2018年1月26日金曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 これが子供のすることですか?

近場のセミナー情報

2月23日に大阪で今年最初の読書会を開催します。
2月24,25日に大阪で『速読編セミナー』を開催します。

2月11日に大阪で、3月10日に東京で、『10年後に後悔しない生き方セミナー』を開催しま
す。

このセミナーはどなたでも申し込みが出来ます。

お申し込み、お問い合わせは、 melma@bc.iij4u.or.jp までお願いします。



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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第2896号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から9年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

まずは事務連絡をします。明日と明後日東京で開催される新春セミナーの受講者に、当日
参考にする資料をお送りしました。といってもダウンロード出来るURLを、メールでお送
りしたんですが。これは当日どうしても必要というわけではありません。受講後に興味が
ある人は、ここから落として下さいというくらいの話です。

そして今日はこれから東京に向かいます。お振り込み等の確認は火曜日以降になりますの
でご了承下さい。


で、夕方からは大感謝祭@東京です。そこで使うグッズを送ろうと宅急便の営業所に持ち
込んだんですが、なんと月曜日の大雪の影響で明日配達できるかどうか分からないとのこ
と。マヂですか!?まさか東京はまだ雪がたくさん残っているということは無いですよね。

仕方がないので手持ちします。でも送る前に教えてもらえて良かったです。


昨日は自動車の車検が終わって納車されました。今回はドライブレコーダを付けてもらい
ました。切っ掛けは昨年東名高速で発生した、煽り運転で死者が出たあの事件です。あの
時に、被害者の車にドライブレコーダが搭載されていれば、車内からあれを指差して、


  ● 録画してるんだけど、警察行く?


って言えばお終いだったはずなんですよね。あの事件以降ドライブレコーダが猛烈に売れ
ているようなんですけど、これも新たな保身術なんですよね。

そしてYouTubeを見ていると、


ドラレコ危険運転
http://bit.ly/2DDTGuT


という動画が出て来るワケですよ。これは見た方が良いですよ。ショックで運転したくな
くなりますから。

そしてこれを見たらドラレコを付けたくなるはずです。いつの間に日本ってこんな国にな
ったんでしょうか?昨日からシリーズにしている「精神性の高さ」とは真逆の民族に落ち
ぶれたことと、戦後の教育に因果関係は無いんでしょうか?

来月は大阪でセミナーをやるんですが、今回は全部新幹線にすることにしました。その理
由のひとつが、この動画にあるんですよね。ホントに怖いですわ。


本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/2896_0126.jpg


☆ 吉田松陰の頃の教育とは

前回に引き続き、吉田松陰の子供時代を解説します。詳しく知りたい人は、


世に棲む日日
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を読んでください。


ある夏の日のことでした。吉田寅次郎少年(寅次郎は松陰の幼名)は、実の叔父さん(玉
木文之進といいます)からいつものように授業を受けていました。今のようにエアコンも
クーラーもない時代です。だから暑いわけですけど、それをグッと堪えて寅次郎少年は勉
強していたんです。そこに暑さのあまり汗がひとしずく頬を伝ったんです。寅次郎少年は
それを手で拭ったその刹那、この叔父さんの鉄拳制裁が下ったんです。

貴様、何をした!!というが早いか、叔父さんは寅次郎少年をぶん殴ったわけですよ。そ
れも一発や二発じゃないんですよ。少年が気を失うまで殴り続けたんです。

ここで、その理由が分かる人はいますか?なぜこの叔父さんは寅次郎少年を殴ったんでし
ょうか?これが分からないと、当時の人たちの精神性の高さが理解出来ないんです。


玉木文之進曰く、自分が施している教育は、世のため、国のため、民のためである。つま
りこれは、「公」のためにやる仕事であり、それを成し遂げるのが武士という人間である。
武士は公のために命を尽くし、生涯を公に捧げるのだ、そのための教育を今やっている。
ということは、この授業もまた、公のための事業である。

