2018年1月30日火曜日

No.8【あなたの重い心の病+長い間失われている仏教の秘密】(仏教を現代へ)

こんばんは。中村僚です。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。


今日もお読み頂いているということは、

仏教の教えが

自分の人生ではどういうことなのか

最近の科学や心理学なども取り入れながら

分かりやすくお話しする

このメルマガに価値を感じて頂いているようで、

とても嬉しく思います!


★そういうすばらしいあなたに、

今回、仏教で長い間失われている秘密を

最後にお話しいたします。

楽しみにお待ち下さい。


それでは本日は、あなたの輝く未来へ向かって

生きる意味に最短最速で近づく21のステップ、

第8のステップをお届けします。

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1月30日388号
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■あなたの重い心の病について
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仏教には、

全人類が「重い心の病」にかかっている

と説かれています。


心の病といっても、精神病とは違います。

「全人類がかかっている」のです。



▼あなたもかかっている、その病の名前は、

『無明業障(むみょうごうしょう)の恐ろしき病』

と言います。


病といえば肉体の病が身近です。

どんな病気が恐ろしいでしょうか。


風邪はあまり恐ろしいと言われません。

風邪をひいた人は、風邪にかかった自覚があります。

どんなに医学が進歩しても、恐ろしいのは、

自覚症状がない病気です。


癌のように、気づかないうちに、

末期になってしまうのです。



仏教で教えられる心の病は、

全人類がかかっていることに間違いはないのですが、

自覚症状がありません。


「恐ろしい病」といわれるゆえんです。


しかし、恐ろしいがゆえに、

兆候、きざしはあります。
~~~~


肉体の病でも、

何かしこりができてきたから

調べてみたら喉頭癌とか、

食欲がなくなって

調べてみたら胃ガンだったとか。

自覚症状はありませんが、そのきざしはあります。


▼その全人類のかかっている

心の病の兆候は何かといいますと、

【有無同然(うむどうぜん)】

といいます。


「有無同然」とは、

無ければ無いで苦しみ、

有れば有るで苦しむ、

ということです。


有るとか無いとか言ってるのは、何でしょうか。

お金、財産、地位、名誉、恋人です。

こういうもの。あればあるで苦しみます。


●金がない人からいうと、

「金がある人は幸せだろうな」と思います。


金のある人からいうと、

金のあることで不安や心配が出てきます。


●結婚していない人は、

「独身だから、こんなに苦しむんだ」

と思っています。

結婚した人は、

「結婚したから、こんなに苦しむのだ」

と思っています。


名誉も地位も同じことです。

有っても苦、無くても苦。

どこにも心からの安心満足がありません。


あなたはこの、

【有無同然(うむどうぜん)】

という恐ろしい病の兆候にお気づきですか?

それは恐ろしい病のきざしです。


▼ではなぜ、何をやっても、何を手に入れても有無同然、

心からの安心も満足もないのでしょうか?

それは重い心の病があるからです。


だから、恵まれているから幸せで感謝してるけど、

やっぱり何となくむなしくなってしまうのです。


この先、どんなに科学が発展しても、

どれだけ経済が豊かになっても、

心からの安心や満足は、できないのです。



ではその重い心の病は、どうすれば、解決できるのか。

「無明業障(むみょうごうしょう)の恐ろしき病」の

「無明業障(むみょうごうしょう)」とは何なのか?


それは、生きているときに、

完治することができます。

それが、絶対の幸福です。


ぜひ絶対の幸福の身になるところまで

仏教をお聞きください。


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■21ステップ 第8回 終了
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本日もお読み頂き、どうもありがとうございました。


それで、一昨日の続きですが、

私が大学に入って、どんな仏教の教えが知らされたのか

というと、それが、最初にプレゼントした小冊子の内容です。


★つまり、私たちが苦しんでいる

原因は、欲や怒りや愚痴の煩悩なのですが、

仏教の真髄からすると、苦悩の根本原因は、煩悩ではなく、

無明の闇というくらい心だということです。


仏教が葬式法事ばかりになってしまった現代日本では、

もはや長い間失われてしまっている秘密です。


これまで仏教学者の書いた本もたくさん読んできましたが、

無明の闇と煩悩はまったく異なる心なのに、

私の知る限り、仏教の学者でも、

きちんと区別できている人はないと言っても

過言ではありません。


仏教学者のみなさんの勉強量はものすごく、

中にはすごい知性を持った人もあります。


ただやはり仏教を理論的に学習しただけでは、

迷いがあるのか、

「一説にはこう、一説にはこう、

 こういうことから考えると、

 こういうことでありましょう」

といった複数の説をあげた、あいまいな感じです。

そして、何か客観的で、他人ごとのような、

私たちの人生と関係のない空気がただよっていて、

読むのが大変です。


ところが無明の闇こそが、今回お話しした

すべての人がかかっている心の病であり、

それさえなくすことができれば、煩悩はそのままで、

絶対の幸福になれるわけですから、

みんなの知りたいところです。


それは、最初にプレゼントした小冊子で

詳しくお話ししていますので、

まだお読みでない方は、今すぐお読みください。

「あなたを一生苦しめる人生最大の間違い」
http://buddhism.ne.jp.s3.amazonaws.com/downloads/RootCauseofSuffering.pdf

すでに読まれた方も、

最初の時よりも、理解が深まって、

また新たなことが知らされるかもしれません。

よくよくご理解頂きたいと思います。


