2017年9月4日月曜日

No.12【人生を狂わせるもう一つの分かれ道+日本仏教再興プロジェクト発表!】(仏教を現代へ)

こんばんは。中村僚です。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。


もう昨日のビデオはご覧になられ、

1つ以上実行されましたか?

「無財の七施」
http://buddhism.ne.jp/sevenkindness/

すでに実行された方は、一瞬で幸せ感アップが

実感できたと思います。

まだの方は、今すぐ見て実行してみてください。


これを見られた尊い方から、

大変おもしろいご感想を頂きました。
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中村様は、書き言葉からは、
何か嫌味な奴の感じがしておりましたが、
お声を聞くと、大変真面目な好青年の印象を受け、
お話しも淡々としていながら聴かせるものがあります。
(K.Kさん)
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そうなのです。

正直な話、私もメルマガの書き言葉では、少しでも多くの方が

尊い仏縁を結ばれるように、インターネット的な表現など、

あえて現代の技術を取り入れようとしているのですが、

仏教らしくないですし、私とはキャラが違うので、

実は弱っています……。


ひとえにレベルの低い表現力を反省して、

もっと向上し、

言いたいことをお伝えできるインパクトと

仏教らしい謙虚さとを

両立した世界を確立してゆきたいと思います。

(今のところできてなくて

 申し訳ございません………)


★今回は最後に、現在の仏教界の問題を打破して、

あなたにもっと仏教を学びやすい環境を提供する

仏教史上初のプロジェクトをご紹介いたします。


さて本日は、あなたの輝く未来へ向かって

生きる意味に最短最速で近づく21のステップ、

第12のステップをお届けします。


今回は、あなたの運命をかえる

もう一つの大きな要素です。

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9月4日363号 ステップその12
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∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞
■人生を狂わせるもう一つの分かれ道
∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞

一昨日、因果の道理について話をしました。

実は、『因果の道理』は、

正確には『因縁果(いんねんか)の道理』といいます。


▼あなたの運命をひきおこす、

もう一つの重要な要素に、

「縁」というものがあるのです。

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一切法(万物)は因縁生なり(大乗入楞伽経)
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結果があらわれる為には、

実は、因だけではあらわれません。

因と縁がそろってはじめてあらわれます。


因だけでも結果は現れませんし、

縁だけでも結果は現れません。


因と縁がそろってはじめて

結果があらわれるのです。
--------------
┌─┐ ┌─┐
│因├┬┤縁│
└─┘│└─┘
┌┴┐
│果│
└─┘
--------------
ここで、

