2023年1月31日火曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 褒め方を考える。

2023年新春セミナー「情報力、思考力、文章力を鍛えるセミナー」を、3月4、5日、そし
て3月11、12日にオンラインで開催します。

詳細はこちらからお読み下さい。

https://note.com/showon/n/nc3f3c5657c2b




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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第4097号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から14年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、そこから2022年まで
9年連続でキャリアアップ部門で受賞しています。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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こちらは私の日常をツイートしています。

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こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。


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◆ 今日の前フリ ◆◇

3月に開催する新春セミナー、「情報力、思考力、文章力」のアジェンダ書きにしばらく
は没頭しつつ、ヒマを作ってスキーをするというのが2月の行動計画となりそうです。

で、このセミナーでは文章作成に於ける様々なコツや、注意点を解説して、それを踏まえ
たワークをやるのですが、文章ってとどのつまり自分の言いたいこと、つまり主義主張を
相手に伝えるということです。それは具体的には、


  ● 私は〜について○○だと考える


ということを相手に伝え、理解してもらい、願わくばそれに賛意を示してもらうというこ
とです。これが文章を書く目的です。

その際に絶対に必要になるのは、「なぜ私は○○だと考えるのか」という理由の説明です。
つまり、


  ● 私は〜について○○だと考える。なぜならば・・・


または、


  ● ××故に、私は〜について○○だと考える


という形式にならなきゃおかしいんですね。そこで今回のワークでは例えば、


  ● 私は解雇規制は撤廃するべきだと考える


という結論になるように、100文字程度の文章で理由を付け加えてもらうというワークを
やります。同時に思考の幅を広げてもらうために、真逆の結論にする場合には、どういう
理由が必要かも考えてもらいます。つまり、このケースでは、


  ● 私は解雇規制はこれからも続けるべきだと考える


という結論にするとしたら、そこにはどんな理由を付加する必要があるかを考えてもらう
んです。こういう思考訓練をすることで、硬直した脳みそを柔らかくさせるんです。既に
かなりの方から受講申し込みをいただいていますが、受講される方は今からの日常生活で、
こういうワークに取り組んでみてください。それが準備運動になりますから。


本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2023/01/4097_0131.jpg


☆ 褒めるということについて

人間が健全に育つのに必要なことのひとつは、正しく褒められるということです。適切な
場面で、適切な仕方で褒められると、人間は強くなります。褒められるべき場面で褒めら
れないと、その人は自信を持てなくなり、段々とマインドがねじ曲がって行きます。

これは子育てだけの話ではなくて、オトナにも当てはまることなんです。

人生で辛い時、苦しい時、こういう時には、こころの拠り所を探すんですね。どこかに自
分の自信を取り戻せるモノはないか?と自らの過去を検索するんです。その検索がゼロと
いうことはほとんど無いんですが、あまりにも昔のことだと、それはちょっと弱いんです。

できれば、直近の1年とか2年という時間軸の中で、拠り所を見つけたいのですが、その拠
り所というのが、適切に褒められたという記憶なんです。

ちなみにこれ、男性は見つけやすいんです。なぜならば、外で仕事をしている人が大半だ
から。仕事をしていれば、同僚や上司、取り引き先にお客さんという感じで、あなたのパ
フォーマンスを見ている人がいるわけで、その中では頻繁とは言わなくても、年に数回く
らいは真顔で褒められることがあっても不思議じゃないでしょ。

ところが、パートにも出ていない専業主婦は、そもそも社会との接点が少ない上に、褒め
る、褒められるという人間関係も少ないんです。ハッキリ言って、おカネが絡む仕事って
褒められる場面が多いんですよ。子育てなんていくらちゃんとやっても、誰も褒めてくれ
ませんから。親から見たら、至らないところがたくさんあって褒めるよりも叱る、注意す
る、指摘する方が多いですよね。

ママ友には家の中での素の自分は見えませんし、見せませんし、そもそもママ友が、あら、
あなたオシメの換え方が上手いわね、なんて褒めないでしょ。まだ料理が得意なら、褒め
られることもあるでしょうが、子育て中なんて、気合いを入れた料理なんてあんまり作ら
ないでしょ。

ということで、一番褒められない人たちって、専業主婦なんだと思いますよ。だから奥さ
んがいる人は、できるだけ積極的に奥さんのことを褒めてあげて下さい。週に一度は褒め
ると決めて、これを実践するだけで、夫婦仲は劇的に改善するはずですから。

あ、ちなみにあんまり良い例えじゃないんですが、ホストクラブのホストたちに言わせる
と、一番落としやすい女性は、主婦だそうです。日常生活で褒められることがほとんどな
いから、ちょっと真面目に褒めるだけでコロッだそうです。ご参考までに。

私みたいな自営業者も、褒められる機会が少ないのですが、私くらいの年になって老獪さ
が年を追うごとに増してくると、自分で自分を褒めるという狡いことができるようになり
ます。誰も褒めてくれないのなら、仕方ないですから自分で自分を褒めましょう。そのた
めのネタとして、何かを継続するって使えます。1年も続けたら、本気で自分を褒めたく
なりますから。


そして今日の本題は、子供や部下です。彼らを戦略的に褒めるということを考えている人
ってそんなにいないんですよ。戦略的ではない褒め方って、要するに感情に任せて褒めて
しまうということです。

私はかつて約4年ほど、甥っ子を育てたことがあるんですが、彼を迎え入れる際に、自分
でこうしようと決めたことのひとつが、


  ● 感情に任せて叱らない、褒めない


でした。叱るのも褒めるのも、これは芝居の一幕なんです。だから役者が演じるかのよう
に、常に状況や相手を客観視して、


  ● どういう効果が出ているのかを確認しながら


叱ったり褒めなければならないのです。

これは芝居なのだという意識がなくなると、叱る時には激高してキレたようになってしま
いますし、褒める時には褒められ度合いのランキングがグチャグチャになるんです。

このランキングというのは、褒め方の次元の違いのことで、


  ▼ Aクラスの褒め→最大級の賛辞

  ▼ Bクラスの褒め→際立った成果を出した時の賛辞

  ▼ Cクラスの褒め→日常のちょっとしたことへの称賛


みたいな分類で、それぞれに褒め方が異なるんです。そうすることで、その人が未来の時
間軸のどこかで、自分を取り戻す必要がある時に、この記憶を検索しやすくするわけです。

この分類のどれを使う場面なのかを意識できることが、戦略的に褒めているということな
んです。意識せずに、褒めるのはそれはただ感情的になって褒めているだけなんです。

私自身はサラリーマン時代に、褒めることが全然得意ではなくて、非常に勿体ないことを
したなという反省しかないのですが、その甲斐あってこういうことを意識するようになっ
て夫婦仲は良い状態が維持されていると思います。

これもある種の習慣みたいなモノですから、身に付いてしまえば難しくないので、取り組
んで欲しいと思います。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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