2019年9月22日日曜日

No.17【3法鏡・今明かされるあなたの姿+仏教が衰退するもう一つの原因】(生きる意味)

こんにちは。長南です。

いつもお読み頂き、どうもありがとうございます。


昨日の小池龍之介さんのコメントは

もう聞かれましたか?

もしまだの方はぜひ聞いておいてください。

http://meaning.main.jp/modules/pico/index.php?content_id=64


さて今回は、あなたの輝く未来へ向かって

生きる意味に最短最速で近づく21のステップ、

第17ステップをお届けです。


あなたの心のすがたが

ついに解き明かされます。

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9月22日 ステップその17
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■3法鏡・今、明かされるあなたの姿
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▼この世に、心をうつす三枚の鏡があります。

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┌─┐┌─┐┌─┐
│仏││自││他│
└┬┘│分││人│
 │ └┬┘└┬┘
------------------

1他人という鏡

2自分という鏡

3仏という鏡

一体どれを使えばいいのでしょうか。

今まで、最初の2つは本当の私をうつしだしてはくれませんでした。

本当の私をうつす鏡はないのでしょうか。

ご安心下さい。

「仏という鏡」だけが、本当の私のすがたをうつして見せてくれます。


「仏という鏡」とは、

あなたの

体でやっていること、

口で言っていること

心で思っていること

それを

知っておるぞ、

聞いておるぞ

見ておるぞ

という「仏様のまなこにうつったあなたの姿」です。


▼だから徹底して

ごまかしを一切排除して、

ありのままのあなたのすがたをうつし出して見せてくれます。

それがこの「仏という鏡」です。


▼仏教とは、お釈迦様が今から2600年前に説かれた教えです。

お釈迦様は80才でお亡くなりになりましたが、

その釈迦一代で教えられたことを、

今日仏教と言われます。


その釈迦一代教えられたことは今日

一切経に書き残されています。

この七千余巻の一切経というものは、

一体そこに何が教えられているのか。

お釈迦様の臨終にあるお弟子が、

「仏教とは一体何を教えられたものですか。」


と尋ねています。

その時、お釈迦様は、このように答えられました。

「私が今まで教えて来たことは、法鏡(ほうきょう)である」


仏教は「法鏡(ほうきょう)」だと言われています。


「法」とは、「ダルマー」ということで、真実のこと。

ありのままということです。


「法鏡」とは、

ありのままの人間のすがたをうつす鏡ということです。

ですから仏教とは、

あなたの本当の相をうつす鏡だと

お釈迦様がいわれています。

仏という鏡とは、真実をうつす「法鏡」なのです。


ですから、仏教を聞くということは、

本当の自分すがたを見せて頂くということです。

Aのところを聞き始めた時だとすると、

聞けば聞くだけ、左へ左へと進みます。

------------------
/┃
/┃ A
/┠←─←─←─←
/┃
/┃
------------------

太線が鏡とすると、

聞けば聞くだけその鏡に近づくということです。

鏡に近づくと、

Aの所にいた時には見えなかった自分が

進めば進むだけ見えてくる。

だんだんだんだんと今まで見えなかった自分のすがたが

見えてくるということです。



▼法律とか、倫理・道徳とかと、法鏡は全く違います。


▼法律はごく粗い悪を取り締まります。

人のものをとったり、人を傷つけたり殺したりする悪です。

しかし、

「殺してやる」と

言ったり、

思ったりしただけでは逮捕されません。

たとえれば「肉眼」みたいなものです。


▼倫理・道徳になりますと、

「いじわるしてはいけません」

「挨拶をしましょう」

もっと細かい善悪を問題にします。

たとえれば、「虫眼鏡」のようなものです。


▼仏教の法鏡は、それに対して

「電子顕微鏡」みたいなものです。

倫理道徳で問題にされないような悪でも

法鏡では、悪だとされます。


肉眼で見えないようなものでも、虫眼鏡を使うと見えます。

虫眼鏡で見えなかったものでも、顕微鏡で見えてくるということです。


▼あ、あなたの足下にまむしがいる。

まむしがおそってくる!

