2020年3月30日月曜日

融資を受けるよりも返済義務のない補助金・助成金を得たほうが賢明

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第612号 融資を受けるよりも返済義務のない補助金・助成金を得たほうが賢明
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 石渡浩です。このメールマガジンでは、不動産投資を本業にするために有益な情報、特に、不動産賃貸業の売上アップやコストダウン、及び、融資による資金調達に関する情報を不定期に提供致します。

 今号は、コロナ対応政策利用で、融資を受けるよりも返済義務のない補助金・助成金を得たほうが賢明であるというお話です。



■感染症拡大防止のための取り組みとセミナー収録DVD特価販売開催

 感染症拡大防止のため、今月に続き来月も会場型セミナー開催を見送ります。学習意欲の高い方からのニーズに応えるため、これまで収録したセミナー映像の特価販売を今月末まで行います。

 一昨年までに開催したセミナーを収録した全DVDは各通常価格の7割引に、昨年開催したセミナー収録映像のほんとどを通常価格の5割引で販売します。しかも、キャッシュレス決済5%還元対象です。

 各商品の詳細ご確認及びご発注は、一覧ページ
https://ishiwatahiroshi.shop-pro.jp/
から各商品リンク先ページをご覧下さい。



■昨夜行った緊急WEBセミナー収録動画の無料オンデマンド受講を受け付けます

 昨夜19時より21時まで「民間金融機関から『実質無利子融資』を受けるための基礎知識」と題する緊急無料WEBセミナーを開催しました。ご参加頂いた方々、長時間のお付き合いありがとうございました。

 一昨日の安倍首相記者会見にて、民間金融機関での「実質無利子融資」の政策が発表されたことを受けてのものです。詳細は未発表ですが、信用保証協会付き融資について、事業者が負担した保証料と利子を政府が補填するものと予想します。このようにして、日本政策金融公庫で行われている「実質無利子融資」を民間金融機関に広く拡大するものと思われます。

 融資を受けたい事業者の方々は、セーフティーネット保証や危機関連保証の認定書を市区役所から取得して、民間金融機関に借入の相談をすることにより、民間金融機関から「実質無利子融資」を受けられる可能性があります。

 私のセミナーを頻繁に受講されている方は上の説明でご理解頂けることでしょうが、事業資金借入に不慣れな方々はお分かりにならないかもしれません。

 そこで、昨晩19時より、民間金融機関から「実質無利子融資」を受けるための基礎知識を緊急無料WEBセミナーという形で、お申込みの皆様に解説致しました。

 急な告知でしたのでご都合の付かなかった方も多いことでしょう。そこで、収録映像のオンデマンド配信を致します。

 緊急WEBセミナー(収録映像の無料オンデマンド)へのお申込みは、
https://form.os7.biz/f/eebdfda8/
からお願い致します。

 目次は次の通りです。

第1部 銀行借入編
0. 中小企業へのコロナ金融支援の全体像
1. 銀行の基本業務と融資の分類
2. 事業資金融資の分類
3. 信用保証協会とは
4. 信用保証協会付き融資を受ける手順
5. 信用保証協会付き融資のコストと削減法
6. 「実質無利子融資」の詳細情報入手法

第2部 補助金・助成金編
1. 補助金と助成金の違い
2. 中小企業庁の補助金で今回使えるもの
3. 厚生労働省の雇用助成金で今回使えるもの
4. 新補助金・助成金情報の入手法



■コロナ対応政策利用で、融資を受けるよりも返済義務のない補助金・助成金を得たほうが賢明

 昨日のWEBセミナーはコロナを受けて困っている方のために無料開催しました。一方で、政府が救済措置を導入すると、実際に困っていなくても政策を利用できてしまうので、実際に困っていない事業者において積極的に活用しようという思惑も生じます。政府が市場に介入すると目的・趣旨に合わない利用をされるのは必然であり、税金を払っている私たちは利用する権利があるからです。

 特に、3年間「実質無利子」となれば、借りなければ損と思う事業者が多く出るのは当然です。

 しかし、借りたお金は返さなければなりません。万一の備えとして使わずに取っておく分には構いませんが、不動産購入を含めて使ってしまうと、返済のために売上・利益を作らなければならなくなります。安易な借入は経営破綻を招きかねません。

 その点、返済義務のない補助金や助成金は、事業活動に要する費用の一部を政府が実質負担してくれるものであり、中には、実際に要する費用を上回る助成金を得られるものもあります。私は、闇雲に借りるよりも、その労力を補助金や助成金の獲得に使ったほうが賢明と考えます。

 不動産賃貸業を例にとると、1億円の不動産を購入して年商が千万円でも、うち半分くらいは経費の出費となり、フリーキャッシュフローは500万円にも至らないのが大半です。そこから借入金の返済をするとあまりキャッシュは残りません。

 私の会社では補助金や助成金を毎年百万円以上コンスタントに獲得しています。このように返済不要の公金を得る力は、融資を受けて1億円の賃貸住宅を購入して借入金を返済した場合の最終的なキャッシュフロー以上のキャッシュをもたらします。

 商工会議所では、今月概して借入の相談ばかりで補助金の相談は少なかったようです。確かに、一般事業を営み日々の資金りに追われている経営者にとっては、まずは借入して手元現預金を増やすことが重要なのかもしれません。しかし、コロナの影響をあまり受けていない不動産賃貸事業者にとっては、借入金を増やすよりも返済不要の補助金や助成金を得たり、また、補助・助成事業に取り組むために事業計画を練って実行したりするほうが、賢明と言えるのではないでしょうか。

 なお、昨日の緊急無料WEBセミナーでは短時間ではありますが補助金・助成金の話もしています。収録動画の視聴をご希望の方は、
https://form.os7.biz/f/eebdfda8/
から無料申込をお願い致します。 





石渡 浩(いしわた ひろし)

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