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Professional-Teacher
〜できない子からできる子へ〜
中学生向け講座
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第231号
毎週火曜発行
=ご挨拶=
こんにちは。Professional-Teacherです。
今回は、みなさんが、気になる塾や家庭教師についてのお話を
お伝えしたいと思います。
今の時期、春休みに向けて「◎◎無料体験!」とか、よくあります。
よくある無料模試!なんかは、わざわざ難しい問題を解かせて、悪い点数を出して、
塾に入塾させるなんていうのも・・・・。
注意です。
以前にお伝えしたように、まずは、きちんと、「その子にあったやり方」
を見つけること。
その子の形に合ったやり方をしなければ、頑張っても伸びないという
結果になってしまいます。
そして、もちろん、塾の良さ、悪さ。家庭教師の良さと悪さ。
きちんと見極めてください。
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◆今回のテーマ=「塾と家庭教師の利点と欠点(1)」
◆今回のポイント!
●編集後記
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◆今回のテーマ=「塾と家庭教師の利点と欠点(1)」
<勉強ができるようになるために、最初にやること!>
まず、成績が取れないという悩みから、塾や家庭教師をお付けになる
ご家庭が多いと思いますが、一番最初にやることは、何でしょうか?
それは、「どの時点で、その子がつまずいているかを見極める事」なんです。
・暗記の仕方や、勉強の習慣といったことの時点なのか?
・勉強の科目がわかれば解決されることなのか?
・勉強のやり方などの時点なのか?
・・など。
それがわからないと、塾も家庭教師も、役に立ちません。
Professional-Teacherが最初に、訪れたご家庭でやることは、その子を見ることです。
その子の成績はもちろん、習慣やその子なりの得意なことなどから、きちんと
その子に何を、どのように、どの時点からアプローチをすれば、効率よく、
楽しく勉強に取り掛かれるようになれるか。勉強をするようになるか。そして、
その結果として成績があがるのか?ということを考えます。
塾も、家庭教師も、後に述べますが、一長一短です。
その利点と欠点を、きちんと踏まえたうえで、その子に合う形を選んであげて
ください。
1)塾の利点と欠点
今回は、塾について、お伝えしたいと思います。
<注意点>
まずは、注意点。
塾については、まず一番に注意しなくてはいけないのが、
「他の子が行っていて大手だから、あなたの家もどうぞ。」という落とし穴。
これで、多くの人がひっかかっていることが否めません。
多くの子が行っていても、すべての子の成績が伸びているとは言っていません。
塾の戦略は、数字を出し、多くの人を取り込み、利益を挙げることが目的です。
だから、当然、数字を出し、「みんな入っています。だから、君も・・。」
といいます。
しかし、実際は、どうでしょう?
その数字でさえ、塾は、合格する人がこのくらいいるということはいいますが、
落ちた人がどのくらいいるのかがまったく不明です。
受かっている人数の背景には、落ちてうまくいかない子の人数がおそろしく
多く存在するというのが現実なんです。
塾というところが、営利会社である以上、そういう点を忘れてはいけません。
それを知った上で、本当に、塾にあっている子であれば、当然、まったく問題はない
ですよ。OKです。合っていれば、伸びるでしょうから。
では、塾に合う子とは?
塾に合う子というのは、
1、負けず嫌いな子
2、争いを嫌いじゃない子(切磋琢磨という意味の争いです)
3、みんなと一緒が大好きな子
4、勉強の習慣がある子(必須です)
塾に合わない子(絶対に、行ってはいけない子)
1、ちょっと変わった個性的な子
2、集団で何かをするよりも、個別で力を発揮する子
3、勉強の習慣は、いまいちない子
まとめると、こんな感じでしょうか?
塾というところは、
<利点>多くの情報を持ち、競争仲間ができるところ。進路相談もOK。
<欠点>やはり大衆授業ということ。科目のみのフォローということ。
その子の得意・不得意にはあわせてくれないということ。
利点である、多くの情報という点は、一番のとても大きな武器です。
来年の高校がこういう人数の取り方であるとか、共学化になるとか・・。
自分でも調べられますが、すぐに教えてくれるので便利です。
また、競争仲間ができるので、争って切磋琢磨して、頑張れます。
もちろん、切磋琢磨して争うことが嫌いな子には、逆効果ですが・・。
ストレスになってしまいます。。
欠点である、大衆授業は、塾としては、原則その授業が終わればフォロー
は終了なんです。
だから、その後、その授業の内容について、勉強の習慣がある子でないと、
その復習も、そして、それにつながる勉強もやれません。
ご家庭に帰ってからの勉強ですね。
だから、当然、行っているのに成績もあがらないという悪循環になって
しまいます。
また、科目以外の事を教えることもありません。
成績があがる、勉強ができるようになるというのは、科目の内容を理解する
というだけでは無理です。
その前提となる、暗記のやり方や、問題集の使い方、勉強時間のとり方なども、
とても重要です。
その点は、塾はまったくノーフォローです。
(実は、それが一番重要なんですが・・)
そして、大衆授業のために、その子にあわせて勉強を進めることができません。
得意であるのに、もう一度。不得意であるのに、みんなの速さと合わせて・・と
効率が悪いのです。
以上のように、塾にも、一長一短があるのです。
合う子、合わない子。
そして、塾の利点・欠点。
それをきちんと見極めてからでないと・・
ふと気づくと、時間だけが経っていて、
塾に行かせているから、きっと大丈夫、という気持ちはあったが、
まったく「伸びない子」になってしまいます。
再度、お子さんをできる子へするために、どうすればよいかを見てあげてみて
ください。
できる限り、お手伝いいたします。
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◆今回のポイント!
できる子へなるためには・・
まずは、その子には、どの時点からの勉強が大切かを正確に見極める。
その上で、どの時点からのどういう形が合うかを選択する。
塾は、塾に合う子・合わない子をきちんと見極める。
合う子であれば、塾は有効。
合わない子であれば、塾は、逆効果。
塾の長所・短所を冷静に見極めること。
塾に通えば、伸びるというのは、大間違い。
その子に合った形を見つけてあげること。
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●編集後記
今回は、Pro-Tも多く手がけた、「塾に行っていたんだけど、さっぱり・・」
というご家庭向けにアドバイスしてきた内容をまとめてみました。
多くのご家庭は、塾や家庭教師などをやれば、何とかなると思いがちのようです。
みなさんは、大丈夫ですか?
一度限りのお子さんの人生です。
しっかりサポートして、あげてください。
可能性があるうちが花。
厳しいようですが、現実。中学の時期に、なかなか伸びなくて、高校進学した場合、
リベンジはなかなか難しい日本社会です。
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