2018年10月24日水曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 分業制の盲点とは。

近場のセミナー情報

11月4日に名古屋で基本編セミナーを開催します。このセミナーはどなたでも受講出来ま
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11月3日に名古屋で、「怪しい系オムニバス」セミナーを開催します。
このセミナーは過去、バージョンアップセミナーを受講している方だけが受講出来る限定
セミナーとなります。


セミナー詳細は、

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         ・・・━ 第3080号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

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成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

まずは来月の課題図書を発表しましょう。


伝え方が9割
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ビジネス書の中でも、読みやすさ、分かり易さ、文字の少なさはピカイチでしょう。これ
なら誰が読んでも何らかの感想文を書けると思います。でもそういう月は、投稿者が激増
するので、優秀賞のハードルは上がるのですがね。


この本は読めば誰でも納得し、当たり前だと思う内容なのですが、ではそれを日常生活で
使っていますか?と言われたら、ほとんどの人はノーと答えるんでしょう。だからたまに
は読み返して、機会あるごとに本書で説かれているワザを実践する必要があるのです。

これって習慣のようなものですから、使えば使うほど、馴染んでくるというか、無意識で
使えるようになるはずなんですよね。私もこのテクニックは意識して使うようにしていま
す。モノの言い方って、ちょっと気を遣うだけでここまで相手が受け取る印象が変わる、
それによって狙った方向に行動させられるものなんですね。

秋の夜長にはちょっと物足りないボリュームですが、今月は読書初心者向けということで、
あえて簡単な本を選びました。ハッピーリーディングをお楽しみ下さい。


本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2018/10/3080_1024.jpg


☆ 産業革命と分業制

歴史上、近代という時代は産業革命以降始まったとされています。ここがスタート地点と
なって、人類の生活がガラッと変化し、その変化は現在も続いているからです。

産業革命によって人類は機械というモノを手に入れ、それによって生産性が飛躍的に向上
し、所有する富が急激に増え、それが貧富の差を生んだという側面もあれば、その富によ
って科学がさらに進歩して病気や貧困、犯罪が減少したという側面もあるわけです。


その行き着く先がいつでも「今この瞬間」なんですね。ここは説明が必要なんですが、産
業革命以降のどの時間軸で歴史を切っても、「今この瞬間が一番便利な時代で、昔には戻
りたくない」ということが起こるんですよ。

これって、21世紀の今から見ると、


  ■ 昔はなんて不便だったんだ!


と感じるわけですが、未来を知らない「今この瞬間」で切ると、今が最高になるんですよ。

例えば、スマホの時代を享受している今の我々が、携帯電話もない昭和39年のオリンピッ
クの時代にタイムスリップしたら、この時代は不便で仕方ありません。公衆電話に並ばな
きゃならないのかよ、ナビタイムが無いとどこで乗り換えたら良いか分からないよ、パス
モが使えないの?ってかATMも全然無いじゃんさ、なんだよこの都電ってメチャメチャ揺
れるし、ってかエアコンも無いのかよ。って感じになりますよね。

ところが21世紀の今を知らない当時の人にとっては、公衆電話って電報よりも早くて便利
じゃないか、テレビってスゴいものを発明したなぁ、庶民が自動車を持てる時代になった
のか、新幹線めっちゃ速いじゃん!って感じたわけで、その時に彼らが感じていたのは、


  ● 今が一番便利な時代で、昔にはもう戻れない!


という感覚だったのですよ。そしてそれと同じことは、産業革命以降ずっと起こり続けて
いるんです。日本では明治維新後に、文明開化が起こってから、


  ▼ ガス灯ってのは明るいなぁ

  ▼ 電気ってどんだけ便利なんだ?

  ▼ 陸蒸気が通ってあっという間に移動出来るようになった

  ▼ 人間が空を飛べるようになるとは・・・

  ▼ 郵便ってなんて便利な制度なんだ


って感じで、その時その時のどの時間軸でも、人々は、


  ● 今が一番便利な時代で、昔にはもう戻れない!


と感じていたわけです。

ここまでは前フリね。

そんな近代になったら、働き方も激変したわけですよ。機械が人間に変わって、疲れを知
らずにモノを生産してくれるようになった結果、そこで何が起こったのかというと、ここ
で生まれたのが分業制という働き方なんですね。

ヘンリー・フォードという人が世界で最初に、ベルトコンベアを使って業務を分業化して、
その結果生産性が飛躍的に向上して、自動車の値段が下がってたくさんの人が自動車を買
えるようになる、おまけに自動車会社は儲かってたくさんの給料を出せるようになる。つ
まりここに中産階級という人たちが生まれたんですね。

この流れは今でも産業の柱になっていて(一部の会社は分業を止めた方が生産性が上がる
と言っていますが、主流にはなっていません)、つまりみなさんの仕事もなんらかの形で
分業をしているわけですよ。

ここを意識したことがない人ってスゴく多いんですけど、あなたのやっている業務って、
全体像はどうなっていて、その全体のどの部分をあなたは受け持っているのですか?とい
う目線を持たなきゃならないんです。


分業制の発達によって、仕事がパーツごとに切り出されるようになりました。その結果、
全体を見回すことなく、パーツを作ることが己の仕事だと勘違いする人間が増えてしまっ
たんです。これが大きな問題なんですよ。

次回はここを説明します。



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ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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