こんにちは。長南です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
通信コースを公開2日にして
驚くことが色々起きています。
その中の1つに、
あるメルマガ読者の、浄土真宗の僧侶の方から、
一言で言うと
「あなたはちゃんとやる気あるんですか?」
というような質問状が送られてきたのです!!
……焦りました。
一体どうなってしまったのでしょうか!?
その前に、今日のテーマは、
「あなたなしには生きて行けない」
です。
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7月29日452号
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■あなたなしには生きて行けない
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昨日は、
お金や物、地位や名誉などの
「何かを手に入れること」が生きる目的になるか
考えました。
今回は、恋人や家族、子供や親や世のため人のため
といった、「他の人のため」というのは、
生きる目的になるか
考えてみましょう。
ただその前に、前回の、お金や物、地位や名誉など、
何かを手に入れることが生きる意味にならない理由について
もう1つ言い忘れました。
私たちは、色々なものを欲しくなります。
●お金が欲しいのであれば、
月にあと5万円欲しいとか、
あと10万円あればと思います。
では、それが手に入るとどうでしょうか。
一時的に嬉しいのですが、
すぐに当たり前になって、
さらにあと5万円欲しくなります。
●物であれば、
あの車が欲しい、
あの時計が欲しい、
あの靴が欲しい、
パソコンが欲しい、
家が欲しいと、
自分がまだ持っていない
ワンランク上の物が欲しくなります。
ところが手に入るとどうでしょうか。
あれほど欲しかったものが手に入ったのに、
すぐに次のものが欲しくなります。
●地位や名誉、業績でも、
成し遂げると、
すぐにそれが当たり前になります。
そして、それ以上の地位や名誉、
成果をあげなければならなくなります。
それどころか毎日、毎月、毎年の
仕事のノルマなら、
達成するとリセットされ、
また0からやり直しです。
「一体何の為にやっているんだ!?」
と、だいぶお疲れになっておられる方も
多いのではないでしょうか?
▼私たちの欲望には限りがないので、
これで心から満足ということはありません。
欲望にひきずられて、
どれだけお金や物を手に入れても、
仕事や自己実現で名誉をえても、
死ぬまで不満が解消されません。
天下をとり、将軍の地位につき、
江戸幕府300年の基礎を築いた
徳川家康でも
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人の一生は重荷を背負って遠き道をゆくがごとし
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と言っている通りです。
重荷とは、苦しみのことですから、
死ぬまで苦しみはなくならず、
はてしなく歩き続けなければならなかったと
言っています。
限りない欲望を満たしきることができず、
最期は、
「もっと生きてあれをやりたかった」
と、やりたかったことができなかった後悔の中、
一生を終わって行かなければなりません。
何かを手に入れたり、やったりすることは、
その時その時の生き甲斐や目標にはなっても、
「人間に生まれたのはこれ一つであった」
と大満足できる、
本当の生きる目的にはならないのです。
▼では、お金や物、名誉や地位など、
何かを手に入れることが
本当の生きる目的にならないとすれば、
恋人や家族、親や子供、友人などの
「他の人のため」というのは、
生きる意味になるのでしょうか?
(実はこれが今日の本題です)
よく、
「あなたなしでは生きて行けない」
と言っている人がたまにあります。
本当でしょうか?
ところがこう言っている人が、
実際には、「あなたなし」で生きて行けます。
色々な事情でやむをえず、
「あなたなし」になってしまうと、
そのときはとても悲しいですが、
しばらくすると、生きて行けてしまうのです。
そこが人間の強いところでもあります(笑)
心ころころ、
心は盆の上の卵のようにころころかわるから
「こころ」
というのだと言われます。
それだけ変わりやすいのが私たちの心なのです。
●また、もし本当に
あなたなしでは生きて行けないと思う、
大切な人であっても、
いつかは別れなければなりません。
「会うは別れのはじめ」と言われます。
この世は会者定離(えしゃじょうり)、
最後は必ず死んでゆかなければなりませんから、
別れのない出会いはないのです。
ついに別れねばならないときには、
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会者定離 ありとはかねて 聞きしかど
昨日今日とは 思わざりけり
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と苦しまなければなりません。
しかも、大切な人であればあるほど、
別れの苦しみは大きくなってしまいます。
やはり、恋人や家族、親や子供、
友人といった他の人は、
心のよりどころとはならないのです。
▼このように、お金や物、地位や名誉といっても、
恋人や家族、親や子供などの他の人といっても、
生きる目的にはなりません。
普通私たちが考えて思いつくものは、
一切、人間に生まれたのはこれ一つだったと
大満足できるような、
本当の生きる目的にはならないのです。
このメルマガを読んでいる方の場合は、
それにうすうす気づいておられるのだと思いますが、
それはまったくの正解です。
仏教でもそれらの趣味や生き甲斐、生きる手段は、
本当の生きる目的ではないと
教えられています。
では、本当の生きる目的は一体何なのか?
