2021年10月7日木曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 パラリンピックについて思うこと。

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から13年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

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成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

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付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今年のノーベル賞の受賞者が発表されていますが、今年は物理学賞で、真鍋淑郎博士が受
賞したということで、日本のメディアは大騒ぎをしています。しかしこの方は、とっくの
昔にアメリカ国籍を取得していまして、つまり日本人の受賞ではないんですよ。

ところがNHKを始め全てのメディアは、「アメリカ国籍を取得した日本人の受賞」と報じ
ています。これは一聴した瞬間に「日本語として矛盾しているよ!」と突っ込まなきゃい
けません。アメリカ国籍を取得したのならもう日本人ではないのです。

ですからノーベル財団の発表でも氏の国籍をUSAと表示しているわけです。受賞の対象と
なった研究も、日本ではなくアメリカで行ったモノですから、ハッキリ言って日本は全く
関係ないんです。

これが青色ダイオードの中村博士のように、研究当時は日本人で、日本が舞台となって行
われたというのなら、まだ日本との関わりがあるので理解できるんですが、今回の真鍋博
士のケースでは名前だけが日本人っぽいってだけですから。

おまけに氏の略歴を見ると、日本での研究環境にガマンができずに日本を飛び出してアメ
リカに行ったと言っているんですから、どこにも日本としての手柄はないんです。むしろ
氏のような研究者を日本から追い出してしまったという負の歴史に注目して、反省すべき
事案なんだと思いますよ。

ですから日本人が受賞した、めでたいぞ!と浮かれている場合じゃなくて、氏を日本から
追い出すことになった真因を分析して、問題点を改善するということが関係者には求めら
れるんだと思います。


ずいぶん前から、研究者の間では日本では研究がやりづらくて、ドンドン国外に人材が流
出してしまうだろうとは言われていたんですが、それが着実に現実になっているわけです
ね。それを反省しなければ、同じようなケースはこれからも増えてくると思いますよ。

ま、私はノーベル賞にブランド価値を感じていないので、日本人が受賞しなくても何も問
題を感じませんけどね。受賞者数と経済や文化の発展とに、関係があるとは思えませんか
らね。あれだけ発展した中国でさえ未だに平和賞しか獲れていないんですから。ノーベル
賞とオリンピックのメダリストはブランドが実態以上に高くなっていると思います。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/09/3788_1007.jpg



☆ パラリンピックについて思うこと

もう10月なんですけど、本稿を書いているのが8月の終わりでして、パラリンピックがや
っているわけですよ。私はこのパラリンピックが好きではなくて、ハッキリ言ってあれは
障碍者に対する冒涜なんじゃないかとすら思っています。

健常者があの選手たちをどういう気持ちで見ているかというと、あんな身体になって可哀
想にという気持ちと、あんな障碍を持っているのに頑張っているわねという「憐れみ」の
感情があるんじゃないですかね。そこには本当の意味でのリスペクトは無いと思うんです。

例えば、走り幅跳びでスゴい記録を出した人がいるわけです。


「9月1日 8メートル62を超える」走り幅跳びレーム世界最高の証明を
https://bit.ly/2WAM2vU


彼は右脚の膝から下が無くて、その部分をカーボン製の義足で補っているわけですが、こ
の義足の反発力がスゴいので、桁違いの記録が出たんですね。2014年のドイツ選手権では、
健常者を破って優勝したわけです。ちなみに走り幅跳びの世界記録は8メートル95ですか
ら、どれだけスゴいのかが分かります。

ところが、義足を付けて健常者に勝ってしまうと、あれはズルいとか、テクニカルドーピ
ングだ(道具を使ったズルってことです)って言われたんですね。ズルいって言った人た
ちが、心の中で何を考えていたのかというと、身障者は健常者よりも劣った存在で、我々
が憐れむべき存在なんだから、その人たちが健常者に勝つのは許せないよねってことなん
だと思います。

身障者の枠の中で(それはつまり健常者に全く追い付けないレベルで)競技をする分には、
「障碍者なのに頑張っているね」って言えるけど、自分たちを脅かす存在になったら、
「頑張って健常者を抜いてください、応援します」とは言えないわけです。

