こんばんは。中村僚です。
さて本日は、あなたの輝く未来へ向かって
生きる意味に最短最速で近づく21のステップ、
第10のステップをお届けします。
今回は、ついにあなたの未来を見透し
自在にあやつる運命の原理が明らかになります。
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9月1日361号 ステップその10
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∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞
■シンプルだけどパワフルな運命の法則
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運命とは一体何でしょうか?
仕事のある人であれば、
今なぜ、この仕事についているのだろうか。
将来はどのような仕事をするのか。
結婚している人ならば、
なぜこの人と結婚したのか?
していなければ、将来どんな人と結婚するのか。
今自分はなぜ
こんな病気になったのか。
将来、どんな病気になるか、
将来、幸せになるか、不幸になるか。
どんな人でも、自分の運命ほど、
知りたいことはないと思います。
仏教の根幹は『因果の道理』ですが、
お釈迦様の教えられた原因と結果の関係の、
一番の特色は、
私たちの一番知りたい
「運命について」の原因と結果の法則だ
ということです。
その、運命はどうやって決まるのかということについて
お釈迦様はシンプルにこう教えられています。
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善因善果(ぜんいんぜんか)
悪因悪果(あくいんあっか)
自因自果(じいんじか)
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▼『善因善果(ぜんいんぜんか)』とは、
善い原因は善い結果、
『悪因悪果(あくいんあっか)』とは、
悪い原因は悪い結果を引き起こす、
ということです。
善いタネをまいて
悪い結果が起きることもなければ、
悪いタネをまいて
善い結果が現れることもありません。
分かりやすく言いますと、
大根の種をまけば大根が出てくる。
スイカのタネをまけば
スイカが出てくる、ということです。
大根の種をまいてスイカが出てきたり、
スイカの種をまいて大根が出てくることは
絶対にありません。
まいた種と同じものしか生えてはこないのです。
大根の種をまきながら、
「何が出てくるかなあ」という農家の人もないし、
スイカが出てきたのを見て、
「あのとき何の種を蒔いたかなあ」
と迷う人もないでしょう。
まいたものが分かれば何が出てくるか分かりますし、
出てきたものを見ればまいた種が分かるからです。
▼ということは、ある程度、未来が見えてきます。
大学受験に向けて、勉強する気になれず、
遊んでばかりいる人は、何が出てくるかわかりますし、
大学に入っても、将来のことを考えず、
遊んでばかりで4年間過ごしてしまったら、
おそらくピンチでしょう。
▼次に『自因自果(じいんじか)』とは、
自分のまいたタネは、自分が刈り取らなければならない、
ということです。
他人のまいたタネの結果が私に現れるという
「他因自果(たいんじか)」ということもありませんし、
私のまいたタネの結果が他の人に行くという
「自因他果(じいんたか)」ということも絶対にないと、
教えられています。
▼ここでお釈迦様が
「タネ」といわれているのは
「行い」のことであり、
「結果」とは
「運命」のことです。
▼自分が勉強すれば
自分の成績が上がるのであって、
友達の成績が上がると思ったら
誰も一生懸命努力する人はいないでしょう。
酒を飲んで酔っぱらって怪我をするのは、
飲んだ本人であって、
隣にいる人がフラフラになるということは
絶対にありません。
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善因善果(ぜんいんぜんか)
悪因悪果(あくいんあっか)
自因自果(じいんじか)
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とは、
幸福という運命は、
善い行いが生み出したものであり、
不幸や災難という運命は、
悪い行いが引き起こしたものなのです。
善いのも悪いのも、自分の運命のすべては、
自分のまいたタネが生み出したものですよ、
と仏教では教えられています。
神というものがいて
私の運命をつくったのでもなければ、
先祖のタタリで不幸になるのでもない。
キツネやタヌキがついているからでもなく、
印鑑や手相、星や日取りの善し悪しで運命が
決まるのでもありません。
あなたの運命のすべては、
あなたのやった行為の生み出したものであり、
それは万に一つも例外はないのだよ、
と教えられているのが仏教なのです。
▼この「運命は、行いが生み出す」ということは、
意外と日本では、誰でも小さい頃から、
昔話でふれています。
たとえば、「花咲かじいさん」でも、
善いおじいさんは、宝が出る。
悪いおじいさんは、ゴミが出る。
善いおじいさんは、灰で桜が咲く
悪いおじいさんは、灰が殿の目に入って捕まる。
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善因善果(ぜんいんぜんか)
悪因悪果(あくいんあっか)
自因自果(じいんじか)
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を鮮明にしています。
「舌切りスズメ」も、
スズメをかわいがっていたおじいさんが訪問し、
小さなつづらを持ち帰ると、宝でした。
スズメの舌を切ったおばあさんが行くと、
大きなつづらを持ち帰ると、おばけでした。
笑ってしまうほど明快です!
日本人の多くは、仏教文化に親しんでいるので、
当たり前と思う人が多くありますが、
★これを明らかにされたのは、
なんと、人類史上、お釈迦様ただ一人です。
世界中の人、ほとんどは、
神が運命を与えると思っています。
東洋でも、先祖のタタリや、
キツネやタヌキと思っているのです。
お釈迦様が明らかにされた
本当の運命の法則、この
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善因善果(ぜんいんぜんか)
悪因悪果(あくいんあっか)
自因自果(じいんじか)
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がわかれば、
結論は
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廃悪修善(はいあくしゅぜん)
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となってきます。
「廃悪修善」とは、
悪をやめて、善を修める。
こうしてあなたの未来の不幸や災難がへり、
幸せへ、幸せへと、導かれてゆくのです。
▼では、あなたを不幸や災難へとぐいぐい引っ張ってゆく、
やめねばならない悪い種まきとは何でしょうか?
