2017年12月1日金曜日

【相馬一進】商品を出すタイミング

カテゴリー:ビジネス
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こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。


多くのマーケターは気づいていないのですが、
「商品を出すタイミング」というものがあるんですよね。


商品を出すタイミングというのは
「このタイミングで売り出したら売れる!」という
マーケットインのタイミングではありません。


私が言いたいのはプロダクトアウトのタイミングのことで、
「今の自分の想いを100%、商品に封じ込める!」
ということです。


たとえば、自己実現の要素が大きい、
音楽とか出版の世界はその代表例ですね。


ロックバンドのデビュー曲って、
「絶対に成功してやるぜ! 世の中をぶち壊してやるぜ!」
といったギラギラしたエネルギーがありますよね。


名誉欲、怒り、反骨、反逆、自己愛……。


ギラギラした曲って、そのロックバンドが
まだ食えていないハングリーなときしか
生み出すことができないんです。


わかりますよね?


もし、そのロックバンドが成功しちゃって、
お金や名声、名誉などを十分に得てしまうと、
そのギラギラ感は消えてしまうのです。


むしろ、キラキラとしてきて
「世界を平和にしよう!」みたいな
社会貢献の曲を作ることさえある(笑)。


ですから、私が言いたいのは
何かしらの想いがあるのであれば、
そのタイミングで商品を作って欲しいということ。


もしあなたが今、ギラギラとしているなら、
ギラギラとしている商品を生み出せるのって、
一生のうちで今だけなんですよ!


そのギラギラとした商品でしか
救えない人と言うのは必ずいるのです。



もし10年も経ったら、そのギラギラ感は失われ、
あなたは牙の抜けたトラになってしまいます。


自分がクリエイターだという人は、
自分自身が丸くなってしまう前に、
生み出せるものは全て生み出しつくしてくださいね。


クリエイターは多作であれ。


これは私からクリエイターへのお願いです。


人生で、脂が乗っている絶頂期って
そんなに長続きしませんので。



相馬一進



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