(仏教の学者の話が

 なぜ私たちの人生と関係ない

 机上の空論になってしまっているのか、

 実は歴史的な原因がありますので、

 やがて機会があればそれもお話ししたいと思います)


▼私が今こうして、本当の生きる意味をメルマガで

ご縁のある方にお伝えできるのは、

元はと言えば、大学で葬式や法事ではない、

経典にもとづく、本当の仏教の教えを

知ることができたからです。


本当の生きる意味を知らされた私は、

物理学の勉強をするかたわら、

毎日充実して、仏教も学んでゆきました。


セミナーに出たり、本を読んだり、

クラスの友だちにも話をして、

勉強会を開いたりも始めました。


仏教といえば、葬式や法事かと私も

思っていましたが、因果の道理に立脚して

科学と矛盾することなく、

世界でも注目を集めていることが分かって来ました。



▼アメリカでは、特に911のテロ以降は

仏教が注目を浴びています。


例えば、アル・ゴア米副大統領の首席スピーチライターをつとめた

人気ジャーナリストのダニエル・ピンクさんが書いた

「ハイ・コンセプト」という本です。


これは、これからの世界に必要な、

6つの感覚を論じているのですが、

最後に仏教についてふれています。


「仏教ってこれからの世界に必要になるのかぁ〜」

と感動したので、

「やっぱり仏教っていいよね」みたいに

ダニエルさんにメールで聞いてみたのですが、

すぐ返信をくれて、しかもメルマガで紹介してもいいと

言ってくれました。


------------------------
あなたは正しい。
仏教は、私が「ハイ・コンセプト」で論じた要素の多くを結びつけます。
仏教はあたかもシンフォニーのように、
本質的には異なるものの統一を模索します。
そしてその統合は一部、物語の好例である
「語り」を基盤として作られます。
そして、もちろんそういった統合こそが、
個別の経験を自分より大きい何かに活かすという
「意義の追求」のすべてです。
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(「意義の追求」…ハイ・コンセプトの中で

第三の幸福の形として論じられているもの)

------------------------
その意味で、仏教は新しい種類の心
(コンセプトの時代に求められる右脳を活かした全体思考)
を持ったり、育ててゆくエクセレントな一例です。

乾杯(敬具)
ダニエル・ピンク
------------------------


中には、

「ホント?自分で訳したんなら、

都合のいいこと言ってんじゃないの?」

という方もあるかもしれませんので、

原文も掲載しておきます。


英語から意味を変えずに完璧に日本語に翻訳することは

できないので、そういう方は原文を直接どうぞ。

------------------------
You are correct. Buddhism combines many of the elements I discuss in
"A WHOLE NEW MIND" (or HAI-KONSEPTO in Japanese). It seeks to unify
disparate elements as in Symphony. It is built, in part, on a
narrative that's a good example of Story. And, of course, it is all
about Meaning -- about linking individual experience to something
larger than one's self. In that sense, it is an excellent example of
having and nurturing a new kind of mind.

Cheers,
Daniel Pink
------------------------

けっこう気さくな方ですよね。


「ハイコンセプト」の原書名は

「ホール・ニュー・マインド」

なのですが、メールの中で、

「ハイ・コンセプト」

のことを

「High Concept」

ではなくて、

「HAI-KONSEPTO」

と日本語読みで書いてくれているところが

ちょっとお茶目な感じです(笑)


でもやはりダニエルさんは知識人なので、

日本語にしても、話題のレベルが高いです。


この話題は「ハイ・コンセプト」を

読んでいないとちょっと分からないと思いますが、

要するに、一言でいうと


「仏教はハイ・コンセプトの趣旨に

かなっていて、とってもエクセレント!」

ということでしょう(笑)。



▼やがて私は、物理も仏教も勉強していくうち、

勉強すればするほど、

科学では心からの幸せにはなれないことが、

知らされてきたのです。


やはり、高校時代に考えたとおり、

喜びは一時的で、どこまで行ってもはてしがなく、

しかも、最後、死んで行く時には、

すべてが崩れゆく中、

「自分の人生はこれで良かったんだ」

と信じるしかありません。


ですが、受験のとき、

事故で死にそうになって体で知らされましたが、

今死ぬというとき、

「あれができてよかった」と思えることは

何一つありませんでした。


それで大学を卒業するにあたり、

他の人は、

官僚になったり、

裁判官になったり、

銀行員や学者など、

思い思いの道に進んでいきましたが、

私は、学問の道をやめ、

少しハイリスクながら、

仏教の講師になろうと思ったのです!

(今考えて見ると、ここでも向こう見ずな

 性格が出てしまったのかも……)


▼ところが、もともと人間関係は苦手で、

学者になろうと思っていた私が、

心から心へ、人に仏教を伝える講師が

向いているはずがなく、

少しハイリスクどころか、

どえらいことになってしまったのです……。


一体どうなってしまったかは

次回以降にお話しいたします。




全ステップ終了まで、あと13回です。

1日5分、「人類の到達した最深の思想」

にふれることを習慣化してください。


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大切なお体です。くれぐれもご自愛下さいませ。



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