもたちに「あなたは、二年生なのにお姉ちゃん
たちに負けないほど掃除をがんばっていたね」「六年生のあなたは、
下級生に掃除を上手に教えるね。先生よりも上手いよ」と声をかけて
ほめることも多くなっていきました。
 子どもたちもほめられると嬉しいのか、掃除をがんばります。
 でも、やはり、掃除中に遊ぶ子もいます。 そういう子には「ここを
先生と一緒に拭いてピカピカにしようか」と声をかけると、どの子も、
がんばって拭きました。
 「そうかあ、掃除の時に遊ぶ子は、掃除の仕方が分からなかったんだな」
そんなことも思いました。
 掃除指導が上手くいかなかったのは、掃除を子どもの問題として捉えて
いたからでした。実は、自分自身の問題だったのです。
 自分がまず掃除をやってみることによって、見える子どもの姿も、掃除の
気持ちよさも分かるようになり、子どもに対する関わりも変わって
いきました。

 令和二年三月、小学校教員を卒業させていただきました。
 最後の掃除は、卒業式に使う体育館シートの拭き掃除でした。
汚れを探しながら、一つ、また一つと拭いていると、新米教師の時に、
私が注意しても掃除をせずに遊んでいた子どものことを思い出しました。
「今ならあの子と一緒に掃除ができたかもしれないなあ。腹を立てながら
掃除しなさいと言っても掃除できないよなあ。悪かったなあ」そう思うと、
その子が笑顔になったような気がしました。

 追記 「小さい勇気をこそ」の詩の中に、鼻紙を拾う記述がありますが、
現在、新型コロナウイルスの影響がありますので、そういった行動は
慎んでください。コロナウイルスが終息しゴミ拾いができる世の中に
一日も早くなることを願っています。


花咲か先生 西村徹プロフィール
兵庫県の元小学校教諭。令和2年3月退職まで38年間、主に学級担任
として、また特別支援教育を専門として教鞭をとる。
特別支援学級や通級指導を担当する中で特別支援教育士の資格も取り、
子どもが自分らしく自信をもって生きていくことができるように指導を
続け、地域や学校で講師も務める。
「教育サークル・カセッタ会(現218回)」、
「やぶ読書会(現200回)」、
「但馬掃除に学ぶ会(現139回)」や夏季研修「教育立志会」を主催。
中村文昭さん、喜多川泰さん、大嶋啓介さん、下川浩二さんなど、
今まで50人以上の講師を但馬に招く。
また「クリスマスゴミ拾い」のイベントは全国18都道府県、47カ所、
1700名が参加し活動の輪が広がっている。
【著書】『東井義雄一日一語』 米田啓祐先生と共著 致知出版、
『心の花がひらくとき 東井義雄の言葉』 致知出版、
『教師の作法 修養』 さくら社、
日めくりカレンダー『中村文昭・西村徹が贈る 愛される生き方
きょうの言葉』監修:志賀内泰弘 製作:プチ紳士・プチ淑女を探せ!
運動事務局
退職後も、学びの会を続けると共に、さらに特別支援教育を極め、子ども
達の支援に関わっている。


(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/

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犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
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