2017年8月31日木曜日

No.9【未来の運命を見通し、自在にあやつる法+女の子のインタビュー】(仏教を現代へ)

こんにちは。中村僚です。

8月も終わりですが、いかがお過ごしでしょうか。

★今回は最後に、よく勉強会にこられる女子大生のあおいさんへ、

なぜ仏教を聞きたいのかインタビューした

音声を公開しています。

ぜひ聞いてみてください。


ところで、昨日の小冊子はもう読まれましたでしょうか?

本日から新展開になってしまいますので、

まだの方は、今回の結論である

本当の幸せとはどんなものか、

どうすれば本当の幸せになれるのか、今すぐご確認ください。

あなたを一生苦しめる人生最大の間違い
http://buddhism.ne.jp.s3.amazonaws.com/downloads/RootCauseofSuffering.pdf


ところで、

「答えを教えてくれない」

「どこにも答えがない」

という人がごくたまにあるのですが、

その中には、

客観的な事実と、自分の願望を

混同しやすいタイプの人が多くあるようです。

つまり「思い込みが激しい」人です。


つまり、今まで自分も生きる意味を考えてきて、

「きっと仏教でもこういうふうに教えられているのだろう」

と最初から予想しているのですが、

いくら仏教を聞いても、

今まで自分が生きる意味と思っていたものが

出てこないのです。


それどころか、

今まで自分の生きる意味と思っていた

趣味や生きがい、心の持ちようなどが、

「無常の世の中ですから、

 はかない続かないものですよ」

とか、

「死によって崩れますよ」

とか、

「生きる目的ではなくて、手段ですよ」

とか、

都合の悪いことばかり説かれています。


人間誰しも、バイアス(偏見)がありますから、

自分に都合の悪い情報はシャットアウトして、

「やっぱり結局、感謝の心が大事ということだろう」

みたいに、自分に都合のいい解釈を

してしまいます。


そんな人は、昔からあったらしく、

約500年前の蓮如上人は、そんな人に手紙を出して

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われ心得顔のよしにて、何ごとを聴聞するにも、

 その事とばかり、耳へも確々とも入らず

(蓮如上人『御文章』)

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そんな聞き方で大丈夫か?

と、心配されています。


これは、

「そんなことくらい、自分は分かっているという顔をして、

 何を聞いても、これはこういうことだろうと思い込んで、

 結局聞いていない」

という人のことです。


「仏教は自分のこととして聞きましょう」

というのは、知ったかぶって、

都合よく理解しましょう

ということではありません。


まず、心を開いて

仏教で何を教えられているのか

虚心坦懐に聞いて、

それを他人ごとと思わず、

自分のこととして受け止めましょう、

ということです。


仏教は、深い深い教えですので、

これはそう簡単なことではありません。

1回や2回で分かることではありませんし、

私がどんなに精一杯分かりやすく解説したとしても、

それはお手伝いをするだけであって、

聞くのは一人一人です。


人間に生まれてよかったという

本当の幸せの身になるのにとても重要なことですので、

よくよくお聞き頂きたいと思います。


さて本日から新たな展開で、

あなたの輝く未来へ向かって

生きる意味に最短最速で近づく21のステップ、

第9のステップをお届けします。


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8月31日360号 ステップその9
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■未来の運命を見透し自在にあやつる法
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一体、運命は、どのように決まるのでしょうか。

あなたも関心のあることではないでしょうか。

喜びや悲しみ、

幸福や不幸という運命はどのようにして決まるのか。

幸福を求めて生きている人間にとって

もっとも関心のあることは、

自分の未来の運命でありましょう。


ところが、仏教には、

『未来の運命を見透し、自在にあやつれる』

そんな方法があるのです。


それを少しずつ説明してゆきましょう。


まず、仏教の根幹にあるのは

『因果の道理(いんがのどうり)』です。


『根幹(こんかん)』とは、根っこであり、幹であるということです。



仏教を木にたとえると、

根っこを切ったら、木は枯れてしまいますし、

幹を切ったら、木は倒れてしまいます。

ですから、『因果の道理』がわからなければ、

仏教はまったくわかりません。


2600年前、お釈迦様が説かれた仏教は、

今日、七千余巻(ななせんよかん)の

一切経(いっさいきょう)

