Professional-Teacher
〜できない子からできる子へ〜
中学生向け講座
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第196号
毎週火曜発行
=ご挨拶=
こんにちは。Professional-Teacherです。
今回の定期テスト。
みなさんのご家庭は、いかがだったでしょうか?
先日のメルマガでは、一部、成績が上がったお子さんからのメールを紹介しましたが、
実はこの時期。
成績が逆転する「兆し」が見える時期でもあります。
今は、さほどの差ではないテストの「差」
これまで取れてなかった子が取った少しの「点数」
これが、夏を通して大きくなるんです。
特に受験を控えたお子さんの間では顕著に現れてきます。
やはりこれまでやっていなかっただけ・・の子が多く、だからこそ、やり始めると
伸びる。
その兆しが見えるのが、今回のテストです。
今回のテストでちょっと上がったお子さんは、受験という危機感を元に、
夏、頑張ります。
もちろん、その子自身としても、今まで出来ないと思っていた勉強が、テストで
やった分上がったことで頑張る気持ちになっているからでもあります。
とにかく夏を通して、上がるんです。
そして、夏が終った秋には・・・上位に躍り出る。
これは、決して珍しい事ではありません。
そして、先ほど、「逆転が見える兆し」と言いました。
上に上がる人がいるという事は、その分、伸び悩み落ちる人もいるということ。
残念ながらいるんです。
ある程度までは、しっかりと勉強する習慣があったり、頑張り屋だったので、
それなりに頑張り、伸びてきた。
しかし、その上でのもうちょっとが伸びない。
自分が一通りやった上なので、逆にどこに穴があるのか?が分からないからです。
もちろん、上にいく子が多いだけ、こういうパターンの子も多い。
勝負は最後まで分かりません。
夏が始まる前。
まだ、しっかりと間に合います。
お子さんがどういう状況なのか?
それに合わせての対策を取ってみてください。
あとで後悔しても、一度限りの受験です。
悔やみきれません。
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◆今回のテーマ=「習慣は悪であり、武器でもある。」
◆今回のポイント!
●編集後記
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みなさんは、習慣というサイクルの中で生きています。
といきなり言われても、ピンと来る方は少ないかもしれません。
人というのは、習慣を作る動物です。
毎日、朝○時に起きて、ご飯を食べ、それから□□をして・・・。
これは、慣れると楽になっていくので、習慣を作るように出来ているんです。
毎日やることですから、そのうち、苦にならなくなって繰り返しているのが
実際の所なんですね。
時々、あります。
明日は、朝4時に起きなくちゃならない。なんてこと。
いつも朝6時なのに、いきなり4時になると、つらい。
そして、それが複数日続くとなれば、更につらい。
体と頭のペースも崩れてしまいます。
そのくらい、毎日繰り返していた習慣を変えることはつらいこと。
つまり、私達は、日々、習慣の中で生きているのです。
さて、この習慣。
一度ついている習慣を変えるのは、今例を出したように、容易ではありません。
今までこうしていたのを、明日からこうしていく。
言うのは簡単ですが、なかなか出来ないのが人間です。
何をいいたいのか?というと、お子さんにも、これは言えるという事なんです。
ご挨拶で述べたような逆転は、この習慣が崩れるからでもあるんです。
これまで勉強をやってこなかった子が出来るようにどんどんなっていくのは、
勉強をしない習慣が、テストを取れたことによって、もっと取りたいと頑張り
はじめることで、習慣がつくからです。
テストを取れたからこそ、習慣を変えるというとても難しい事でも頑張ってしまう
んです。
例えば、帰ってからすぐ机に向かうということだったり、朝ちょっと早めに起きると
いったことなど。
もちろん、こういうきっかけが何かないと、いきなりやっても、なかなかうまく
いかないのも確かです。
そのうち、「もういいや」とやめてしまう。
そんなことは、少なくないですよね。
でも、Pro-Tとして、そこで、あきらめて欲しくないんです。
つらいのは、当然なんです。
今までの習慣があるのですから。
でも、だからと言って、すぐやめてしまってはダメです。
この習慣というやつは、実は、身についてしまうと、どんなにつらいことでも
楽に変わります。
朝4時に毎日起きることでも、帰ってからすぐ机に向かうことでも・・。
しかし、身につくまでは、毎日本当につらい。
それこそ、出来た日、できなかった日があり、習慣にしようとする自分との戦いの
連続です。
その中で、身に着けるべく、毎日戦えた人だけが成功する。
一度、成功してしまえば、それは楽になり、大きな武器になる。
だから、習慣は「悪でもあり、武器でもある」んです。
この習慣、身につけるコツは何か?
まず一つ目は、とにかく失敗しても成功しても2週間はやり続けること。
体や頭にしっかりと覚えさせることが大切です。
2週間は、譲らない。頑張る。
毎日、工夫しながら、いかにしたらそれを実現できるのか?をしっかりと積み重ねて
いくこと。
二つ目は、すぐに結果を求めない。ということ。
習慣がつくまでには、最低2週間がかかります。
ついてしまえば、苦なく、楽にできるようになることでも、2週間はつらいし、
結果も出てこない。
その間は、じっと見守る、頑張ることが必要なんです。
最後に、鉄の意志。
「やるぞ!」という気合です。
人は何事も一生懸命にならなければ、何も手に入れられません。
一生懸命にやるという気持ち。それが大切です。
この習慣という武器。
実は自由自在に使えるようになると、人生では、得られるものが多くなります。
当然ですよね。
周りの人ができないことが、自分は出来るのですから。
是非、お子さんの将来のためにも、習慣をつけるという事。
自分をよりよく変えるという事。
第一歩をみにつけさせてあげてください。
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●編集後記
実は、耳の痛い話になりますが、これは、「ダイエット」も同じなんです。
ダイエットにコレが効果的!なんて、いつもTVで次々新しいものをやっていますが、
たとえ、どんなものであったって、続けなければ意味がありません。
ダイエット成功!といわれる影には、当然ながら、苦労が伴っています。
今までの習慣を変え、その習慣を身に着けるまでは、苦が伴うのは当たり前。
多くの人がその手前で、挫折してしまうために、成功できません。
そして、また、「何かいい方法は・・?」と考えるので、当然、TVなども新しい方法
を次々出してくる。
いいんです。
本気でない場合は。はい。
でも、本気ならば・・・、続けてみてください。
バナナダイエットでも、夕食ご飯抜きダイエットでもOKです。
効果はあるはずです。
もちろん!2週間の習慣づけは絶対ですが・・・。
苦あれば、楽あり。
楽あれば・・・苦ありです。
体重が増えるのは、楽なのに・・。
もちろん、私も例外ではなさそうですが・・・(笑)。
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