2023年5月15日月曜日

『兼業・副業に関する動向調査2022』が公表されました

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2023年5月15日 VOL.5590
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苦手を克服すれば、後になって楽になる

続きは編集後記で

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『兼業・副業に関する動向調査2022』が公表されました
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株式会社リクルートより、『兼業・副業に関する動向調査2022』
が公表されました。

本レポートは「兼業・副業」をテーマに、働く個人(正社員)
および企業の人事担当者を対象とした調査結果を、データ集
としてまとめたものです。

株式会社リクルート『兼業・副業に関する動向調査2022』
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230411_hr_03.pdf
調査対象:企業に勤める正社員の方
調査期間:2023年1月21日〜1月22日
有効回答数:企業人事担当者1,648名 個人2,072名

本記事では「企業人事担当者」に対する調査結果の要点を
抜粋し、以下にご紹介します。

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【1】従業員の兼業・副業を認める人事制度の状況

■従業員の兼業・副業を認める人事制度の有無
⇒「ある」と回答した割合は51.8%
 ※従業員規模別にみると、「300人未満」では40.8%

■兼業・副業の人事制度の効果 ※複数回答可
⇒1位:従業員の収入増につながった(43.3%)
 2位:従業員のモチベーションが向上した(42.8%)
 3位:従業員の定着率の向上、
    継続雇用につながった(38.2%)

■兼業・副業の人事制度の課題
⇒主に労働時間の管理に関する問題等が挙げられた。

■従業員が兼業・副業を行う際の条件やルールの有無/支援施策
⇒「ある」と回答した割合は76.8%

 従業員が兼業・副業を行う際の支援施策としては、副業・
 兼業先の契約内容の確認や、人事部や上司、産業医との
 面談等、上記課題の解決を図るようなものが挙げられた。


【2】兼業・副業で働く人の受け入れ・活用状況

■社外からの兼業・副業人材の受け入れ状況
⇒「受け入れている」と回答した割合は48.6%
  ※従業員規模別にみると、「300人未満」では46.1%

■兼業・副業人材を受け入れて感じる効果 ※複数回答可
⇒1位:人手不足を解消することができた(47.4%)
 2位:社内人材にはない知識やスキルを
    持った人材を確保することができた(46.8%)
 3位:イノベーションの創発や
    新事業開発につながった(37.5%)

■兼業・副業人材を受け入れて感じる課題
⇒「情報漏えい」「長時間労働・ 過重労働」
 「競業や利益相反」等のリスクが挙げられた。

■兼業・副業人材受け入れ時の規則・ルールの有無/内容
⇒「ある」と回答した割合は67.9%

 内容としては、「本業の勤務先から兼業・副業で
 働く許可を得ているかの確認」が最も多く、
 次いで「利益相反や競業関係にならないことの確認」
 「当人が労働時間や体調を管理することの確認」が多い。
=========================

本レポートで注目すべき点は、兼業・副業を認めることが、
従業員のモチベーションや定着率の向上につながり、
兼業・副業人材を受け入れることが、人手不足の解消や
優秀な人材を確保する手段になったという結果です。

近年、人手不足の深刻化を背景に、企業の人材獲得競争が
激化しています。「兼業・副業制度の有無/受け入れ状況」
について、本調査の中小企業回答者の中でも5割に近い企業
が「ある/受け入れている」と回答していることを踏まえ
ると、今後同制度は企業規模に関わらず、人材確保や離職
防止の可能性を高めるものとして、ますます重要性を帯び
てくるかもしれません。

また一定数の企業が、受け入れによってイノベーションの
創発や新事業開発につながったと実感しているように、
兼業・副業は従業員のみならず、企業に対しても様々な
メリットが期待できます。

上手く運用するためのポイントとしては、例えば本レポート
で示されたリスクや課題に対し、適切な対策を講じること
が挙げられます。厚生労働省のサイトでは、兼業・副業に
ついて、企業や働く方が現行の法令のもとで留意すべき点
をまとめたガイドライン等が公表されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html

労働時間の通算の考え方等も詳しく解説されております
ので、制度設計をご検討されている方は、こちらもぜひ
ご参照ください。

(中川コメント)
副業は許可制とするのがよいでしょう。

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編集後記      
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苦手を克服すれば、後になって楽になる

苦は楽の種、楽は苦の種と知るべし
水戸藩二代目藩主 歴史学者徳川光圀

この言葉は一般に「苦しいことに耐えて努力を続ければ、やが
て楽しみが訪れる。楽しみばかり浸っていて努力しないで
いると、結果は苦しむことになる」ということを解き明かして
いると言われています。

しかし光国は「苦」という言葉を「苦手」という言葉に置き
かえ家臣達に次のように述べたとも伝えられています。
「苦手なことを克服しようと努力すれば、後になって楽になる。
逆に、苦手なことをないがしろにして、楽することばかり考え
ていると、後になって大きなしっぺ返しを食らうことになる」

いくら企画力や発想力に優れ、プレゼンテーション能力や交渉
力に長けていたとしても、文章が下手で誤字脱字が多ければ、
相手に「内容が把握しづらい」「基礎知識が欠けている」
というマイナスの印象を与えてしまいます。

そして、仕事の大きな支障をきたすことになります。

つまり、文章書くのが苦手なばかりに、飛躍・発展のチャン
スまで逃してしまう可能性があるからです。

文章に限らず、「苦手」「不得意」と思ったら、今からでも
遅くないので、克服するように努めることが重要になって
きます。
苦手なことをほっておいて、後になって心をマイナスに
傾けるか。苦手なことを克服することで心をプラスに導く
か。
後者の方が望ましいのはいいまでもありません。

(もやもやした感情を整理する8つのコツ 植西聰 
水玉舎刊より)https://bit.ly/2FipPtQ


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