Professional-Teacher
〜できない子からできる子へ〜
中学生向け講座
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第197号
毎週火曜発行
＝ご挨拶＝
ProfessionalTeacherです。
夏が近づいてきました。
お子さんの夏の戦略、決まりましたでしょうか？
夏で大切な事は、何よりも長期休みなので、そこで一気に成績を伸ばすことが
可能であるという点です。
・苦手な科目がある子は、得意になる。
・点数があと○○点足りない！という子は、そこを伸ばす。
・これまでやってきたことを復習する。
それぞれの子にそれぞれの悩みです。
決して一律ではありません。
もちろん、決して、塾選びに労力をかけないように。
労力をかけるべきは、
「どうやって点数を上げるか？であり、どの塾に行くか？ではありません。」
実は、分かっているようで、分かっていないんですよ？
「分かっているわよ！だからどうやって点数を上げるか？を考えて、
塾に行かせるのよ！」
なんて・・ダメですよ。（笑）
答えは、その子にあるんですから。
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◆今回のテーマ=「夏休み、一気に成績をあげるには？！」
◆今回のポイント！
●編集後記
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今日は、この夏休みに、一気に変身するために、どうすべきなのか！？
それについて、お伝えします。
以前にも、まずやるべきこととしてお伝えしたことです。
出来ていますか？
焦って、とにかく塾へ・・は、一番駄目なパターンです。
塾に行って、そんなに伸びるなら、苦労はしません。
下手をすると、行って見たけれど・・何となく安心しただけで終ります。
手っ取り早く、しかも、一番安あがりで伸びる方法をお教えしましょう。
実は簡単。
「過去にできてない所をできるようにする」です。
つまり、本人が今まで歩んできた、得意と苦手のでこぼこに合わせて、その苦手な
所をやるという方が、できる子への道はダントツに早いことは言うまでもないんです。
以前お伝えしたように、受験では中学で習った３年間が出るんです。
つまり、授業なりでこれまで習ってきたことをしっかりと出来れば問題ない。
しっかりと積み重ねていくことが唯一の道なんです。
どこをどういう風に苦手なのか？
どこまで戻らなければならないのか？
そして、習慣づけなど、受験に必要なことはできているのか？
それを知り、そこから直すことが求められています。
受験とは、特殊なことをすることではありません。
当たり前のことを、当たり前にできるようにすることなんです。
塾で、講習をいくら受けても、その人にとって、弱点が効率よく克服できなければ、
絶対に成績はあがりません。
あくまで、その子が、何ができてなくて、どうできないのか？
どこで躓いていて、何をすればいいのか？
それをとらえなければ、意味がないんです。
さて。
その上で、弱点を見つけ出すといっても、どうするのか？です。
今まで習った範囲は、実は、結構膨大です。
約１年間。または、約2年間。
そして、公立校ならば、×５科目。私立でも、×３科目。
私立の場合は、3科目ですが、更に難易度が上がります。
これほどの量がある。
弱点を探して、そこから始めだすことが重要です。
弱点を見つけ出すには？？
一番いいのが、テストです。
過去の定期テストをあるだけ全部もってきましょう。
できていないテストをそろえてみると、点数が並んでいます。
８０点とれてないテストは、全部、やる必要がある範囲。
理解が及んでいません。
８０点とれていないテストの範囲を、問題集を使って再復習しましょう。
え？過去の定期テストなんて、捨てちゃった？（笑）
そんな人は、本屋さんへGO！
本屋さんでは、「中１総復習」とか「中２総復習」とかが書いている比較的薄い
問題集があると思います。
それを一冊。まずはやってみましょう。
できているところ、できていないところがわかるはずです。
当然、できていないところは、集中的に問題集をとき、できるようにがんばってみる
ことが必要です。時には、そのときの教科書やノートを見直してみましょう。
弱点を克服するからこそ、その分だけ前に進めます。
それなくして、絶対に、成績があがることはありません。
やることは、身近にあるんです。
それが全部終わった段階で、初めていろいろ考えてください。
それで十分。
高校受験は、中学でやったことの積み重ね。
今までやったことをチェックすることが、出来る子への第一歩です。
もちろん、しっかりと弱点を発見し、進んだら、じっと忍耐です。
勉強は階段のように伸びていくもの。以前お伝えしたとおり。
決して焦ってはいけません。
何事もそうですが、やったことがしっかりと結果として出てくるのには、少し
タイムラグがあるんです。
人生も同じ。
今、良くなっているのは、今頑張っているからでなく、過去に頑張っていたから。
今、悪くなっているのも、今が悪いからではなく、過去に怠けていたから。
すべての法則は、「原因」があり「結果」がある。
でも、その「結果」が現れてくるのには、少し時間がかかるんです。
お子さんが頑張り始めたら、良い調子なら、待つこと。
いいんです。
お尻を叩くのは、怠けている時だけで。
だって、良い調子の時に、叩いたら止まってしまうかもしれませんからね。
一歩一歩頑張っていきましょう。
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◆今回のポイント
できる子へは、弱点発見・克服が一番早い道。
発見するには、過去の定期テストの見直し。もしくは、総復習の問題集でできる。
集中的に、できない所をやるべし！
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●編集後記
成績をあげるのに、重要な事は何か？
それは、高校受験の場合、そう難しいことではないんです。
塾でやっていることも、実は授業の内容の復習。
重要なことは、実は家でも十分、対応可能なんです。
もちろん、塾はそれでは経営できませんから、特別なことをやっているように
言いますが、実際、塾にいっていない子で優秀な子・・いますよね。
重要なことは、授業をしっかりと理解し、そのために、自宅でしっかりと勉強を
すること。
もちろん、勉強のためのテクニックや、暗記のやり方から問題集の使い方まで、
さまざまなテクニックはあります。
しかし、それは逆に塾では習いません。
つまり、成績があるのに必要とされていることは、結構違っているのです。
中学は、その子に着目し、一人一人の特徴に合わせて伸ばしていくこと。
それなしには、成績は上がりません。
Professional-Teacherとして、過去１０年来やっていて思うことでもあります。
あくまで1人1人の何が出来ないのか？それを特定することからはじめる。
だから伸びるんです。
そうそう。問い合わせで一件だけあったのですが、「個別」とうたっている所の
相談だったのですが、先生と生徒が一対一という事が個別ではありませんからね。
やっている中身が一様なら、大衆塾とあまり変わりません。
あくまでその子の何が出来なくて、どうすればいいのか？
それをその子に１から１０まで指導していくのが個別です。
少なくても、Professional-Teacherは、そう思っています。
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