大変怖いですが、

まむしにかまれて死ぬ人は、年間、何人くらいでしょうか。

あっても少ないです。


それより電子顕微鏡でなければ見えないような

ウィルスで命が奪われることがあります。

「あなたの部屋にインフルエンザウィルスがいる!」

なんて目に見えたらいいのですが、

小さすぎるがゆえに、見えません。

小さくて見えないからといってバカにできないのです。


目に見えるまむしやさそりは逃げられますが、

目に見えない小さいもの、

気づかないもので私たちは死ぬのですから

大変怖るべきものです。


こうして法律や道徳でわからなかったものでも

法鏡で見えてきます。

これは、法の鏡に近づけば近づくだけ、

仏教を聞けば聞くだけ

今まで悪だと知らなかったことが悪と知らされてきます。


▼鏡から遠い時は、

「自分もまんざらでもないな」と思っていますが、

鏡に近づいてゆくと、今まで見えなかった

しわやらあざやら見えてきて、

「これはあまりいい男ではないな」と知らされます。


それが、もっと進んでゆくと、

「これは見たくないな」

という醜い自分が見えてきます。


だから、仏教を聞けば、本当の自分が見えてくるということです。

そして、本当の自分の姿が知らされるのは、あの縦の線と交わった

この時です。

------------------
/┃
/┃ A
/┠←─←─←─←
/┃
/┃
------------------


この時に、真実の自己とはどういうものかということが

ハッキリ知らされます。

そして実は、絶対の幸福になれるのは、

真実の自己がハッキリ知らされた瞬間です。


それで、お釈迦様は、

「仏教というのは、法鏡ですよ」

と教えられ、微尽の悪も見逃さず、

あなたのありのままのすがたを

照らし出そうとされているのです。


▼これでお気づきになったかもしれませんが、

ということは、これまでお話してきたことも仏教ですので、

実は法鏡です。


すでに受け止められた分量に応じて、

今まで知らなかった自分の姿が見えてこられているのでは

ないでしょうか?


近い所では前回の七慢もその1つです。

言われて見れば、確かにあるある、

と知らされたところがあれば、

絶対の幸福に向かって進んでいるのです。


そして、このメール講座の最初からお話ししてきた、

相対の幸福ばかり求め、欲には限りがないので、

どこまで手に入れても満足できず、

やがて必ず死んで、夢のように消えてしまう

人生の実態も、法鏡に映し出されている姿です。


それが知らされるほど、絶対の幸福に向かって進みますし、

善をまとめられた六度万行さえも、

その通りに実行しようとすると、

その難しさが知らされます。

つまり、自分の心は六度万行の反対であることが

知らされて来るのです。


真実の自己を知らずに

絶対の幸福になることはありませんので、

お釈迦さまは「法鏡」を説かれているのです。


絶対の幸福に向かって少しでも速く進めるよう

よくよく仏教の内容を受け止めて頂ければと思います。


∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞
■21ステップ 17日目 終了
∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞

