2026年3月13日金曜日

■退職予定者の年休、買い取ってもいいの?■

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2026年3月13日 Vol.6269
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■65歳定年を見据えた賃金の考え方、整理してみませんか■
今ある制度を否定せず、無理のない形を見つける視点をお伝えします。
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■指を伸ばすとポキッと鳴る理由■

(続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ)

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■退職予定者の年休、買い取ってもいいの?■
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退職予定の社員からこんな相談を受けること、
ありませんか。

「年休がまだ残っているのですが、
引き継ぎがあるので休めません。
その代わり買い取ってもらえませんか?」

会社としては、
「最後まで出社してもらえるなら助かる」
と思うこともありますよね。

一方で、
「年休は買い取ってもいいのだろうか」
と迷う担当者も多いものです。

これは多くの会社でよくある悩みです。


まず基本的な考え方から整理してみましょう。

年休は本来、
「休むための制度」です。

つまり会社は、
年休を取らせることが原則です。

そのため、
最初から

「休む代わりにお金を払う」

という扱いをしてしまうと、
制度の趣旨と合わなくなることがあります。


では現場でよく出る疑問を
見てみましょう。


Q
年休は基本的に
買い取ってはいけないのですか?

A
原則としては、
休暇として取得してもらうことが
基本になります。

つまり会社が

「休まなくていいから
お金で払います」

という形で
休暇を与えないのは
望ましくないと考えられます。

年休は、
働く人の体を休めるための
大切な制度だからです。


Q
では退職予定者の場合も
絶対に買い取れないのでしょうか?

A
そうとも限りません。

退職すると、
その会社との雇用関係は
そこで終わります。

すると残っている年休も
実際には使えなくなる場合があります。

そのようなときに
会社と本人が話し合い、

結果として残った年休を
お金で清算する形になることは
実務上行われることがあります。

ただし重要なのは、

「最初から買い取る前提にしない」

という点です。


ここで一つ、
現場のイメージを考えてみましょう。

ある会社で、
専門業務を担当している社員が
転職のため退職することになりました。

ところがその仕事は
引き継ぎに時間がかかります。

会社としては
「できれば退職日まで出社してほしい」
という状況です。

そこで社員から

「年休は使わず、
引き継ぎを優先します。
その代わり残った分を
買い取ってもらえませんか」

と相談がありました。

このようなケース、
実はそれほど珍しくありません。

ただしここで注意したいのは
公平性です。

特定の社員だけに
特別な扱いをすると、

「なぜあの人だけ?」

という疑問が
職場に生まれることがあります。

実はここで迷う会社が
とても多いのです。


【ワンポイントアドバイス】

退職時の年休の扱いについては、
社内で簡単なルールを
決めておくと安心です。

例えば

・退職までに取得を優先する
・業務上必要な場合のみ調整する
・残った場合は会社判断で清算する

など、
大まかな考え方を整理しておくだけでも
現場の迷いは減ります。


年休は
とても身近な制度ですが、

退職が絡むと
判断が難しくなることがあります。

だからこそ

「休暇を取ることが基本」

という原則を大切にしながら、
会社の事情と本人の事情を
丁寧にすり合わせていくことが
大切なのかもしれません。

もし機会があれば、
自社の年休の扱いについても
一度立ち止まって
考えてみてはいかがでしょうか。

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【担当】中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
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【本からの気づきメモ】
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■指を伸ばすとポキッと鳴る理由■

スマホを触る前に、指を伸ばすとポキッと
音が鳴ることがある。ついクセになって
しまう人も多いのではないだろうか。

この音は骨がこすれる音ではない。
指の関節の中には液体があり、その中に
気体が溶け込んでいる。

指を伸ばして関節の間が広がると、
関節内の圧力が下がる。そのとき液体の
中から二酸化炭素などの気体が出てきて
気泡ができる。

この気泡が生まれる瞬間に、
ポキッという音が発生するのである。

一度鳴らしたあと、すぐにもう一度
鳴らないのは、気泡が液体に戻るまで
少し時間がかかるからだ。

気泡が再び溶け込むまでの間は、
同じ関節を動かしても音は鳴らない。
身近な体の中で起きている、
小さな物理現象なのである。

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