2024年4月29日月曜日
配転拒否された
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳 2024年4月29日 VOL.5580
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なんで五月五日の節句に柏餅を食べるのだろう
(続きは編集後記で)
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配転拒否された
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Q
福祉用具などを改造する技師として約18年間勤務していました
が、技術の進歩に追いつけないため総務への配転を内示した
ところ、「技師として契約を結んでいるから配転には応じない」
との回答でした。
使用者には人事権があるので強制的に配転できると考えてい
ます。本人が配転の拒否を続けるなら、不本意ながら解雇も
視野にいれています。
弊社の対応に問題がありますか?
A
[結論]
御社の対応に問題があります。配転の強制はできません。
話合いで解決してください。
[理由]
技師として雇用契約を締結しているからです。
[補足]
技師として雇用したのですから、他への配転は労働契約違反と
なりますから、人事権でもって強制はできません。
話合いで本人が同意をすれば配転が可能です。
(中川コメント)
仕事を特定の職種に限って働く人に対し、使用者が別の職種
への配置転換を命じられるかが争われた訴訟で、最高裁第2小
法廷(草野耕一裁判長)は26日、労働者の同意がない配転
命令は「違法」とする初判断を示しました。
その判例を参考に本日の記事を作成しました。
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編集後記
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なんで五月五日の節句に柏餅を食べるのだろう
大昔の人は穀類を食べるとき、木の葉を皿がわりにつかって
いた。その葉のことを「炊葉(かしぎは)」と呼ぴ、そこから
「柏(かしわ)」という名前が生まれたという。たしかに、
大きく丸い柏の葉なら、皿の代わりになりそうである。
「柏餅」は、その柏の葉で、白餅をくるんだもの。ちなみに、
昔は布団が一枚しかないため、しかたなく一枚の布団にくる
まって寝るさまを「柏餅」と呼んだ。
柏餅が一般に食べられるようになったのは江戸時代以降のこと
で、寛文年間(1661〜73年)までの柏餅は、中にあんが入って
いなかった。あんを入れるようになったのは、宝暦年間
(1751〜64年)以降のこと。
さて、五月五日の端午の節句には、柏餅を食べるしきたりが
ある。男児の成長を祝うその日に食べるのは、柏の葉の性質に
由来するという。柏は新しい芽が出てくるまで、古い葉が
落ちない。それを"家系が絶えない"とみたてて縁起をかついだ
のだ。
(ねえねえ、教えて!日本人の総疑問 河出書房新社刊より)
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ご注意
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