自覚なくやってしまっていたら、大変です。
逆にあなたを輝く幸せへ導く、
善い種まきとは何でしょうか?
このことはとても大切なので、
また明日、続けましょう。
∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞
■21ステップ 第10回 終了
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本日もお読み頂き、どうもありがとうございました。
この話をすると、必ず出てくるのが、
この質問です。
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> 生まれながらにしてすでに障害があった子供に対しては
> まだなにもしていないのになぜか
> という疑問に対してどう説明すればいいですか
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おたずねの生まれつきの障害は、
障害まで行かなくても、色々な特徴を持った人もあり、
逆に驚異的な才能を持ってる人もあります。
同じ両親から生まれても、人それぞれ
性格も才能も違います。
例えば天才作曲家のモーツァルトは、
5歳で作曲したそうですが、
彼のお姉さんは、同じような教育を受けながら、
そこまで才能が花開くことはありませんでした。
このような、
生まれつきの才能や容姿、
または、家族や場所や時代も、
人それぞれの結果です。
すべての結果には必ず原因があるという
因果の道理からしますと、
原因は、結果より前にありますから、
生まれる前に原因があるということになります。
仏教では、
私たちは、生まれる前、果てしない遠い過去から、
死んだ後、永遠の未来に向かって、
生まれては死に、生まれては死に、
生死輪廻を繰り返していると説かれています。
ちょうどそれは、とうとうと流れる大河のようなもので、
肉体は、その上にぽっとあらわれてしばらく流れて
ぱっと消えるあぶくのようなものです。
消えるとまた次の泡ができてしばらく流れて消えます。
そうやって、肉体は生まれては死に、生まれては死に、
私たちの永遠の生命は、因果の道理にしたがって、
自分の心と口と身体で造った業力によって
ものすごい勢いで変わりながら、
果てしなく生死の迷いを繰り返していると
仏教では説かれています。
▼ですからご質問の
「生まれながらにしてすでに障害があった子供」
という生まれた時点の結果は、
原因は必ず結果より前にありますから、
仏教では、それまでの過去の因(行為)によるもの
ということになります。
そういう生まれつきのことや、
生まれた後でも、
病気か事故か何かで苦しんでいる「他人」に対して、
「それは自業自得だよ」
などと追いやったら、もちろんかわいそうです。
それでは無慈悲ですから、
かわいそうな人は親切に助けてあげましょう。
それが仏教です。
仏教は、自分のこととして聞かねばなりませんので、
他人ではなく、「私」に不幸や災難がきた場合に、
自分の種まきを反省して、
より善いたねまきをするようにしましょう、
ということをお釈迦さまは教えられているのです。
つまり、幸せの方程式として、
1「他人」が不幸→親切
2「自分」が不幸→反省
ということです。
これはどちらも明日お話しする予定の、
善いたねまきですから、
どちらにしても善果が来て、
どんどん幸せになって行きます。
結果には必ず原因があり、
原因に応じた結果が現れます。
まかぬタネは生えません。
仏教は、他人に親切にして、
自分のたねまきを反省して、
向上して行きましょう、
というかなり力強い教えなのです。
このように未来の運命は、
今のたねまきによって変えることができます。
パワフルに運命を変えていきましょう。
▼ところで、私たちはなぜ、
そうやって、生まれ変わり死に変わり、
果てしのない苦しみ迷いの旅を続けているのでしょうか?
それは、欲や怒りや愚痴といった煩悩によって
悪業をつくっているのが原因だと教えられています。
ところが、さらなる仏教の真髄からいえば、
苦しみ迷いの根本原因は、実はプレゼントの小冊子
あなたを一生苦しめる人生最大の間違い
http://buddhism.ne.jp.s3.amazonaws.com/downloads/RootCauseofSuffering.pdf
にまとめてあった
「無明の闇」というくらい心であることが明らかにされています。
ですから、無明の闇が破れれば、
煩悩あるがままで、永遠の生命の迷いが解決されます。
そうなると、肉体はまったく問題になりませんから、
未来永遠の幸福となります。
生まれつきの障害があろうが、
老いと病で肉体が衰えようが、
死が来ても崩れない絶対の幸福になります。
ですから、この無明の闇を断ち切られ、
永遠の迷いの解決をするのが、
人間に生まれた目的だと
仏教で説かれています。
そして仏教は、
人間に生まれたときしか聞けませんので、
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人身受け難し、今已に受く。
仏法聞き難し、今已に聞く。
この身今生に向って度せずんば、さらに
いずれの生に向ってか、この身を度せん。(お釈迦さま)
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と言われます。
生まれ難い人間に生まれ、
聞きがたい仏法が聞けた今生は
千載一遇のチャンスです。
ぜひ無明の闇が破れるところまで
仏教をお聞き頂きたいと思います。
全ステップ終了まで、あと11回です。
1日5分、「人類の到達した最深の思想」
にふれることを習慣化してください。
次回は、相手の立場に立つということも含めて、
今回に引き続き、お釈迦様の教えられた
何が善いたねまきなのかということについて
お話し致します。
もしお友達やご家族にもこのメルマガを紹介して頂ける場合は、
こちらのアドレスに空メールを送れば登録できます。
↓ ↓ ↓
add@all.buddhism.ne.jp
それではまたメールします。
お体くれぐれも大切になさって下さいませ。
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発行:中村僚(長南瑞生)
生きる意味は仏教に学びなさい
日本仏教アソシエーション株式会社
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Email : support@all.buddhism.ne.jp
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