2023年5月11日木曜日

★物件の瑕疵は契約で縛れ!【 首都圏不動産インサイドニュース 】

「勝てる投資家」を目指して!
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 株式会社コン・パス 村上
 ☆首都圏不動産インサイドニュース
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村上です。

何年か前に、

「億り人」

という言葉が流行りました。

金融資産を1億円以上保有し、
投資の運用でさらに富を増やす

そんな成功者たちのことを、
億り人と呼ぶそうですが、
以前、日経新聞の調査において、

億り人でFIREを実現した人は、
調査全体の12%にとどまった

という記事を見ました。

FIREとは皆さんもご存じのように、
Financial Independence Retire Early
の略であり、

会社などの収入に依存せず、
経済的な自立を早期に確立する

というもの。

記事によると、
1億円の金融資産を保有しても、
実際にFIRE出来る人間は、
10人に1人程度という
調査結果が出たそうです。

確かに、1億円レベルの金融資産から、
得られる運用益程度で、
充実した生活が送れるのかというと、
そうじゃないと思います。

例えば、FIREを実現するために
必要な条件と言われている

生活費×25倍の資産を
年率4%で運用する

という、いわゆる4%ルールに、
1億円の金融資産を当てはめると、

年間400万円で生活する

という、厳しい現実が待っています。

田舎でのんびり畑でも耕しながら、
年間400万円の運用益で生活する
ぐらいのライフスタイルなら、
十分にやって行けるでしょうが、

東京23区で400万円の暮らし

を実現するとなれば、
相当に切り詰めないとダメですから、
優雅なリタイア生活など、
望みようがないですよね。

さらに、これからの時代は、
インフレが加速しますから、
ジリ貧になることは避けられません。

結局、億り人のレベルであっても、
資産を切り崩しながら生活するしか、
選択肢がないというわけです。

では、どの位の金融資産があれば、
まともな暮らしが出来るのか?
というと、個人的にはやはり

5億円以上は最低限必要

ではないかと考えています。

5億円を年利4%で運用すれば、
年間2千万円が得られますから、
都心でもそこそこの暮らしが、
実現出来るはずです。

巷では、FIREが盛んに
もてはやされていますが、
1億円程度じゃ全然ダメであって、

現実はそれほど甘くない

という事実が、今回の調査で改めて
浮き彫りになったと言えそうです。

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物件の瑕疵は契約で縛れ!
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さて、本題です。

以前のことですが、

*****

土壌汚染が疑われる更地を、
購入して数年保有したのち、
売却しようとした場合、
再調査や浄化作業を行う必要が
あるのでしょうか?

*****

というご質問がありました。

質問したAさんの話によると、
その土地には数年前まで、
クリーニング店が営業していた
ようで、仲介している元付業者から、

「土壌汚染の調査をした方がいい」

と言われたそうです。

今回は、時間と費用の都合で、
購入を諦めたそうですが、
物件購入前の時点で調査や、
浄化作業を行なった場合でも、

売却時に同様の再調査や、
作業をしなければならないのか?

という疑問を、
Aさんは抱いたようです。

今回はそんな、
土壌汚染の問題について、
解説してみたいと思います。

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