こんにちは。長南です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
★今回は、私と同じように仏教を分かりやすく伝える活動をしている
小池龍之介氏からコメントをもらいましたので、
最後にその音声をプレゼントします。
簡単に紹介すると、
彼は同じ大学の2年下の後輩なので、
在学期間が重なっているはずなのですが、
当時はその存在に気づきませんでした。
それが卒業後に執筆で頭角を現し、
寺とカフェを融合させたり、セミナーを開いたり
独自の活動を展開しています。
お互い独自性が強く、
方向性は必ずしも一致しないのですが、
仏教を一般の人にわかりやすく伝えようとしている、
という点では共通点があります。
それもあってか活動しているうちに知り合うことになり、
今回、コメントをもらってきたのです。
それを最後にプレゼントしますね。
さて本日は、あなたの輝く未来へ向かって
生きる意味に最短最速で近づく21のステップ、
第16のステップをお届けします。
この内容は、高度経済成長の時、ある大企業で
相当活躍され、今は引退なさった方に話をしたら、
長年会社で働いていても、そんなこと知らなかった
と愕然とされた方があった、重要な内容です。
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9月21日 ステップその16
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■自分鏡 人から見えてあなたに見えない7つの自惚れ
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▼私たちが自分の姿を見るときは鏡を使いますが、
心をうつす鏡には、以下の3種類があります。
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┌─┐┌─┐┌─┐
│仏││自││他│
└┬┘│分││人│
│ └┬┘└┬┘
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1他人という鏡
2自分という鏡
3仏という鏡
一体どれを使えばありのままの自分を
知ることができるのでしょうか。
今回は2番目の、自分という鏡について考えてみましょう。
これは、「自分の評価」です。
自分の良心で判断して、
あなたは自分のことを、
善人だと思っていますか?
悪人だと思っていますか?
ということです。
▼さてこれは、本当の自分のすがたを
うつしだしてくれるのでしょうか?
結論からいいますと、
この鏡も、正しい自分のすがたを見せてはくれません。
なぜかというと、
私たちの道徳的良心というものは、
必ず「欲目」というサングラスがかかっているからです。
赤いサングラスをかけると、すべて赤く見えます。
青いサングラスをかけると、すべて青く見えます。
「欲目」からは離れられませんので、
「欲目」を通して自分を反省しています。
そのために正しい本当の自分のすがたは
この鏡にはうつりません。
▼詳しく見ると、仏教で「七慢(しちまん)」といわれるものがあります。
仏教では、自惚れ心を「慢(まん)」といわれます。
自分をよいものと思い、もうとう自分を悪く見れない心です。
自惚れというのは、自分では気づきません。
ちょうど口臭のように、自分は慣れて
気づかなくなっています。
そして、身近な人も教えてくれません。
ただ黙って、人が離れていくのです。
そんな、人からはよく見えて、
自分ではまったく気づかない、
自惚れ心を、
仏教では七つに分けて
「七慢(しちまん)」といわれます。
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1慢(まん)
2過慢(かまん)
3慢過慢(まんかまん)
4我慢(がまん)
5増上慢(ぞうじょうまん)
6卑下慢(ひげまん)
7邪慢(じゃまん)
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の七つです。
▼1慢(まん)
「慢」は、自分よりも劣った相手を、
「情けないやつだ」
とばかにする心です。
テストで
自分は80点で、
相手は70点とすると、
「どうだ、おれの方が上だろう」
と相手を見下げる心です。
「そう思うのは当然じゃないの?」
と思うかも知れませんが、
相手を踏みつけている恐ろしい心なのです。
▼2過慢(かまん)
「過慢」とは、同じ程度の相手なのに、
「自分の方がすぐれている」
といばる心をいいます。
テストで同じ点数だったのに、
「おれ昨日風邪ひいちゃってさ〜」
とか言って、内心
「本当はオレの方が上なのだ」
と自惚れていないでしょうか。
▼3慢過慢(まんかまん)
「慢過慢」とは、間違いなく自分よりも相手がすぐれているのに、
素直にそうとは認められず
「オレの方が上なのだ」
と思う心をいいます。
相手が90点で
自分が80点だった時でも、
「あいつは高い金払って塾に通っているからだ、
条件が同じならオレの方が断然上だ」
と思ったり、
「あいつは勉強は少しはできるかも知れないが、
スポーツはまるでダメじゃないか。
その点オレは両方できるから」
と思います。
勉強もスポーツも負けた場合
「あいつは勉強もスポーツもできるかもしれないけど、
オレの方が性格いいから」
と思います。
勉強もスポーツも性格も負けた場合、
「あいつは勉強もスポーツも性格もいいかもしれないけど、完璧すぎる。
少しは欠点があった方が人間らしくて親しみやすいから」
などと、自分に有利な理由を色々見つけて
相手の上に立とうとする心です。
▼4我慢(がまん)
「我慢」とは、ここでは、忍耐することではありません。
自分の間違いに気づきながら、
むりやり自分の意見を押し通そうとする心をいいます。
『はっても黒豆』という諺があります。
床にある黒いものを指さして、
「虫だ」
「いや黒豆だ」
と二人が言い争っていたところ、
モゾモゾ動き出したので虫だとハッキリしました。
ところが黒豆だと言っていた男は
「はっても黒豆なんだぁー!」
と言い張ったそうですが、
こんなのを「我慢」といいます。
▼5増上慢(ぞうじょうまん)
「増上慢」とは、
さとりを開いてもいないのに、
さとったと自惚れている心です。
▼6卑下慢(ひげまん)
「卑下慢」とは、
「私ってバカだし。」
「全然わかってないから、教えてよ」
とか、いいながら、
「どうだ、こんなに謙虚な人はいないだろう」
とニンマリする心です。
▼7邪慢(じゃまん)
「邪慢」とは、とんでもないことを自慢する心です。
テストの点が悪いのに、
「見てよこれ〜、20点だって〜、笑える〜」
「私なんて1ケタとっちゃった〜」
点数悪いのに何でそんなにテンション高いの?