しかし今の寅次郎の態度は如何であろうか?彼は暑さによって流れた汗を気にかけたのだ。
汗が流れるのは「私」であり、その流れる汗が不快だという感覚もまた「私」なのだ。公
のための授業をやっている最中に、公よりも私の不快を優先したということが、授業中に
汗を拭うという行為なのだ。つまりこの瞬間に寅次郎は、サムライの魂を捨てて下賤に落
ちたのだ。そのような者はサムライとして生きる価値はない。だからその腐った性根を叩
き直すために、殴らなければならないのだ。


と考えて、子供が気絶するまで殴り続ける実の叔父さんってどうですか?こんなのは現代
では全く理解されないでしょうし、こんなことに耐えられる子供なんてほとんどいないで
しょ。さしずめ今の子供なら、


  ■ 暑くて汗が出たんだからしょうがないじゃん


でおしまいですよ。ところが当時はそうじゃなかったんです。そしてこの考え方は吉田松
陰のところだけじゃなくて、(厳しさの度合いは差があるにしろ)武家での教育上、躾を
する上での常識だったんです。

例えば、


武士の娘
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に出てくるエピソードもご紹介しましょう。根っこは同じですから。

この『武士の娘』を書いた杉本鉞子(エツコと読みます)さんは明治6年に、今の新潟地
方になる長岡藩の家老の娘として生まれるんです。サムライのしかも国家老の娘ですから、
当時としては最上流に所属する家柄ですね。当然彼女にも子供の時から家庭教師のような
先生がついています。

公の教育機関がなかった頃は、武士は自分たちで、学問を授けてくれる人を探さなきゃな
らなかったんですね。そしてまだ6歳だった鉞子ちゃんも、寅次郎少年と同じようにマン
ツーマンの授業を受けていたわけです。

その2時間の稽古中は、ずっと畳の上に正座です。もちろんお師匠さんは座布団に座って
いるんですよ。そして稽古中に一度だけ身体を動かしたことがあったんですって。ちなみ
に書くと、稽古中はお師匠さんも手と唇を動かす以外は、身動き一つしなかったみたいで
す。その時の模様を引用すると、


"唯一度、私が体を動かしたことがありました。丁度、お稽古の最中でした。どうしたわ
けでしたか、落ち着かなかったものですから、ほんの少しばかり体を傾けて、曲げていた
膝を一寸ゆるめたのです。"


6歳の子供が畳の上に正座して2時間じっとしていろというのが、無理な話だと今ならいう
でしょうね。ところが昔の人たちはエラかった。引き続き引用します。


"すると、お師匠さまのお顔にかすかな驚きの表情が浮かび、やがて静かに本を閉じ、き
びしい態度ながら、やさしく「お嬢さま、そんな気持ちでは勉強はできません。お部屋に
ひきとってお考えになられた方がよいと存じます」とおっしゃいました。"


おいおい、ちょっと膝をゆるめただけで、授業中止かい!と今なら言いそうですが、この
鉞子ちゃんはエラかった。というか、私はこの次の行を読んでぶっ飛びましたから。


"恥ずかしさの余り、私の小さな胸はつぶれるばかりでしたが、どうしてよろしいものや
ら判りませず、唯、うやうやしく床の間の孔子様の像にお辞儀をし、次いでお師匠さまに
も頭をさげて、つつましくその部屋を退き、何時もお稽古が終わると父のところへゆくこ
とにしていましたので、この時もそろそろと父の居間へ参りました。時間が早いので、父
は驚きましたが、事情を知らないままに「おや、随分早くおすみだね」と申しましたが、
きずついた私にはまるで死刑をつげる鐘の音のように響いたものでした。"


「恥ずかしさの余り」ですよ。たった6歳の少女が、2時間の稽古中に畳の上でちょっと足
を崩しただけで、叱責を受け、そのことを恥ずかしいと感じる気位の高さというか、精神
性の高さをかつての日本人は持っていたんですね。

これが何を意味するのか分かりますか?
次回はその解説をしましょう。




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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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