2021年12月2日木曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 価値の転換が起こっている。

九星気学セミナーを12月11日に東京で開催します。こちらも動画販売をします。

このセミナーは、過去バージョンアップ編を受講した人だけが受講可能な限定セミナーで
す。詳細は会員マイページからどうぞ。



基本編セミナー動画を販売します。こちらはどなたでも購入できます。




  ╋╋…‥・    ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋

           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3826号 ━ ・・・

  ━━━━━━━━━╋…‥・    ・・‥‥…━━╋━━━━━━


おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から13年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。
登録は以下のリンクからどうぞ。

https://line.me/R/ti/p/%40qcy6795q

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

◆ 今日の前フリ ◆◇

課題図書の推薦は締め切りました。これを元に本日優秀賞を決定し、明日発表します。そ
して今日から6回シリーズで、この課題図書の解説をします。読書会の代わりだと思って、
投稿した人は自分の思考との違いを深掘りしてみてください。


さて、12月に入って急に寒くなりました。ようやく降雪のニュースも耳にするようになり
ました。例年なら、雪なんて降らないでくれ〜というのですが、今年はスキーをしたいの
で、早く雪が降らないかとワクワクしています。

そういうわけで、今週末までに一度スキーブーツを履いて、足の感覚を取り戻そうかなと
思っています。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/11/3826_1202.jpg



☆ ニュータイプの時代

今回から何回かのシリーズで、山口周氏の『ニュータイプの時代』という本から私が感じ
たことを書いてみたいと思います。


山口 周 の ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式
https://amzn.to/3DnuRxG


この本は11月の課題図書にしたので、かなりの人が読んでいると思いたいのですが、未読
の人は今回のシリーズを読んでからでも良いので、手に取ってみて下さい。

この本はあまりにも多岐に亘ってこれからの時代について語っていて、全体をサラッと要
約することはできません。全部で8章に分かれていますが、それぞれの章で感じること、
考えることが次から次へと湧き出してきて、読みながら思考を整理することすら難しい本
でした。そのためすぐに再読をして、1章ずつじっくりとそこに書かれたことを咀嚼しな
がら感じたことをまとめたのが、今回のシリーズとなります。

各章についても全てを網羅しているわけではありません。私にとって「それは当然だよ
ね」と思えることについては、サラッと飛ばしたので、このシリーズで取り上げられてい
ることイコール、私にとって示唆に富んだことだと考えていただいて構いません。従いま
して、みなさんが刺さったところとは異なるところが多々あろうかと思います。

今回は第一章で書かれていることについて、私が感じたことを書こうと思います。ここで
は6つのメガトレンドが起こるのだと書かれていますが、私はこの中で「問題の稀少化と
正解のコモディティ化」が深く印象に残りました。

ビジネスとは問題の発見とその解決がセットになったモノなんですね。あなたが持つ○○
という問題(ペイン、課題)を我々は○○で解決します、とやるのがビジネスの王道なの
ですが、今までは「問題」がたくさんあって「解決」が少ないという時代だったんですね。
だから問題解決をすることに価値があって、それがビジネスになったわけです。ところが
現代という時代は、モノが溢れかえり、テクノロジーが進化することで、解決策を見つけ
ることがそれほど難しいことではなく、むしろ「解決策」の方がが「解決すべき問題」よ
りも多くなって来たというのです。

そこに加えて、不安定で、不確実で複雑で、曖昧な社会(頭文字をとってVUCAと呼んでい
ます)が組み合わさると、経験、予測、最適化という今までの時代では価値が高かった能
力が、ドンドン無価値になっていくというのです。

つまり今までは、問題を解決することに価値があったから、その問題を経験を使って予測
したり、解析したりして解を導くスキルがある人が高い報酬をもらっていたんですが、正
解がコモディティ化すると、経験があることがむしろ邪魔になるんです。

時代が複雑で曖昧で不安定になると予測をすることに意味がなくなり、最適化が通用する
時間が極端に短くなるため、最適化することが売り物にならなくなる、そんな時代がもう
ここまでやって来ているというのです。

ここから読み取れるのは、いわゆるエリートという人たちが得意とするようなことの価値
が減っていくということです。

そこでは混沌とした状況下で、何が問題なのか?を定義することができる人に光りが当た
り、情況の変化に応じて臨機応変に態度ややり方、場合によってはゴールさえも変化させ
られる人が価値を持つようになるんです。

会社という組織は、個人に比べて図体が大きいですから、小回りもしにくいわけです。私
は起業してからそれを痛感しています。私の会社には、私と家人しかいませんから、意思
決定がその場で、誰の反対に遭うこと無くできるんです。これが会社だと会議をしたり、
資料を作ったり、稟議をもらったり、根回しをしたり、という意味不明のプロセスを要求
されるのですが、これがゼロなのですから、時代の変化に合わせた臨機応変さという点で
は、大きな会社組織は不利になるんです。

その状態で、ゴールさえも変化させなければ生き残れないような時代が来たらどうなるの
かというと、会社の寿命そのものが極端に短くなるということです。これは既にそうなっ
ていまして、かつてはひとつのビジネスモデルの賞味期限が30年から40年と言われていた
んです。つまりひとつのやり方に習熟したら、それをずっと使うことでビジネスができた、
その世界で生きることができたということです。

それが2000年以降大きく変化しています。アメリカでは企業の平均寿命が60年だったもの
が、今では20年ほどになっているというデータがあります。つまり新陳代謝が激しいんで
すね。それはつまり、同じ商品、サービスを「この道一筋○○年」という考え方が通用し
なくなるということです。

これは「10年後に後悔しない生き方セミナー」でも解説した話ですが、富士フイルムとコ
ダックの違いなんですよ。前者はデジカメが現れた直後に、カメラのフイルムを作ってい
てもビジネスにならないと気付いて、自らがデジカメを作るようになって、業界をリード
しました。そしてデジカメがスマホに吸収されて販売台数が減ってきたら、今度は写真フ
ィルムの技術を応用して医薬品や化粧品の分野に参入したんですね。今ではなんで会社名
が富士フイルムなの?ってくらい大きく変化しています。


富士フイルムが構造転換を成功させた新規事業の取り組み方とは?
https://circu.co.jp/pro-sharing/mag/article/380/


対してフイルムメーカーの世界的巨人だったコダックは、デジカメは大したことが無いと
考えて何も手を打たず、その結果、デジカメの普及に合わせてあっという間に、市場から
消滅してしまいました。


これと同じような流れが、我々個人にも起こるということがこの章で書かれていることな
んです。平たくいえば、



良く分からないことがたくさん起こる時代なんだから、ひとつのことに決め打ちをせず、
身軽に色々なモノに手を出してみるという姿勢が大事だよ。過去の経験に拘泥せずに、
「正解」ではなく「問題」にフォーカスできるように、物事の全体を見る習慣を持つ人が
有利になるよ。


ということなんでしょう。

これって20世紀の常識的な「デキる人」とは全く違いますよね。つまり最も理解すべきは、
これからは「デキる人」、「優秀な人」の定義がガラッと変わりますよということなんで
す。


◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎
◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します
 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける
 などの行為は著作権違反です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
     
読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved.

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
サラリーマンで年収1000万円を目指せ
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆バックナンバーはこちらから
http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/
☆配信中止はこちら
http://www.mag2.com/m/0000258149.html

0 件のコメント:

コメントを投稿