美月あきこ 大学卒業後、日系・外資系双方の国際線キャビンアテンダント(CA)として活躍。その経験をもとに現在は、人財育成コンサルタントとして、講演活動を展開する。
●このコーナーでは、美月さんに聞いてみたいビジネスマナーに関する疑問を大募集しています。受付はこちらから。 | | 先日、某IT系上場企業の29歳の社長にお目にかかりました。てっきりバイトの男の子かと思いました。きっと社長より年上の部下も多いことでしょう。
年齢が自分より上の部下は「上司が年下」ということだけでも、常に心理的なプレッシャーを感じています。そういう状況で「あなた」という呼び方をすると、年上の人は見下されたように思うかもしれません。「○○さん」というように名前か「○○主任」など、肩書で呼ぶのがよいでしょう。
また、若い上司から呼ばれて、みんなの前で叱責や指導されることに恐怖を感じている人もいます。ですから注意する場合は、場所を変えて切り出すのが得策。
基本的なスタンスは、人生経験の豊かさを「さすがですねぇ!」と評価しながらも、部下の仕事に軌道修正が必要な場合は、きちっと上司の意思を示すことです。大切なのは、相手の長所を早く発見し、それを言葉にして伝えること。すると相手もあなたに好意を覚え、緊張関係がほぐれていくでしょう。 |
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