「因」とは直接的な原因

「縁」とは間接的な原因のことです。


▼たとえば米をとるためには、

モミダネが必要です。


しかし、どんなにモミダネを机の上においておいても

米にはなりません。

南極にまいても米はとれません。


どんな縁が必要でしょうか。

水や温度、栄養など、色々な縁が必要です。


▼因だけでも結果は起きませんし、

縁だけでも結果は起きません。

因と縁がそろってはじめて

結果が現れるのです。


さらに、同じコシヒカリでも、

最高級の新潟県魚沼産と、

東京都新宿産

(そういうのあるのだろうか?)では、

違う味になってしまうのです。



▼同じように、人間も、

同じタネを持っていても、

縁によって変わってしまうのです。


よく似た性格、才能の人であっても

リストラ、不景気、倒産、不況といった暗い世相のまっただ中を

引きこもり、とじこもり、無口、無表情、無関心といった

まったくつまらない

暗く沈んで灰色の人生に

なってしまう人もあれば、


毎日が光り輝いて、生きる希望に満ちあふれ、

輝く人生を送っている人もあります。



▼この分かれ道は、何によって決まるのか。

その一つの大きな要因が

中国の有名な、

【孟母三遷の教え】

に浮き彫りになっています。


世にいう有名な古代中国の思想家

孟子には、

大変すぐれたお母さんがあったと言われています。

そのお母さんは、

周囲の環境が子供に与える影響が大変大きい

ことをよく知っておりましたので、

三度にわたって引っ越しをした。

というのです。


▼(1)最初、墓場のそばに家があった為に、

孟子は葬式ごっこをして、

顔に白い布をかぶせていました。

これは教育上よろしくありません。


▼(2)そこで引っ越すと、

そこは商売人が毎日お金の勘定をしていました。

そろばん勘定で計算高い、

そんな子供にしてならないと、

またまた引っ越したところ、

▼(3)今度は、学校の近くに家をかまえて

心を落ち着けて、

よい先生と

よい友達に囲まれて

熱心に色々教えてくれる

先輩に囲まれている。

この環境が大変子供に良い影響を与えた。



3回の引っ越しの末、

ようやく見つけた最適な環境の中で、

すくすく成長した孟子は、

世に有名な思想家にななったといわれています。


私たちも

友達が音楽を聞いていると、自分も同じ音楽を聞く。

周りが髪をそめれば、自分もそめる。

友達が使っている口ぐせを自分もまねします。


あなたもけっこうまわりに影響を受けるのでは

ないでしょうか。


人生は、選択の連続といわれるように、

どの学校に入り、

どの先生のもとで学び、

どんな友達を持つのか。


これは、人生の重要な選択といえましょう。


「先生が嫌いだから数学を捨てた。」

「友達が誰も予習しないから、自分もらやらない。」

「誰も大学に進学しないから、おれもしない。」

という人もあったと思います。


逆に、周りのみんなが予習すると、恥ずかしいから

私も予習せずにおれないという人もいたでしょう。


すばらしい出会いと、良い環境に恵まれて、

もてる以上の力を発揮して、

金メダルを取れたスポーツ選手もあります。


私たちがどんな先生、友達に出会うかによって

その後の人生に大きな影響を及ぼすことを

物語っているのではないでしょうか。


▼ところで、この地球上には、炭素というものがあります。

英語でカーボンというので、

化学記号ではCと書きます。

その炭素を

ごく普通の温度と

ごく普通の圧力で

化学変化をおこさせると、

黒くて冷たい、炭になります。

------------------
┌──┐ ┌──┐
│炭素│ │常温│
│ ├┬┤常圧│
└──┘│└──┘
┌┴┐
│炭│
└─┘
------------------

炭は、あちこちついて、黒くなったり汚れたりします。

また、もろくて、すぐに崩れてしまいます。


この炭を「婚約の記念に」と贈ると、

たちまち嫌われるのではないでしょうか(笑)


やはり婚約記念には、ダイヤをプレゼント。

ダイヤは、この世で最もかたく、美しい、

とても価値のあるものです。

ダイヤモンドの輝きは永遠に、

ラブ・フォーエバー!


▼これ程違う炭とダイヤモンドですが、

驚くことに、どちらも炭素でできています。

炭素に

摂氏2千度

5万5千気圧を加えると、

ダイヤモンドになるのです。

------------------
┌──┐ ┌──┐
│炭素│ │高温│
│ ├┬┤高圧│
└──┘│└──┘
┌┴┐
│ダ│
│イ│
│ヤ│
└─┘
------------------

炭にしかならなかった炭素が

環境をかえることでがらっとダイヤにかわる。


同じ自分でも、どんな環境に身を置くのか

どんな友達に出会い、

どんな先生に出会うのか

それによって人生が大きく変わってしまいます。


かけがえのない、一度きりの人生、

灰色になってしまうのか、

ダイヤのように光り輝くのか

生きる目的である、

本当の幸福とは何か知り、

ハッキリさせられる環境を選んで、

ダイヤのように輝く人生にして頂きたいと思います。


∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞
■21ステップ 第12回 終了
∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞

本日もお読み頂き、どうもありがとうございました。


ところで世界有数の仏教国の日本で、

なぜ私たちはこんなにも

仏教の教えを知らないのでしょうか?


