2024年5月22日水曜日

長時間労働のため、従業員が疲弊  株式会社シアンス事例

           
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2024年5月22日 VOL.5602
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「手をこまねく」
これって間違っています。分かりますか?

(続きは編集後記で)

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長時間労働のため、従業員が疲弊  株式会社シアンス事例  
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株式会社シアンス
■ システムコンサルティング、システム開発・ニアショア
開発、Webシステム・アプリ開発、Webサイト制作
[会社概要]
●新潟県新潟市 
●1989年設立 
●従業員数 60名
( 男性40名、女性20名)
●平均年齢 34歳

請負事業形態による長時間労働のため、従業員が疲弊。
退職による人材不足が課題だった

創業以来、大手情報通信会社からの請負中心の事業形態だった
同社。労働時間が長い状態が続く中で2006年に退職者が続出し、
従業員の健康と会社の発展のために働き方改革が必要と判断
した。

大手企業の再委託先になることが長時間労働の原因の一つと
考え、顧客と直接契約の事業運営を目指し2008年からWebサイト
制作を開始。2014年からは経営の長期安定化のために、
首都圏の企業と直接パートナー契約を結び、安定的にサービスを
提供するニアショア開発にも参入。
収益性が高い事業活動への転換と時間外労働を削減する働き方
改革を両輪で実施した。また、採用方法を工夫して多様な人材の
確保に取り組んでいる。

[成果]
自分たちで受注量や仕事を選ぶ立場になることで働き方の調整が
可能になるとともに、利益率も上がった。
課題だった残業時間の削減にも成功し、平均時間外労働時間は
1人あたり月9.5時間にまで削減。働きやすい環境が離職率の
低下と毎年の新規採用につながっている。

[採用と定着のポイント]

1.新卒を中心とした採用体制

スキルのある中途人材は採用競争が厳しい業界のため、地元の
大学・専門学校の新卒(未経験者)を中心に採用活動を展開。
インターンシップも積極的に開催している。特に入社後のミス
マッチを防ぐため、最終選考で数日間の職場体験を実施。
応募職種の先輩従業員と一緒に業務を体験し、入社後を具体的に
イメージできる機会を設けている。
仕事内容や人となりを互いにわかった上で最終判断ができ、学生側
にも会社側にもメリットとなっている。現在は地方の働きやすい
IT企業として認知され、毎年複数名を採用できている。

2.アスリート採用とUIJターン採用で職場に多様性

多様な人が働く職場が新しいアイデアや活気を生み出すと考え、
人材の多様性も重視。これまでに県内出身アスリートを2名採用。
アスリートと会社員を両立する契約で雇用し、営業やSEとして
活躍。I T業界は未経験だが、アスリート従業員は社会人として
の基礎能力が高く、スポーツで鍛えられた自律性や心構えは会社に
とって大きな刺激となった。
また、UIJターンの採用も積極的に実施。大都市での就業経験を持つ
人が社内にいることで、人材に多様性が生まれ、新しい事業の開発
や顧客開拓、働き方の見直しにつながっている。

(中川コメント)
本日の記事は、厚生労働省は令和6年3月28日、「地域で活躍
する中小企業の採用と定着成功事例集」を作成し公表した記事の
一部を転載しました。
事例集は、全国的に人手不足感が高まる中、特に地方の中小
企業では人材確保が大きな課題となっていることから、同省が
採用や定着に成功している20社にヒアリングを行い、成功事例
としてとりまとめたもの
下記からダウンロードできます。
(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38019.html)。

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社 名
役職名
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編集後記      
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「手をこまねく」
これって間違っています。分かりますか?

「手をこまぬく」
これが正しい表現です。

「なにもしないで傍観している」ことを、「手をこまねく」と
いいがちだが、「手をこまぬく」が古くから使われてきた言い
方。戦前の書物には「こまぬく」と使われていたが、戦後、
「こまぬく」がなまって「こまねく」となったようだ。

現在では、「こまねく」を採用している辞書もある。
もともと中国で敬礼の動作を「こまぬく」といい、そこから
胸の前で腕を組むことをいうようになった。

(間違えると恥ずかしい日本語500 日本語倶楽部編)

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ご注意      
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このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合が
あります。
むつかし法律条文や判例をわかりやすく説明するために正確な
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このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを
申し添えます。

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