みたいに自慢しあいます。
通知表の1と2の数を競いあっている人もみかけるし。
他にもよく、
「私昨日3時間しか寝てな〜い」
「私なんか完徹しちゃった〜」
などと、睡眠時間の短いことも競い合ってます。
成績の悪い人が、その悪さかげんを自慢したり、
不摂生な人が睡眠時間の短さを自慢したりしてるって、
よく考えてみると、あきれてしまいますが、
いいことも悪いことも、
自分のことはみんな、いいようにしか思えないのです。
自分のこととなると
偉そうにしていても、
謙虚そうにしていても、
自惚れ心から離れ切れません。
結局、
------------------------
1慢(まん)
2過慢(かまん)
3慢過慢(まんかまん)
4我慢(がまん)
5増上慢(ぞうじょうまん)
6卑下慢(ひげまん)
7邪慢(じゃまん)
------------------------
この七つの自惚れ心から、私たちは絶対離れられないのです。
▼だから、この自分という鏡をいくら見ても
自分のすがたは、毛頭わかりません。
「自分を冷静に冷静に反省すれば、
自分のすがたわかるのではないか」と
みんな思っていますが、
どんなに冷静に、自分を反省してみても、
必ずそこには「欲目」が入っています。
本当の自分のすがたは自分では
決してわからないということです。
ですから、この鏡には、真実の自己はうつりません。
やっぱり化ける鏡だということです。
このように、心をうつす3種類の鏡のうち、
普通私たちが見ている、
1番目の他人という鏡も、
2番目の自分という鏡も、
ありのままの心の姿はうつさないのです。
▼そこで、最後に仏教に説かれる仏という鏡はどうでしょうか。
この鏡だけが、本当の私のすがたをうつしてせてくれる鏡です。
これを「法鏡」ともいいます。
明日はいよいよ「法鏡」についてお話しします。
お楽しみに!
∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞
■21ステップ 第16回 終了
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思えば今回のウェブ通信コースは、
構想自体は数年前からあったのですが、
ようやく何とか何とか立ち上がりました。
このライフスタイルに合わせて
自由に学べるウェブ通信コースは、
簡単にいえば、
「なぜ現代の日本の仏教は、葬式や法事ばかりで、
場合によってはものすごく高いお布施が必要なのに、
何が教えられているかはまったく分からないんだ?