として書き残されています。


その七千余巻の経典はすべて、

『因果の道理』の上に

説かれているのです。

いかに大事かわかります。


▼では、『因果の道理』とはどんなものでしょうか。


まず『道理(どうり)』とは、

『三世十方(さんぜじっぽう)を貫くもの』

『三世(さんぜ)』とは、

過去、現在、未来のことで、

「いつでも」ということです。


『十方(じっぽう)』とは、

東西南北上下四惟

(四惟(しゆい)…東北とか、南東とか)

のことで、

「どこでも」ということです。


ですから、いつでも、どこでも変わらないものを

『道理』といわれます。


2600年前のインドでも、

ドラえもんの出現する、22世紀の日本でも、

現代のアメリカでも、

変わらず成り立つことなのです。


▼では次に、

『因果』とは何かといいますと、

『原因』と『結果』ということです。

仏教では、

『すべての結果には、必ず原因がある』

と教えられています。


原因なしに起きる結果は、万に一つ、億に一つもありません。

これに異論のある人はないと思います。


有史以来、原因なしに結果が起きた時代があり、

たとえば西暦1200年をさかいに

現代との歴史的な因果関係が破れているとか、


地球上で唯一、中国の奥地に因果律のなりたたない

ミステリーゾーンがあるとか、

そういうことはありません。


▼もちろん、原因が「わからない」ことはあります。

ロケットを打ち上げて失敗すると、

一回で何百億の税金が海のもくずと消えてゆきます。


それを、世界最高峰の技術で

海底3000メートルから引き上げて

原因を探します。

何百億がパーになる原因を徹底究明しているのです。


もし原因なしに墜落したのなら

そんなところにお金をかけたら、

よけい無駄になってしまいます。



みんな、その時わかっていなくても、

必ず原因が「ある」と信じているから、

お金をかけて究明するのです。



だから、

原因が「わからない」ことと

原因が「ない」こととは、

全く異なります。


この世のどんな小さな結果にも、必ず原因があるのです。

仏教は、この因果の道理に、一切の例外を認めません。


▼これは、仏教とそれ以外の宗教の

大きな違いの一つです。


仏教以外の宗教は、因果の道理がなりたたない

「奇跡」みたいなことをよく起こします。


お釈迦様に「奇跡」は一切ありません。

楽して得するうまい話はないのです。

お金を稼ぐ為には、働かねばなりませんし、

病気を治す為には、適切な治療をしなければなりません。



この世のことはすべて、

原因に応じた結果があらわれます。


▼そうやって、人間は、色々な原因を追及して、

科学などの学問が発展してきました。


たとえば、昔の人は、雷がなるのは、

かみなり様が太鼓をならしているからだと

説明しましたが、


今日、雲と地上の間に流れる電気が原因とわかりました。



病気になるのは、

キツネやたぬきがとりついたからだとか、

先祖のタタリだとか説明していましたが、

今日、病原菌や遺伝子など、多くのことが解明されています。


▼しかし、未だにわからないものがあります。

それが、人の運命です。



だからテレビで、

運命だけは、

星の運勢だとか、

ラッキーカラーだとか、

手相がいいからだとか、

何を言っても、苦情はきません。


(もし科学の分野で、

例えばロケットが墜落したのは、

先祖のタタリだとか言っていてたら、

テレビ局に苦情も来るでしょうし、

すこし危ないのではないでしょうか)


このように、一番知りたいのに、

これだけ科学が進歩しても、

未だにわからないのが運命です。


▼ところが、すでに2600年前に、

世界で唯一、お釈迦様だけが

この運命がどうやって決まるのか

運命の法則を説き明かしておられたのです。


しかも、

シンプルなのに非常にパワフルな法則です。



それでは長くなりましたので、また明日。



∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞
■21ステップ 第9回 終了
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そういえば昨日は、大学を卒業後、