本日もお読み頂き、どうもありがとうございました。


ところで、本当の生きる意味を教えている仏教は、

約150年前から衰退しているのですが、

なぜ戦後になると、滅亡へ向かって

よりスピードアップしているのか、

という問題が残されていました。


それは、仏教学者に引き続き、

今度は僧侶が大きな失敗をしてしまったのです。


そもそも江戸時代、幕府が宗教勢力をおさえ、

同時に人々を支配するために、

戸籍などと一体化した檀家制度を作りました。


それによって僧侶たちは、檀家の葬祭供養を

独占的に行うようになり、寺の経営は安定したものの、

日本の仏教は教えを伝えようという活力をどんどん失い、

葬式仏教・法事仏教になってしまったのです。

やはり300年間の安逸をむさぼってしまったんですね。


そこへ明治の廃仏毀釈の弾圧が行われ、

大正時代に学者たちが仏教の大前提を破壊してしまったのは、

以前にお話しした通りです。


では、この50年の劇的な衰退は何かというと、

戦後、僧侶たちは、学校で歴史で習った、

「農地改革」で、寺の所有していた土地を失いました。


「民法改正」では、家制度がなくなり、

檀家制度が崩壊しました。


これに驚いた僧侶たちが、

何とか生活できるように、

とった対策が大きく3つありますが、どれも、

「そりゃ楽かもしれないけどそれやったらまずいだろう」

というものすごいものです。


それが、

1 葬式の布施の値上げ

2 戒名、法名の布施の値上げ

3 寺院補修費用の割り当て

です。


いかがでしょうか。

確かにこれなら仏教の教えが説けなくても、

葬儀で少しお経を読めば数十万、

戒名や法名をつければ数十万、

少し長い戒名や法名なら数百万です。


そして寺院が壊れてきたら、

補修費用を割り当てます。


しかも、仏教の教えは説きません。

僧侶でも、たまに短い話をすることがありますが、

仏教と関係ありそうで関係なかったり、

あまり意味が分からなかったりしたのでは

ないでしょうか。


▼富裕層相手のビジネスをしている

知り合いの話によれば、

今も10億円以上の金融資産を持つ人の2%は、

僧侶だそうです。


そして、ある僧侶は、同じ町で、

寺に加えて、病院を経営し、

ホスピスも経営しています。


何だかこの3つのグループ企業は、

確かに関連は深いのですが、

何だかベルトコンベアー的な流れが見えていて、

その病院に入ったらどうなってしまうのか………


「経営者は、全部のサービスを

使ってもらったほうが儲かるよな」

なんて想像すると、何となく背筋がヒンヤリ

涼しくなりますよね。


そして、日本が世界に誇る、

安くて燃費のいいすぐれた日本車に乗っているのではなく、

やたら高い海外ブランドの高級車に乗っているわけですが、

よほどお金の使いみちがないのでしょうか。


(ただしご近所は走れないので、

 普段は奥のガレージにしまってあり、

 お経を読みに回る時は安いスクーターです)


こんなことをされたら、

当然、みんな仏教嫌いになってしまいます。

仏教の衰退が加速するわけですよね。


寺と檀家(門徒)のつながりは、本来、

葬式や法事、戒名(法名)や墓ではなく、

仏教の教えを伝えることが唯一の関係です。

それがなくなってくると、

本当の関係はなくなってしまうんですよね。


もちろん仏教の教えを説くわけでもなく、

葬式や法事、補修費用の際限ない負担を強いるような人たちに

何百万ものお金を支払う必要は一切ありません。


彼らは、自分が楽して儲けようとするのではなく、

みなさんの幸せのために、尊い仏教の教えを

明らかにするべきだったのではないでしょうか?


私の大学の先輩にあたり、

仏教関連の本を沢山書いている、

ひろさちやさんは、こう書いています。

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仏教は決して古くさい教えではない。

ただ、仏教を現在の言葉で説こうとする努力が

足りないから、古くさい印象をあたえてしまうのだ。

(ひろさちや『仏教の常識』)
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まったくその通りです。

今こそ本当の仏教を現代に明らかにするときではないでしょうか。


欧米では仏教は、

「貧しさから抜け出して、豊かな社会になったのに、

 満たされないのはどうしてか?」

「科学技術はこのまま限りなく進歩していいのか?」

という不安から、

ベトナム戦争の時くらいから関心が高まっています。


新しい社会に、仏教が示す救済の道が

待望されているのです。


そこで、分かりやすい言葉で、全国いつでもどこでも

仏教が学べる環境を作るには、

今の時代では、様々な技術革新の結晶である

ウェブ上の通信コースがベストかと思ったのです。


仏教の新しい時代は、もうすぐそこまで来ています。

もはや、教えを説かずにしっかりお金だけは持っていく

葬式仏教の人たちは放っておくしかありません。


仏教に説かれる、すべての人が幸せになれる深遠な教えは、

私たちが未来に伝えていきましょう。



全ステップ終了まで、あと4回です。

1日5分、「人類の到達した最深の思想」

にふれることを習慣化してください。


宣伝広告より内容に力を入れて行きますので、

もしお友達やご家族にもこのメルマガを紹介して頂ける場合は、

こちらのアドレスに空メールを送れば登録できます。

↓ ↓ ↓

add@all.buddhism.ne.jp


それではまたメールします。

お体くれぐれも大切になさって下さいませ。


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発行:長南瑞生(中村僚)
生きる意味をすべての人へ
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