2024年8月13日火曜日

働き方改革関連法施行から5年、現状の実態調査の結果は?

           
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2024年8月13日 VOL.5685
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二時だったですね

(続きは編集後記で)

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働き方改革関連法施行から5年、現状の実態調査の結果は?
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労働時間の短縮、柔軟な働き方の推進、そしてワークライフ
バランスの改善を図ることを目的とした「働き方改革関連法」
が施行されてから、あっという間に5年が経ちました。

今、働く人々の実態はどのようになっているのでしょうか。

今回のメルマガでは、日本労働組合総連合会が同法の定着状況
や効果に対する労働者の実感を把握するために行った『働き方
改革(労働時間関係)の定着状況に関する調査2024』の結果か
ら、「残業」に関する回答をいくつか抜粋してご紹介します。

日本労働組合総連合会
『働き方改革(労働時間関係)の定着状況に関する調査2024』
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20240719.pdf?7401
調査対象 :ネットエイジアリサーチ社のモニター会員を
      母集団とする15歳以上の正社員・正職員、
      契約社員・嘱託社員、派遣社員の形態で働く人
調査期間 :2024年5月30日〜6月3日
有効回答数:1,000サンプル

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Q.時間外労働(残業)の上限規制についてどの程度知っているか
  ・内容も含めて知っている    :37.3%
  ・内容について少し知っている  :31.6%
  ・聞いたことはあるがよく知らない:19.4%
  ・聞いたことも無い、知らない  :11.7%

Q.職場では労働時間(残業時間含む)が管理されているか
  ・管理されている :86.6%
  ・管理されていない:13.4%

 <業種別上位>
  管理されている
   1位…情報通信業   :94.4%
   2位…医療、福祉   :91.7%
   3位…運輸業、郵便業 :91.3%

  管理されていない
   1位…教育、学習支援業:23.8%
   2位…公務      :23.2%
   3位…卸売業、小売業 :20.0%

Q.平均的な残業時間は、1か月あたりどの程度か
  全体平均…17.7時間
  ・10時間未満      :50.4%
  ・10時間〜30時間未満  :30.5%
  ・30時間〜60時間未満  :16.0%
  ・60時間以上      : 3.1%

 <業種別上位>
  残業平均時間(短)
   1位…医療、福祉    :12.6時間
   2位…卸売業、小売業  :14.4時間
   3位…情報通信業    :17.2時間

  残業平均時間(長)
   1位…教育、学習支援業 :30.4時間
   2位…運輸業、郵便業  :23.5時間
   3位…建設業      :20.1時間

※本調査では、他にも様々な設問回答が掲載されていますので、
 ご興味がございましたら、ぜひご覧ください。
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調査に関するコメントでは、「労働者に対する労働時間ルール
の認知・浸透にはまだまだ課題が残る」とまとめられています。
言い換えれば、法律や制度が制定されたとしても、企業ごとの
職場の実態を踏まえて推進することが出来なければ成果は表れ
にくいという事なのかもしれません。


(中川コメント)
労働時間を適切に管理し、残業削減を目指す取り組みは、仕事
を円滑に進める環境を構築し、生産性を向上させることにもつ
ながります。しかし、そのためには会社全体の協力による意識
改革のもと、適切な制度設計、周知・運用が重要であり、一朝
一夕で実現できるものではありません。
コツコツと取り組むことです。
成果がでなくてもあきらめないことです。

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編集後記      
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二時だったですね

約束の時問を確かめようとして「二時だったですね」は、
よく使われている言い方ですが、
誤りです。
「です」をつけて丁率にいうなら二時でしたね」となります。

「だった」のような用言には「です」は直接つきません。
「の」を間に入れて「二時だったのですね」とすれば文法的に
は誤りではありませんが、「〜ますのですねj と同類の
言い方で好ましくありません。

そこで、「二時」に直接「です」をつけて、「二時でしたね」
とすれば正しい表現になります。

(間違いことばの本 講談社より)

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このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合が
あります。
むつかし法律条文や判例をわかりやすく説明するために正確な
表現をしていないことがあります。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを
申し添えます。

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