人間関係が苦手にもかかわらず、

人相手に仏法を伝える道に入って、

とんでもないことになったという所で途中になっていました。


お金や財産、地位、名誉で幸せにはなれない。

一切が続かない諸行無常の世の中で、

本当の幸せになれるとしたら仏教しかないと、

大学卒業後、

仏教の講師を志した私でしたが、

とはいえ、やはりそう簡単ではなかったのです。


福井や広島、岐阜や名古屋といった

仏法の盛んな地域に行って、

勉強がてら、ご縁の深いみなさんに

話をしたりしたのですが、

伝わった感じがしませんでした。


物理的なミクロの粒子の動きは分かっても、

人の心は全く分からず、全然仏教の教えを

お伝えできないのです。


時には、すごい仏教の講師を見つけて、

そこへ住み込んで、食事を作ったりしながら

色々教えて頂くということもしてみました。


昔の職人が、弟子入りして何か壺のようなものを作ると、

師匠に無言であっさり破壊されたりするイメージがありましたが、

私の場合は、そういうのと違って、

いけない場合も、意外とその理由などを

論理的に教えてもらえ、

とても分かりやすく、感謝にたえませんでした。


それでもなかなかやっていけるようには

ならないので、

雪の中、寒くて暗い夜道を夜12時頃まで

チラシを配っていたこともありました。


ようやく講座に来られた方があっても、

続けて次には、来られないのです。


まったくやっていくことができず、

3年、4年と過ぎるうち、

だんだん貯金もなくなり、

お布施として頂いた富有柿(岐阜県名産)と

サツマイモばかり食べて

月の食費は3000円くらいで

やっとやっと生きていた時もあります。


半ば

「自分はやはりダメなのではないか」

と思うようになりました。


そんな中でも、一生懸命やっていると、

仏縁深い土地の尊い方々は、

全然話にならない私のような者にも、

食べ物を布施してくだされたり、

車で送ってくれたり、

とても親切にして下さったのです。


特に驚いたのは、岐阜でお会いした

とてつもなく仏縁深い方の応援でした。


その方は下呂温泉と高山市の真ん中ほどの

飛騨出身で、仏法が広まるよう、岐阜市内に

仏教の講師を招待して法話を開かれたり

ご自身も熱心に聞法される、女性の方でした。


その方は、もう仕事も終わられ、

高齢にもかかわらず、

毎日のように仏教を聞いておられましたが、

まるで何もできない私のことも

「将来、仏教を伝えられる方だ」

と、仏教を伝えやすいように

かげから応援してくだされたのです。


社会的な地位も高く、感覚も洗練され、

見れば私など、仏教の講師には向いていないと

すぐ分かったと思いますが、

それでも仏教を伝えようとしているからと

励ましてくだされたのは、

その方の仏法を尊ぶ気持ちの強さだと思います。


期待してくだされている気持ちがとても嬉しく、

「この方々を裏切ってはならない

どんなに苦しくてもこの道を貫こう」

と決意して、相変わらず、

失敗の毎日を頑張っていました。


そんな5年目のある日、仏教の話をしに行く途中、

「もっと相手の立場に立たないといけない」

ということが、なぜか急に理解できたのです。


相手の立場に立つことくらい、

言葉では当然知っており、

人にも話をする位でしたが、

まったく独りよがりだったことが

知らされたのです。


▼それ以来、まったく変わってしまいました。


話をスムーズに理解して頂けるようになり、

大変喜ばれるようになったのです。


そうして何とか何とか

仏教の講師としての経験を積み、

無事プロフェッショナルとして

やっていけるようになったのです。


そして、色々な出会いもたくさんありました。


▼そこで今回は、講座によく来られている

女子大生のあおいさんに

どうして仏教を聞きたいのか、

ちょっとインタビューしてみました。


「もしできれば……

インタビューに協力して欲しいんですが……」


おそるおそる話をきいてみると、

こんなことを公開してしまっていいの?

という大胆な発言を連発!


しかもこのメルマガ読者のあなたには

聞いて頂いていいそうです。


おそらくこれを聞かれれば、

かなり勉強になると思いますので、

今すぐ聞いてみて下さい。

http://meaning.main.jp/modules/pico/index.php?content_id=63



全ステップ終了まで、あと12回です。

1日5分、「人類の到達した最深の思想」

にふれることを習慣化してください。


もしお友達やご家族にもこのメルマガを紹介して頂ける場合は、

こちらのアドレスに空メールを送れば登録できます。

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add@all.buddhism.ne.jp


それではまたメールします。

お体くれぐれも大切になさって下さいませ。



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発行:中村僚(長南瑞生)
生きる意味は仏教に学びなさい
日本仏教アソシエーション株式会社
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Email : support@all.buddhism.ne.jp
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