本を読んでもよく分からない。
もっとまともな仏教本来の教えを学ぶ方法はないのか!?」
という人でも、
生きる意味が説き明かされた本物の仏教が学べる、
映像によるウェブ通信コースのことです。
せっかく生きる意味を知るために仏教を学ぶなら、
伝統的な本当の教えを学びましょう、
という提案に賛同する人が集う、
とても意識の高い集まりです。
すでに受講された方からは、
このような喜びの声を頂いています。
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通信コースを受講させてもらって生きる意味がはっきり分かり、
仏教のすごさが分かりました。
また諸行無常、生死一如という事を学び
死についての意識が変わりました。
親の大恩、因縁果の道理、相対の幸福、真実の自己、
通信コースで数えきれないほどの幸せを教えていただきました。
今までの自分のように悩んでいる人にも教えてあげられるくらいに、
もっと学んでいきたいです。
聞きがたい仏教を教えていただけた事に、
ご縁に感謝しています、本当にありがとうございました。
(30代 男性)
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通信コースを始める前と終った後では、心が全く変わりました。
生きていく上でこんなに重要な話はないと思います。
結果ばかりを焦らず、毎週コツコツと聞くことが
非常に大事だとおもいます。気が付けば通信コースも
あっという間に終わってしまいました。
しかし、自分の心には学んだ事がしっかり残っています。
この学びは生きています。 (30代 女性)
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長南先生、大変尊いご講義を賜りまして誠に有難うございました。
今回も大変素晴らしい深遠なるご講義に尽きない感謝で一杯です。
高貴の身でありながら、唯一の悩みでいらした無常(老・病・死)を
解決するため自ら難行苦行され仏覚を開かれましたお釈迦様。
慈悲の心で全ての人々が幸せに生きてゆけますように
大宇宙の真理を体得されました。
それは、老・病・死を超えた絶対に崩れ去ることのない真の幸福でした。
真実のものは永遠に変わらないということ。最も古くて最も新しいもの、
一切変わることもなく裏切られることも騙されることもない
安心安寧の世界であるということ。
常人が住む俗世は、快楽という相対の幸福を競い追い求める
苦しい世界ですので日々の仏教の聴聞が、どれほど救いであり
癒されることでしょうか。
2600年前という大変気の遠くなるような悠久の流れの中で
脈々と伝えられてきましたこの最高の思想に
今自分がご縁を頂いていることすら摩訶不思議でなりません。
お蔭様で迷路にほんのりと灯りが灯りました。
これからは安心して歩いてゆけます。
末筆ながら、先生に改めてお礼を申し上げます。
本当に有難うございました。 (50代 女性)
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私が話をするので、通信コースの受講者は
男性が多いのかと思ったら、
意外と男女比は1:1くらいでした。
また、私より年上の方もかなりおられ、
ご自分より年下の者から仏法を聞かれるわけですから
大変謙虚で立派な方々です。
おそらく仏教の尊さがわかっておられる
遠い過去世からの仏縁深い方なのだと思います。
▼このウェブ通信コースでは、
なぜ仏教が分かりやすく学べるのかといいますと、
仏教を長年しっかりと学び、深く理解した先生から
直接話を聞くハードルが、極端に下がるからです。
本来仏教は、一切経七千余巻といわれる
たくさんのお経があります。
内容も極めて高度なため、
一体何が教えられているのか知るには、
大変な努力が必要です。
そのため、歴史上、
インド、中国、日本の高僧方により、
何千年にもわたる研究と実践が
行われてきたのです。
その歴代の高僧方のご苦労により、
実は仏教にはすでに、
七千余巻の一切経の内容は、分類・整理され
体系化されています。
とはいえ、最初どこからどう学んでいいか
まったく分からないので、
どんな分野でもそうですが、
特に仏教を学びたい人は、
昔から仏教の先生(師僧)につくのが伝統的でした。
ところが、現在の日本では、
寺へ行っても葬式法事ばかりになってしまいました。
大学へ行っても文献学の影響で
前提からして間違っています。
その影響で仏教の本を読んでも99.9%間違い。
仏教の教えを学びたくても、
よけい分からなくなってしまうのです。
こうして仏教は日に日に衰退し続けているわけですが、
しかしこのまま、
すべての人が本当の幸せになれる希望の光を、
永遠に地球上から消滅させるわけには行きません。
それで、正しく分かりやすい仏教の体系を、
現代のウェブ技術を導入し、
2600年の仏教史上はじめて、
インターネット上でビデオを使った
通信講座にまとめたのです。
これで、寺に入門しなくても、
すでに体系化されている仏教の真髄を学べます。
だから、どんなライフスタイルの人でも、
世界のどこにいても、
毎週1回約30分、半年間で、仏教に教えられた
本当の生きる意味が分かりやすく学べるのです。
★今回、同じ大学の後輩で、
仏教をわかりやすく広める活動をしている
小池龍之介氏にも、現代社会における仏教について
コメントをもらいました。
簡単に聞けるように、
短く約3分にまとめてもらいましたので、
今すぐ聞いて見て下さい。
http://meaning.main.jp/modules/pico/index.php?content_id=64
ところが、何とか本当の仏教を明らかにしようとすると、
どうも既存の仏教界は、
あまりよく思わないようなのです。
それでも、本当の仏教を明らかにし、
あなたにも最もはやく本当の生きる意味を知って頂きたい
と思います。
ぜひ私たちで、本物の仏教の教えを聞き、
ご縁のある人にお伝えして行きましょう。
全ステップ終了まで、あと5回です。
1日5分、「人類の到達した最深の思想」
にふれることを習慣化してください。
宣伝広告よりも、内容に力を入れて行きますので、
もしお友達やご家族にもこのメルマガを紹介して頂ける場合は、
こちらのアドレスに空メールを送れば登録できます。
↓ ↓ ↓
add@all.buddhism.ne.jp
それではお体くれぐれも大切になさって下さいませ。
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┌──┐
│\/│
└──┘
発行:長南瑞生(中村僚)
生きる意味をすべての人へ
日本仏教アソシエーション株式会社
URL : http://japan-buddhism.co.jp
Email : support@all.buddhism.ne.jp
Youtube: https://www.youtube.com/user/RyoBuddhism
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