それは彼らをリスペクトの対象とは見做さず、自分たちよりも下の存在だと考えているか
らですよ。彼らが対等な存在で、彼らが義足を付けて記録を更新するのが口惜しいと思う
のなら(口惜しいという感情は、対等な存在に対して抱くのです)、自分も膝から下を切
断して、同じように義足を付けて世界記録を目指してやるって言わなきゃおかしいんです。


例えばパラリンピックの競技のひとつに、ゴールボールというのがあります。


日本ゴールボール協会
http://www.jgba.jp/


これは選手たちがアイマスクを着けて、目が見えない状態にして音が鳴るボールを転がし
て、相手のゴールに入れるという競技なんですが、公平を期すために全員がアイマスクを
するんです。だったらこれは健常者でもできるでしょ。目が見える人が、アイマスクをし
て競技したら、視覚障害者と一緒にゲームができるわけですから、こんなのはパラリンピ
ックの種目ではなく、フツーのオリンピック種目にして、そこに選手として視覚障害者が
一般の選手として出場したら良いんです。これが本当のフェアネスだと思いますよ。でも
それはやらないわけ。


もっと言うと、ブラインドサッカー(目隠しをしてやるサッカー)も同じですよ。ロナウ
ドやメッシが目隠しをしてやったら良いんですよ。FIFAは国際サッカーのルールを変更し
て、選手は全員目隠しをしてプレーするってことにしたら、障碍者がプロになれるわけ。
こっちの方が有意義でしょ。彼らがロナウドを翻弄するプレーをしたらどうなるんですか
ね。

でもこんなのは健常者は認めないわけ。それは彼ら障碍者が自分たちの上に立つことを心
の中では認めたくないから。彼らは我々健常者が守ってあげなきゃいけない可哀想な存在
だ、と思いたいわけで、彼らが健常者をスポーツの分野でぶち抜いて雄叫びを挙げる姿は
見たくないんです。

本質的には目が見えるということは、ハンデをもらっているようなモノで、ノーマルな状
態が目隠しをしている状態だと考えることだって出来るはずですよ。だからこっちを主に
して、目を閉じたらプレーできない可哀想な半端者が目を開けてサッカーをしているのが、
今のサッカーなのだということにしたら、ブラインドサッカーの選手たちがスポーツ界の
主役になれるわけです。

プレミアリーグだろうが、セリエAだろうが、目隠しをしてサッカーをやらせたら視覚障
害者にボロ負けすると思いますよ。彼らは視覚以外の入力感覚を使って世界を見ています
から。目隠しをして走れますか?足が竦んで歩くことだってできませんよ。いくらボール
から音が出るっていっても、ボールのセンターにちゃんとキックして、狙ったところに飛
ばすことがどれだけ難しいか、ちょっと考えたら分かりますよね。フツーのサッカーをや
るのとは異なる能力が必要なんです。でもそのことに本当の意味でリスペクトをしないわ
けです。リスペクトでは無く、憐れみになるような構図にしているんですよ。


ずいぶん昔、セミナーで話しましたけど、江戸時代って按摩は視覚障害者しかやってはい
けなかった規制業界だったんです。その名残で今でも視覚障害者は鍼灸の勉強をすること
が多いんですが、あれは徳川家康が決めた福祉政策だったんですね。

で、夜に按摩の注文が入ると、支度をして提灯を持ってお客さんの家に向かうわけですよ。
それを見た近所の子供が、


  ● おっちゃん、目が見えないのになんで提灯を持っていくの?


って訊いたんですよ。そうしたら按摩が、


  ● 提灯を持たないと目明(健常者)がぶつかって来るからなぁ


って答えたそうです。彼らは提灯なんて無くても気配でどこに何があるか分かっているけ
ど、健常者は提灯の明かりが無いと、夜歩きができない不自由な身体だって言っているん
ですよ。ブラインドサッカーからはこれと同じ凄味を感じます。我々よりも優れた感覚を
持っているということは、ずいぶん前に紹介した


目の見えない人は世界をどう見ているのか
https://amzn.to/3BkuD9x


を読んだら分かると思うんですよ。

そういうリスペクトがパラリンピックからは感じられないんですよね。



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ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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