それはもちろんあなたが悪いのではありません。

みんなそうなんですから。


それはまさに仏教を知る環境、縁がないことが

問題なのですが、その縁をどんどん減らしている

大きな二つの要因が、

現代の仏教界の内部にあるのです。


1500年前、日本に伝来した仏教は、

日本の文化を形作り、日本人の心を豊かにし、

日本の文化を形づくってきました。


江戸時代には、日本は仏教一色で、

お寺は全国に30万カ寺もありました。


それがどれ位多いかというと、

現在あちこちで見かけるコンビニは4万強なので、

何とその7倍。

江戸時代はそこら中、寺ばかりだったんですね。


ところが、明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の弾圧で、

10万カ寺まで減ってしまいました。


驚いた仏教の学者や僧侶は、

この危機を何とか乗り越えようとしました。


時あたかも明治の文明開化で

「西洋のものなら何でもよい」という風潮でしたので

仏教学者たちは、キリスト教の文献学的な手法を

仏教に持ち込んでしまったのです。


文献学というのは、

文献の成立の歴史を推測したり、

資料としての有効性を推定する学問です。


その目的は、仏教の教えによって

私たちの人生を幸せなものにしようというのではなく、

要するに歴史学のようなものです。


確かに科学や経済なら、

西洋の進んだ所を取り入れるのは

有効だと思います。


ところが、東洋より2千年遅れている仏教研究にまで、

19世紀頃、ひょっこりはじめた、

信仰のない西洋の研究手法を、取り入れてしまったのです。


しかも目的が、

私たちの人生と関係ありませんので、

日本の学者達は、文献学的手法で

仏教の大前提も目的も破壊してしまうという

大失態を犯してしまいました。

これが1つ目の要因です。


お寺の僧侶たちも、最近は

大学で仏教を学ぶケースが多くなっていますから、

そんな学者たちの影響を強く受けて、

仏教の目的も、目的どころか教え自体も

分からなくなっています。


こうしてその後も仏教は衰退を続け、

現在は住職のいない空き寺を除くと、

約5〜6万カ寺にまで激減しています。

わずか150年くらいで、

30万が6万とすれば、

8割の寺がなくなり、

わずか2割になってしまったという

驚くべき衰退速度です。


日本の仏教最大宗派である

浄土真宗の大行事の、100年前と現代の

比較写真ビデオを作ってみました。


100年前の繁栄から激変する現代の仏教
http://youtu.be/kvMVe5DWjUw

50年前も多少かげりが見えますが、

そこから現代へのあまりの急速な変化に

驚きだと思います。


このような衰退の原因は、

近代の仏教学に加えてもう1つ、

戦後の伝統的な仏教にもあります。


この50年は、さらに加速して仏教が衰退しているのは、

わずかに残された現代の寺は、

活動の中心を、葬式や法事、墓番としており、

そもそも仏教の教えは伝えないということです。


これでは、葬式の意義も分からなければ、

仏教に何が教えられているかも分からないので、

時間が経てば経つほど仏教は衰退し、

ますます仏教も生きる意味も分からない

時代になってしまいます。


つまり現代では、大学でも、寺でも、

本当の仏教は分からないのです。


こうして現代に残された、

仏教に生きる意味が説かれ、

すべての人が本当の幸せになれる道が明かされていることを知る

少数の人は、何とかしたいと思っています。


それで、先日お話しした岐阜でお世話になった尊い方も、

何とかこの流れを変え、未来の人達に仏教を伝えてもらいたいと

私のような者にも期待して応援してくだされのだと思います。


私も何とかこのご恩に報いられるよう、

本当の仏教の教えを再興しなければなりません。


▼そこで、仏教の教えが崩壊し、葬式・法事ばかりで

まったく教えの聞けない、現代の仏教界で、

いとも簡単に、本当の仏教に生きる意味を学べる環境を作りました。

それが、仏教史上初のウェブ通信コースです。


これなら本当の伝統的な仏教を、

自分の人生ではどういう意味なのか

分かりやすく聞くことができます。


そして勉強会に参加する時間や距離、

交通費なども必要なく、

プライバシーも守られます。


ライフスタイルに合わせて、

地球上のどこからでも、

どんな時間帯でも好きな時に、

自由に学べるようになります。


ところが、今までにない、このはじめてのプロジェクトを

実現するには、色々な困難があったのです。


長くなりましたので、また明日続けます。


全ステップ終了まで、あと9回です。

1日5分、「人類の到達した最深の思想」

にふれることを習慣化してください。


宣伝広告より内容に力を入れますので、

もしお友達やご家族にもこのメルマガを紹介して頂ける場合は、

こちらのアドレスに空メールを送れば登録できます。

↓ ↓ ↓

add@all.buddhism.ne.jp


それではまたメールします。

お体くれぐれも大切になさって下さいませ。


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└──┘
発行:中村僚(長南瑞生)
生きる意味は仏教に学びなさい
日本仏教アソシエーション株式会社
URL : http://japan-buddhism.co.jp
Email : support@all.buddhism.ne.jp
Youtube: http://www.youtube.com/user/RyoBuddhism
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Copyright (c) '17 - Ryo Nakamura All rights reserved.

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