2017年1月1日日曜日

新年のご挨拶

迎春

昨年は大変お世話になり、どうもありがとうございました。

日本仏教学院の少し内容の濃いセミナーも始まり、

みなさんと尊い仏縁を結ばせていただき、

すばらしい一年となりました。


(しばらくしたら通信コース受講者限定ですが

 次回のご案内をしますので、しばしお待ち下さい)


ところで、今年の目標はもう立てましたか?

「一年の計は元旦にあり」

元旦というのは、1月1日の朝ですから、

今こそ今年の目標を定めるとき、

ということです。


目標というのは、立てると、理屈抜きで

本当に実現してしまうから驚きますよ。


私が高校のとき、成績は学年で100番くらいだったのですが、

上位5名くらいしか入れない大学を志望し始めたところ、

「それはムリ」とみんな笑ってました(笑)


確かに毎回模試ではE判定で、

冬くらいの最後の模試までE判定のままでした。


試験当日も初めて東京の満員の地下鉄に乗って、

(控えめな)私は目的地の駅で人を押し分けて降りることができず、

一駅乗り過ごして真っ青になりました。


それにもかかわらず、

最終的になぜか合格してしまいました。

どうしてでしょうね。

試験管の採点ミスかもしれませんが、

目標を立てるととにかく実現しちゃうんですね。


▼年末年始によくやっている赤穂浪士(忠臣蔵)の

大石内蔵助(おおいしくらのすけ)は、

------------------------------------------------------------

手を一つ 打つにつけても 討つという 

      かたきのことは忘れざりけり

------------------------------------------------------------

と言っています。


大石は、普通にやったら仇討ちは極めて難しいと見て、

最初、敵の油断を誘うために、

毎日のように遊郭で遊興三昧していました。

つまり酒を飲みながら、女性の方々と

楽しく遊んでいたということです。

「おーい酒もってこい」パンパン

と手を打ったり、

「足らんぞ足らんぞ、もっとぢゃ、もっとぢゃ」パンパン

と手を打ちます。


もちろんもうしらふではありません。

ぐでんぐでんに酔っぱらっています。


そんな遊郭で手を打っている時でも、

大石は、かたきを討つという目的を片時も忘れなかった、

ということです。

------------------------------------------------------------

手を一つ 打つにつけても 討つという 

      かたきのことは忘れざりけり

------------------------------------------------------------

この強烈な目的意識によって、

大石は、ついに1年数ヶ月後、吉良邸に討ち入り、

激闘の末、仇討ちを果たすのです。


▼このように、目標を立てると、

かなり難しいことでも、実現してしまうんですね。

ことわざでも、初心忘るべからずとか、

初志貫徹すれば、できないことは何もない

と言われます。


とりあえず目標は、立てておいたほうがいいですよ。

ちょっとくらい難しめでも、なぜか実現しますよ。

好きなだけたくさん目標を立てちゃってください。


さらに、紙に書くともっと実現します。

もう目標を立てた方は、ぜひ手帳でも

机の上にでも書いてみてくださいね。

年末に見たらほとんど実現してますよ。


てそして、その目標たちの中に、

必ず入れておいて欲しい目標が

1つあります。


それは、

「人生の目的達成」

です。


人生には、生まれてから死ぬまでに

これ一つ果たさなければならない

大切な目的があります。

これ一つ果たせば、人間に生まれてよかったと

大満足できる本当の生きる目的です。

仏教を聞けば、どんな人でも

その本当の人生の目的を達成できますから、

「人生の目的達成」も

今年の目標に入れておいてくださいね。


それでは、今年も悔いのないよう、

共に聞法精進させて頂きましょう。

本年も何とぞよろしくお願いいたします。

平成29年 元旦


----------------------------
┌──┐
│\/│
└──┘
発行:中村僚(長南瑞生)
生きる意味は仏教に学びなさい
日本仏教アソシエーション株式会社
URL : http://japan-buddhism.co.jp
Email : support@all.buddhism.ne.jp
Youtube: http://www.youtube.com/user/RyoBuddhism
----------------------------
Copyright (c) '16 - Ryo Nakamura All rights reserved.

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎生きる意味は仏教に学びなさい
のバックナンバーはこちら
http://archives.mag2.com/0001575646/index.html?l=hbp03fe602

◎生きる意味は仏教に学びなさい
の配信停止はこちら
http://www.mag2.com/m/0001575646.html?l=hbp03fe602

0 件のコメント:

コメントを投稿