3月10日に東京で、『10年後に後悔しない生き方セミナー』を開催します。
3月11日は東京で、24日は福岡で、4月7日は大阪で、22日は名古屋で、『コミュニケーシ
ョン編セミナー』を開催します。
これらのセミナーはどなたでも申し込みが出来ます。
お申し込み、お問い合わせは、 melma@bc.iij4u.or.jp までお願いします。
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願望実現に補助線を引こう
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┃ サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃
・・・━ 第2911号 ━ ・・・
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おはようございます、佐藤正遠（さとうしょ〜おん）です。
このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から9年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。
その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。
私がどんな人間なのか？はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。
http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/
成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ！という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。
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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。
ツイッターは2つのアカウントがあります。
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◆ 今日の前フリ ◆◇
ようやく右手の痛みが引いてきました。といってもまだ痛いんですが、痛みのレベルが日
に日に和らいでいることを知覚出来ます。この前フリもなんとかキーボードを打って書い
ていますから。
今回のケガはそれはそれで収穫がありました。というかフツーの人はこんな状況から収穫
を探そうとはしないんでしょうね。ひとつはもう1年以上前にやり始めた、左手でお箸を
持つというスキルですが、これがこの2週間で劇的に向上しました。やっぱり左手しか使
えない、となると真剣味が違うんでしょうね。こういう身体操作って甘えが抜けると上手
くなるんだなということを身を以て体験しました。
今は焼き魚も左手でむしれるようになりましたから。これは今まではつい、右手でやって
いたんですね。だから上達しなかったわけです。これはやっていて良かったと思います。
まさかお味噌汁をスプーンで飲むわけにいきませんからね。
もうひとつが、グーグルの音声入力機能をそこそこ使えるようになったことです。この2
週間で9回分のメールマガジンを書いたんですが、これは全部音声入力でやりました。そ
うすると音声入力特有のクセも分かって来ます。
この子は、「できる」、「お金」、「いい」という単語を、それぞれ「出来る」、「おカ
ネ」、「良い」とは変換しないんです。この表現を使った時には全て後で修正が必要です。
また読点、句読点も入れませんから、マイクを握りながら、キーボードを叩けるようにす
ることも必要です。変換は単語単位ではなくある程度長い文章を、流れるように話すと文
脈を読み取って、かなり精度の高い日本語に変換してくれることも分かりました。
ただしこうやって書いた文章は、語尾や「ですます」の統一など最後に全面的な修正が必
要です。もちろんここで、誤変換を見つけたり、ムダな空白（なぜか半角スペースが文章
の切れ間に入ることがあるんです）を削除したりという作業も必要です。
それでもトータルの時間は親指シフトで文章を打つ時と、ほぼ同じくらいですからローマ
字入力の人は音声入力の方が速いかも知れませんね。
今週末も大阪です。今回は読書会があるので、そろそろ原稿を書こうと思います。相変わ
らず大阪の読書会は人数が少ないので、レアにひっそりと開催しようと思います。まだア
ナウンスしていませんが、3月は福岡で読書会をやる予定です。前回は6名の参加だったの
でこちらも非常にレアな読書会になりそうです。
地方開催は人数の少なさと、それによる2次会の濃さがウリなんですよね。福岡は全国の
ほぼどこからでも飛行機が出ているはずなので、少ない人数で濃い内容のセミナーを楽し
みたい方は是非ご検討下さい。
本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2018/02/2911_0219.jpg
☆ 上達するとは微差が巨差だと知覚すること
上達のプロセスって、
▼ 最初は人に教えられながらやってみる
▼ そのうち、自分で手順書を見ながら出来るようになる
▼ 手順書を見なくても出来るようになる
▼ いつでも出来るようになる
▼ 昨日と今日との違いを知覚出来る
という感じなんですよ。特に職人系の技術って（スペシャリストと呼ばれる専門職も含み
ます）、最後のレベルで「どこまでを知覚出来るか」で腕の良し悪しが決まるんです。腕
の悪い人って、持っている物差しの最小目盛りが荒いんです。一番小さい単位が10センチ
だと、1センチも2センチも同じで、違いが無くなっちゃうわけですよ。
これが修行を重ねて、上達するに従って、目盛りが5センチ刻みになって、それが1センチ
刻みになる。あいつは腕が良いぞと評判になる頃には、少なくとも5ミリの違いが分かる
ようになっているんです。
これが名人だと、目盛りが1ミリなのは当たり前として、そんな物差しで測れないはずの
0.5ミリとか0.2ミリの違いを感覚で区別出来るようになるんです。指でスッと触っただけ
で、
● こっちの方が髪の毛1本分厚いな
なんで分かったりするんです。そしてその判断に間違いがないんです。
最後の職人 池波正太郎が愛した近藤文夫
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という本には、天ぷら油の温度を、油の表面を見ただけで完璧に当てる職人の話が出て来
るんですが、上達に伴ってそういう感覚が育つものなんでしょう。
そういう人にとっては、一般人には微差とか、違いが分からないという二つの物事の差を、
巨差に感じるわけです。
これはどの仕事でも同じですよ。
私は30年以上前に、マクドナルドでバイトをしたことがあるんですが、あそこのハンバー
ガーやポテト、フィレオフィッシュに至るまで、ひとつずつ全部味が違いますから。ハン
バーガーを5個作ったとしたら、5個全部どこかに違いがあるんです。特に肉の焼き方って
腕が作用しますから、入りたてのアルバイトと、3年の経験者とでは別物が出来ますし、
揚げ物はその日の油の状況によって全く違ったものになってしまうんです。
それが経験を積むうちに勝手に分かってしまう、知覚出来てしまうんです。
ということはここで、プロセスを逆にしたらどうなるんだろうか？という疑問が出て来ま
せんか？上達したから微差が分かるというのなら、微差が分かる訓練をしたら上達してし
まうんじゃないか？という仮定が成立しそうな気がしませんか？
実はこれって正しくて、最初から微差に着目して、いつでも昨日の自分との違い、他者と
の違い、名人との違いを意識して仕事をするだけで、いつの間にかその微差を理解出来る
ようになってしまうんです。というか、私はどこの職場でもそうやって自分のスキルを高
めましたから。
まずは自分よりも少し腕の良い人に注目して、その人との違い（成果物だけではなくて、
動作とか、準備とか、姿勢とかそういうもの全て）を洗い出すんです。その違いが成果物
の違いを生んでいるんですから。これをその自分よりもちょっとだけ腕の良い人と同じに
なるようにするんです。
これをひたすら繰り返すのです。
これが最短の上達法だと思いますよ。
思えば、このメールマガジンも、私と読者さんとで、仕事に対してどこにどのような違い
があるのかを解説することで成り立っているんですから。
これを繰り返していると、微差に気付けるようになりますから。それが上達したというこ
となんです。
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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
佐藤正遠（さとうしょ〜おん）
株式会社メディウム・コエリ
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