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願望実現に補助線を引こう
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┃ サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃
・・・━ 第2862号 ━ ・・・
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おはようございます、佐藤正遠（さとうしょ〜おん）です。
このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から9年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。
その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年にはキャリアアップ部門で一位と3年連続で受賞しました。
私がどんな人間なのか？はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。
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成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ！という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。
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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。
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◆ 今日の前フリ ◆◇
今日はこれから東京に向かいます。いつものように、月曜の夜までメールの返信は期待し
ないでください。フェイスブックメッセンジャーや、ツイッターでメンションして頂く方
が確実に繋がると思います。今はツールが多様化しているので、メールに頼る必要がなく
なってるんですよね。
昨日はアマゾンから新しいMS-Officeが届きました。といってもダウンロードするヤツな
ので、入っているのはプロダクトキーだけなんですけどね。今まで使っていたのは2007と
いうバージョンで、ほぼ10年選手なんですな。サラリーマン時代は数年に一度PCが入れ替
わって、それに伴ってOfficeも新しいバージョンになったのですが、自営業だといつまで
も古いままです。
私の使い方なら、別に新しくする必要なんてないんですけど、10年ぶりの気分転換のつも
りで買ってみたんです。そしたらUIがガラッと変わっていて、これに馴染むのにはかなり
の時間が必要だと感じました。基本的な設定は以前のモノを引き継ぐんですが、細かいと
ころは設定し直さなきゃならないんですな。これがどのメニューから辿れるのかを見つけ
るのに苦労しました。
昔はこういうのに慣れるのがかなり早い方だったんですけど、寄る年波には勝てません。
早い段階でこうなることを予測出来て、マネジメントになるべく舵を切ったのは正しい判
断だったと思います。今でもエンジニアめいた仕事をやっていたら、完全にお荷物社員で
クビになっていたはずですから。
その意味では適正って時間と共に変化するものなんですよね。そしてこれからの長寿社会
では、これが何度も起こるわけでして。新卒から身体にムリが効く40歳くらいまで。そこ
から60歳まではやれることも、やるべきことも変わるのが当たり前。今じゃここから定年
延長があって、退職後に何をするのかというのも、次の変化として考えなきゃならないわ
けです。そしてみんなが100歳近くまで生きると。そんな時代に将来どんなタイミングで、
どのステージに移行するのか、というデザインは早めに考えておかなきゃならないんでし
ょうね。
斯く言う私も、あと10年経ったら次のステージに移行したいと考えていて、その選択肢に
は海外で暮らすことや、もっと別な地域に移住すること、それがムリならば海外を放浪す
るとか、さらには全くやったことのない新規項目に手を出すなんてのも考えています。
なんたって100歳って50歳が折り返しってことですから。ホントにどんだけ長いんだって
話ですよ。そこを無為に流されるまま生きるのだけは、どうしても避けたいことなので、
先回りして準備をしようと考えているわけです。
本日の4コママンガへのリンク
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☆ 意図と同じくらい意志も大事
前回は行為に意図を込めるということをご説明したんですが、ものすごく頭が良くて、
ゴールに至るまでの設計図も上出来で、それなりのペースで進捗していたのに、ちょっと
した壁にぶつかっただけで挫折してしまう人もまた、一定の確率でいるんですね。
こういう人に欠けているのが、「意志」なんです。
前回は意志を精神論と説明してそこで終わってしまったんですが、これは実はもう少し深
くて、意図を考える前に済ませておかなきゃならない大事なマターなんです。
目標達成や願望実現には、「壁にぶつかる」という通過儀礼は欠かせません。これ無くし
て達成したモノ、到達したことに喜びや感動ってありませんから。ですから最初の段階で、
壁にぶつかっても挫けずにまた走り出せるという設計図を組み込んでおかなきゃならない
んです。ここで効いてくるのが意志なんです。
意志とは簡単にいうと、「なぜ自分はそれをやるのか」という理由に対する納得度の高さ
によって生まれる、行動のための燃料、ガソリンです。
いくら精緻で完璧な理屈でゴールまでの道筋を描いても、肝心のエンジンが止まっている
のでは車は前に進みません。そのエンジンにガソリンが入っていなければ動くわけがあり
ませんよね。それが意志であって、これはゴールに辿り着く最後の瞬間まで、切らしちゃ
いけないんです。
これを単なる精神論と考えると誤ります。ちゃんとここにも筋道が存在するのですよ。
意志を立ち上げるために考えなければならないことは（結局考えることから逃げることは
出来ないんですね）、
● 自分はなぜそれをやらなければならないのか？
なのです。もちろんここは「やりたい」でも良いんですよ。「やりたい」でエンジンを動
かすのなら、もしやれなかったらどれだけ悔しくなるのかという問いが必要です。これは
目標に対する執着心とか、感受性の強さとかに依って決まるので、こちらの方がコント
ロールはしにくいんですね。
やらねばならない、だとここには理由が存在し、理由があれば理屈が作れますから、こち
らの方がコントロールしやすいですし、理屈好き（意図は作れるけど、意志が弱い人はた
いてい理屈の方に偏っています）には向いています。
ここは例を出した方が分かりやすいので、私の実体験でご説明すると、30年くらい前にア
メリカに留学しようと考えたわけです。最初は「アメリカに行きたい」という「やりた
い」系の願望を立ち上げたんですね。この路線で願望を叶えるには、相当「やりたい」の
次元が高くないとならないんです。だってアメリカに行かなくても衣食住は困らないわけ
ですから。
ここでアメリカに行かなければならない「理由」をセット出来ると動機付けは非常に強く
なるんです。「やりたい」プラス「実現しなきゃ困る」がセットになるわけですから、途
中で諦めるという選択肢を取りにくくなるわけですね。
私にとってのその理由が、
● 高卒の私が人生をリセットするには英語が出来なきゃダメ
だったんですね。今考えたら、これは正しい論理構成になっていないんですが、当時の私
はそう思い込もうとしたわけです。
アルバイトを4つ始める前に、自分の中でこの理由を納得して、その想いを高めて、
（こういう理由があるのだから）
● このゴールを諦めるわけにはいかないのだ！
と腹に落としたんですね。
つまり諦めるイコール、これからの人生で敗者のまま、悲惨な人生を生きるという恐怖を
体験するということですから、簡単に諦めるわけにはいきませんよね。
つまり、「意志」とは諦めてはならない理由に対する納得の高さで、これが燃料になるん
です。
この意志と意図の両方を設計図に入れるから目標や願望が実現する（というか実現するま
で走り続けることになる）んです。
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ありがとうございました。
佐藤正遠（さとうしょ〜おん）
株式会社メディウム・コエリ
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