2021年7月29日木曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 これじゃ給料は増やせません。

2021年版の金運編セミナーを大阪で開催します。もちろん動画も販売します。

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3741号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

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成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

国内で飛行機を2回乗り継ぎして、9時間掛かって帰宅しました。ワンコも我々もグッタリ
です。で、散歩がてら田んぼを見たらカラカラに乾いていまして、干ばつを表現する写真
みたいになっていました。今日はこのあたりの後始末に忙しくなりそうです。

年に一度の旅行は楽しいのですが、帰宅してからのことを考えると、年に一度しか行けな
いなと思うわけです。

それにしてもオリンピックはメダルラッシュみたいですね。これだけ成果を出すと、いき
なりマスゴミがオリンピックを礼賛するようになるんですから、現金なモノです。ちょっ
と前まではオリンピックは中止にしろ!って叫んでましたよね?


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/07/3741_0729.jpg



☆ あなたの給料が増えない理由はこれ

年功序列と終身雇用は、高度成長期には非常にキレイにワークしました。これが一億総中
流を作ったひとつの要素だったんです。ところが低成長の時代に入るとこれが強烈な足枷
になってきたわけです。


一度正社員で雇ってしまったら、会社はクビにできない。
おまけに年功序列で毎年給料を増やさなきゃならない。
しかし社員は給料分の成果を出してくれない。


となったら、経営者は何をすると思いますか?あなたが経営者ならどうしますか?

ひとつの指し手は、給料を増やさないということです。支払う賃金を増やさなくても、毎
年の社会保険料の利率アップによって、人件費は増加するんですから、余計に支払う賃金
を増やすのは止めようと思いますよね。これがサラリーマンの年収がこの30年で増えない
理由なんです。

以下は厚労省のサイトにあるデータです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-02.html

バブル崩壊直後をピークにダダ下がりですよね。

あなたが自分の事を、


  ● 私は成果を出していて、もっと給料をもらえても良いはずだ


と考えているのなら、あなたがもらうべき給料を誰が掠め取っているのかというと、それ
はあなたの会社にいる、あなたよりも年上の同僚(たぶん上司ではないでしょう)なんで
すよ。特に大企業で年功序列型の賃金になっているところでは、同じ仕事をしている社員
でも30歳なら年収500万、50歳なら850万とか、それくらいの差が付いていますから。ちょ
っと待て、その差額はどういうことだ?って言いたくなるでしょ。

もしこの50歳の人が退職して、新たに30歳の人を500万で雇用したら、差額分のいくらか
は、成果を上げているあなたに振り分けられるかも知れないんですよ。それを阻んでいる
のが解雇規制なんです。

外資はなんで給料が高いのかというと、この解雇をグレーゾーンでビシバシやっているか
らですよ。そもそも外資は年功序列ではないので、高齢だから高額賃金とはなりませんし、
給料分の成果を出していない人には容赦なく、自ら会社を辞めたくなるようにプレッシ
ャーを掛けますから。

外資では成果が出ないイコール、決して給料が増えないということなんです。日系の場合
ではある程度の年齢まで、成果にほとんど関係なく給料が増えますよね。だから後者では
会社にしがみつく(それはつまり自らは辞めないということです)人が増えるんですよ。

ここ30年くらいはずっと、そうやって賃金を抑制するというオペレーションで日本の会社
凌いで来たわけです。日系企業全体が護送船団みたいなものですから、業界ごとにほぼ似
たような賃金水準に合わせていたわけで、どこに転職しても給料は大して変わらないとい
う意味不明の現実もそれをアシストしていました。

ところがここにGAFAみたいな外資が登場するわけですよ。彼らは良質な人材には敏感でし
て、成果を出す人には惜しみなく報酬を払いますからね。そういう眼で日本の人材マーケ
ットを眺めると、30代前後の人たちが非常にリーズナブル(つまりお買い得ということ)
な状態で放置されていることに気付くわけ。

日本では30歳なんてまだまだヒヨッコってことで、年功序列の世界では下っ端の年収しか
もらえていませんでしたから。その人たちに1000万とかのオファーを出したらホイホイと
話に乗ってくるってことが分かっちゃったわけ。

こういうのを草刈り場っていうんですけど、今や日本の若手(で優秀な人)は外資系企業
がそこそこ高額な給料で引き抜くことが当たり前になっているんです。え?私にはそんな
話は来たことがないって?それは残念ながらあなたが優秀だと見做されていないだけです。
一部上場企業で27歳から35歳くらいまでの人は、一度エージェントに登録してみたら良い
ですよ。特に外資系企業に強いところに。そこで1000万くらいのオファーが(この金額は
東京の場合ね)もらえなければ、あなたは人材マーケットでは全く評価されていない人だ
ってことですから、もっと自己研鑽に努めましょう。

こうなった結果どういうことになったのかというと、日系の大企業で将来を嘱望されてい
る優秀な若手人材が、ドンドン外資に流出してしまったんですよ。当たり前ですが、優秀
な人1人って、凡庸な人の少なくとも5人分、多い場合には20人分くらいの価値があります
から。だったらそんな優秀な人にたくさん給料を支払っておけよという話なんですが、こ
れはやりたくてもやれないわけ。なぜならば、


  ▼ 年功序列ということは、増やした給料がベースになってさらに増額されるという
こと

  ▼ 今は成果を出しているけど、これが将来も続く約束は無いということ

  ▼ 成果を出せなくなってもクビにできないこと

  ▼ 他の社員とのバランスが取れなくなること


という理由から、あらゆる賃金のベースになる基本給をドカンと上げることはやれないん
ですよ。せいぜい1回こっきりのボーナスで調整するのが関の山ですね。

だからほとんどの会社は何もせずに指を咥えて静観していたんですが、人材の流出は止ま
らず、今では大学生の採用活動でも外資にボロ負けをする状態になってしまい、いてもた
っても堪らず


新卒で年収3000万円も!激化する高度人材争奪戦
https://diamond.jp/articles/-/224131


なんてことになったわけ。そのしわ寄せはどこに来るかというと、並みの成果しか出せな
いそこそこ若手の人たちで、彼らは上と下の板挟みにあって、実質給料は下がっていたり
するんですよね。

これがみなさんの給料が増えない理由のひとつなんですね。
でも会社の指し手はこれだけじゃなかったんです。
次回はもうひとつの指し手を解説します。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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