通信コースで詳しくお話ししますが、
それをお釈迦さまが教えられているので、
仏教は、お金やどんな宝石よりも
比較にならないほど光輝く尊い教えとして
今日まで伝えられているのです。
ぜひ「あなたなしでは生きて行けない」
大切な人と共に、本当の幸せになるところまで
仏教をお聞き頂きたいと思います。
通信コース再募集のご案内
https://buddhism.ne.jp/course/mag.php
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■編集後記
∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞
最初にも言いましたが、
通信コースを公開したところ、
メルマガ読者でもあった僧侶の方から
質問状が送られてきました。
これには焦りました。
ところが、名前も連絡先も書いてあったので、
現在の仏教界を変えたいと
まじめにお話したところ、
後から以下のような励ましのメールを頂きました。
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通信コース 誠に素晴らしい企画で 新たなる仏教の伝道で
あると確信いたし 心より敬服いたしております。
ご成功を衷心より念願申し上げます。
それでは 仏教の歴史に残る 新たなる画期的な伝道企画
通信コース頑張ってください。(ある浄土真宗の僧侶の方)
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やはり正々堂々と名のって来られる方は違いますね。
文章も格調高いです。
ご声援本当にありがとうございました。
それと、すでに受講されている方の感想を
今回も少しご紹介いたします。
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このように仏教を"楽しく"学べる時が来るとは
思ってもいませんでしたので、本当に素晴らしい機会に出会えた
と思います。半年後の自分の成長ぶりを感じれるのも楽しみになりました。
(M.Aさん)
とても分かりやすく、わたしにとっては納得のいくものでした。
はやく、絶対の幸福とは何かを知りたいという気持ちと、
その境地にたどり着くためにはどのようなことをするとよいかなどが
知りたくなりました。(K.Hさん)
いろはうたは古文の授業で丸暗記したけど、
まさかこんなに深い意味があるとは....
何十年目にして 青天の霹靂とはこのことか?(H.Mさん)
今まで色々な悩みがあった時の解決策として正しい答えを求めて色々な本を読みましたが、
本当の答えを得られませんでした。でもこの講座で本当の解決策を学ばせてもらい
人生観が変わりました。
ほとんどの悩み事はお陰さまで解消しました。(M.Tさん)
正直本当に生活が一変しました。
考え方や行動が変わるだけでこんなにも人は変われるのかなと思うくらいです。
まず変わったことは人に対して優しくなれたことです。
次に全ての事柄において感謝の気持ちが持てるようになりました。
これにより人間関係が円滑になり、結果として仕事も上向いてきました。
今後この教えを実行していけば、人生において躓くことはあるかもしれませんが、
負けることはないでしょう。(M.Mさん)
今まで自分の人生で起きたことが、自分のたねまきの結果だと知って、
自分の人生を少しは冷静にみることができるようになったと思います。
そして、人生の目的がはっきり分かって、生きやすくなりました。(N.Sさん)
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あなたも苦しみ悩みの根元を抜き、
本当の幸せの身になるところまで
本物の仏教をお聞き下さい。
通信コースの再募集は
普段ほとんど行っていません。
期限は明日30日(月)までで、
もうすぐ締め切りますので、
今すぐお申し込みください。
通信コース再募集のご案内
https://buddhism.ne.jp/course/mag.php
それではお体くれぐれも大切になさって下さいませ。
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発行:長南瑞生(中村僚)
生きる意味は仏教に学びなさい
日本仏教アソシエーション株式会社
URL : http://japan-buddhism.co.jp
Email : support@all.buddhism.ne.jp
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